論説・コラム
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新・景教のたどった道(15)マニ教と景教 川口一彦
当時のペルシアから、中央アジアや中国国内に入り込んで社会に認められ、自分たちの名を上げて世界宗教になるよう企てた異端カルト集団にマニ(漢訳で摩尼、摩尼光佛)教があります。
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コヘレト書を読む(28)「人災」―災難〔人災と天災〕その1― 臼田宣弘
災難には一般に「人災と天災」があるわけでして、コヘレトがそこまで考えていたかどうかは分かりませんが、読者としてはこの2つを分別して読み取っていくと分かりやすいのではないかと思います。
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七週の祭りとルツ記(5)休まれない主 山崎純二
さて今までは、ボアズが、ルツとナオミの買い戻しの権利のある者であるという話をしました。買い戻しの権利と訳されている言葉はヘブル語で「ゴエル」と言い、近親者の危機を救い贖(あがな)う者として律法によって定められていました。
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百人一読シーズン2―偉人と聖書の出会いから―(19)新島八重 篠原元
男性の皆さん、女性の皆さん、2019年の夏をいかがお過ごしですか? 子どもたちは、夏休みでしょう。でも、大人には関係ありませんね。ただし、来月になるとある程度の休みを大人も取れるはずですね?
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闇から光へ~的外れからの解放~(90)Xへの手紙 佐伯玲子
今回は、内容証明書に記載できなかった詳細(文字制限のため)を書き記し、別送した手紙をご紹介させていただきます。同様の問題で悩まれていらっしゃる方々のご参考になれば幸いです。
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人生の病・痛みと向き合ってくださる主 万代栄嗣
最近京都で起こった放火のニュースに、心を痛めています。人への恨みから火をつけて、34名の方が犠牲になるって、あまりにも理不尽です。でも今の時代、ストレスや行き詰まりの中で自分の気持ちだけで頑張ろうとしても、自分を助けることはできません。
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牧師の小窓(177)映画「教誨師」を観て<下> 福江等
非常に頭はいいが人の話を受け付けない高宮という青年が処刑される場に、教誨師佐伯が立ち会いました。刑務官がカーテンをさっと開けると、そこには天上から絞首刑のための丸いロープが垂れさがっていました。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(75)今後、教会の存続は可能か? 広田信也
私がトヨタ自動車に入社した1980年、世界全体の車両販売台数は、年間3500万台程度だった。それから38年が経過した昨年、世界の車両販売台数は9700万台程度となり、全世界の自動車保有台数は、実に13億台を超えた。
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なにゆえキリストの道なのか(205)聖書は人間が書いたのに、なぜ神の言葉だと言うのか? 正木弥
聖書を物理的に人間の言語で書いたのは人間です。しかし、その内容は神の考え・思想・知恵・教えであり、語り掛けであるということです。それを、神はある特定の人に霊感で示し、的確に書かせ、編集もするよう仕向けたということです。
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主は生きておられる(108)小さな望み 平林けい子
それぞれの痛みを経て同室の友となった。退院間近のある日、楽しんだ。「退院したら一番に食べたいものは何?」。「お寿司」。「辛子明太子」。「私もお寿司」。「退院したら一番にしたいことは何?」。「美容院へいくこと」。「もちろん私も美容院」
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真実の声に耳を傾けよ 穂森幸一(136)
私たちの周りにはさまざまな通信手段があり、SNSやブログなどにより瞬時に地球の反対側の人々ともつながることのできる便利な世の中です。欲しい書籍があれば、通販ですぐに取り寄せることができます。テレビやラジオも一日中情報を発信し続けています。
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教会の成長拡大に貢献する人財の育成(15)宣教事業(ミニストリー)を成功に導くには ジョシュア佐佐木
宣教事業(ミニストリー)の成功を体験することはとても重要なことです。教会に与えられたヴィジョンに向けての一つ一つの目標をクリアして成功していくことは、ミニストリーに関わる人々のモチベーションや考え方にとても良い影響を与えます。
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日本宣教論(96)無教会主義型 後藤牧人
無教会主義は、日本に特有の現象である。これは内村鑑三という旧制一高の教師、のちに独立伝道者となった偉人によって創始された。この教派は、教会としての組織を否定し、教職者制を否定し、原則として建物や不動産を所有せず、集会は聖書研究を中心とする。
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牧師の小窓(176)映画「教誨師」を観て<中> 福江等
彼らの心に寄り添い聖書のみことばを通して彼らの心になんとか平安をもたらしたいという佐伯ではあったが、彼らと面会を繰り返していくうちに、次第に自分のしていることは一体なんだろうと疑問を持つようになっていきます。
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本物の神の家 万代栄嗣
今日の聖書箇所は、パウロがテモテに対し、教会においてどのように行動すべきかを示し、励ましの手紙を書いています。本物の神の家とは何か、2つのポイントを押さえておきたいと思います。
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ナッシュビルからの愛に触れられて(34)3回目の来日は台風襲来で大混乱! 青木保憲
クライストチャーチとの交わりが2011年3月から突然始まり、3回目の来日となった2013年。私たちは彼らを迎えるに当たって、多くの関連教会や企業との連携を図ることとなった。
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なにゆえキリストの道なのか(204)聖書が作り話でなく真実の書だとどうして分かるのか? 正木弥
第一に、一般の歴史的記録と符合することです。ほんの一例にすぎません。BC853年のカルカルの戦いは楔形文字で記録されていますが、聖書列王記で出てくるアハブ王の活動と合致します。
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恐れるな! 佐々木満男
「とても怖いんです、どうか助けてください!」。このところ恐怖心に苛まれている方からの依頼が増えている。「なにがそんなに怖いんですか?」。「ずっと警察に追われているんです」。「なぜ警察に追われているのですか?」
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主は生きておられる(107)見舞われて 平林けい子
あまりにひどい痛みのため、お見舞いを辞退した。それでもたくさんの友が訪ねてくださった。大切な時間を私のためにと思うと、感謝でいっぱいになった。痛くてしかめっつらのとき、思わずにぎりしめた友の手のあたたかかったこと。
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コヘレト書を読む(27)「愚かさ」―知恵を危機に導くもの― 臼田宣弘
ここではまず、愚かさの存在が示されています。前回は、町を救った賢人の事例から、「尽くしきった知恵を、わずかな愚かさが駄目にしてしまうこともある」ということをお伝えしましたが、そこで示された「愚かさ」を、ここで説明していると思えます。
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