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時間管理の秘訣 菅野直基

2021年11月26日10時48分 コラムニスト : 菅野直基
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牧師になったばかりの頃は、日曜日の礼拝の説教準備だけで頭がいっぱいでした。それに加えて、早天祈祷会や水曜礼拝、金曜賛美集会などの説教もあったので、いつも追うものがいないのに追われているような状態でした。

ありがたいことに、年月がたち慣れてくると、説教準備の時間は短縮され、かけがえのない恵まれる時間に変わりました。その分、路傍伝道をしたり、伝道チラシのポスティングをしたり、外部での説教奉仕などもできるようになりました。

昨年になって、新型コロナウイルスのパンデミックで自粛生活が始まり、教会はオンライン礼拝をするようになり、信徒の信仰の養いのために毎日一言メッセージを準備して送るようになりました。「一言メッセージ」と命名した理由は、ワンポイントで簡潔な説教をイメージしました。それなら毎日できるだろうと考えたのでスタートしました。

ところが短いメッセージというのは、ツイッターで短く中身のある投稿をするのが難しいように、実は簡単なことではないのです。もちろん、長い文章になれば長い分中身が必要になるので、長い文章も簡単なことではありません。どんな人でも「人の前に立ってお話ください」と頼まれたら、1、2度は話せますが、3度目からは話すネタがなくなってしまうものです。

知人のお坊さんは、「牧師先生というのは大変だね。毎週同じ会衆に違う説法(説教)をするなんて。僧侶は決まっている文章を読めば、袈裟(けさ)と精神状態を整えればいいから慣れれば楽な商売だよ」と言います。話していませんが、毎日「一言メッセージ」の準備をし、ブログを更新し、動画を更新していると知らせたら、「それは神業だね」と言ってもらえることでしょう。

案の定、自分の首を絞めてしまっています。準備の時間に加えて送信する人が増えてしまったので、いつも時間に追われていて、朝も夜も忙しいので送信や投稿が深夜になってしまうことが増えました。しかし、これは私だけの問題ではありません。人は誰でも、目の前にあるやるべき使命、仕事、課題に取り組んでいたら段々と忙しくなり、パンクしてしまうものです。

そこで必要となってくることは、いかに仕事を減らすかです。

1)まずはやるべき仕事を紙に書き出すことです。

2)次にスケジュール帳やカレンダーを見ます。いつまでにやらなければいけないかをチェックします。

3)その上で優先順位をつけます。

4)さらにもう一度、3でも祈りながら優先順位をつけますが、ここでは、神様に深く祈り問い掛けながら、あらためて優先順位を考え直します。

ここで大切なことは、緊急で重要なことを優先順位の上位に置くのではないのです。重要なことは緊急になる前に終わらせておかなくてはなりません。やるべきことは、緊急ではないやるべきことです。それをコツコツ忠実にやっていれば、急な冠婚葬祭が入ったり、急な来客が来ても対応可能になります。

そして、重要ではないこと、自分がやらなくてもよいことはカットしていくことです。そうすることで、時間に追われなくなるばかりか、自分の時間を楽しめるようになるのです。

時間は、神が万人に平等に与えられたものです。それをどう使うのか、神との関係の中で導かれていきたいものです。

◇

菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■ 新宿福興教会ホームページ(メッセージをくだされば、皆さんの近くの教会を紹介致します)
■ 菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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