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誰の目に向かって生きるのか? 菅野直基

2021年11月19日10時14分 コラムニスト : 菅野直基
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人は、誰かから認められ、愛され、喜ばれたいと願いながら生きているのではないでしょうか。それが本能だからです。

「主人から、その家のしもべたちを任されて、食事時には彼らに食事をきちんと与えるような忠実な賢いしもべとは、いったいだれでしょうか。主人が帰って来たときに、そのようにしているのを見られるしもべは幸いです。まことに、あなたがたに告げます。その主人は彼に自分の全財産を任せるようになります」(マタイ24:45~47)

「主人は彼に言った。『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ』」(マタイ25:21)

この聖句で書かれている「主人」とは、神様のことです。私たちは、神様の目に向かって生きるべきなのです。神様の目に向かって生きていれば、すべてがうまくいくようにできているのです。

イエス様の弟子のペテロは、「来なさい」と言われたイエス様を見ていたときにはガリラヤ湖の水の上を歩きました。しかし、風や波を見たら、途端に沈んでしまいました。彼は、その瞬間イエス様に助けを求めると、イエス様が手を伸ばして助けてくれました。

「イエスは『来なさい』と言われた。そこで、ペテロは舟から出て、水の上を歩いてイエスのほうに行った。ところが、風を見て、こわくなり、沈みかけたので叫び出し、『主よ。助けてください』と言った。そこで、イエスはすぐに手を伸ばして、彼をつかんで言われた。『信仰の薄い人だな。なぜ疑うのか』」(マタイ14:29~31)

しかし、神様を信じているクリスチャンでさえ、神様が目に見えないので、目に見える人間の目に向かって生きてしまうことがないでしょうか。人の目を意識し、人の目を気にすると、途端に平安を失い、表面的な生き方をし、ズルくなり、信念を失い、正しい生き方ができなくなり、沈んでしまいます。

その時、「イエス様助けてください」と祈ってください。

3年前に山口県で行方不明の2歳児を発見し、注目を集めるようになったスーパーボランティアの尾畠春夫さんは、自分の信念に忠実に生きているように思います。「かけた情けは水に流せ、受けた恩は石に刻め」を座右の銘として、飲食を含め、被災地に負担をかけないボランティアを心掛けているそうです。

尾畠春夫さんの生き方が称えられて「このように生きるべきだ」と言われたら、少し違う気がします。自分の信念に恥じないように、信念に忠実に生きた結果の生き方なのですから。

人の目を意識すると、簡単に自分の信念を曲げてしまって、人から評価され、人から喜ばれ、人から良く思われる生き方をしてしまいやすいものです。神様の目を意識し、この方との関係の中で、自分に与えられた使命を果たし続けていきたいものです。

そう生きられたら本当に楽です。その結果として、人からどう評価されるかは神様に委ねたいものです。大切なことは、人からどう評価されるかを意識して信念を曲げないことです。そして、神様から認められ、喜ばれる生き方に徹することです。

今日も、神様のまなざしを意識し、神様に向かって生きていきたいですね。

◇

菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■ 新宿福興教会ホームページ(メッセージをくだされば、皆さんの近くの教会を紹介致します)
■ 菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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