論説・コラム
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3日間だけでも目が見えたら 佐々木満男
「目が見えない、耳が聞こえない、口が話せない」。生涯にわたって三重苦を負いつつ生き抜いたヘレン・ケラー。「3日間だけでも目が見えたら」というエッセイには、要約すると、次のように彼女の心からの願いが書かれている。
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主は生きておられる(119)秋 平林けい子
やっと秋が来た。例年にないあの猛暑の後、秋の到来を待ち構えていた。ミカン、柿、くり、食欲の秋。それにも増して霊の食欲の秋。昼間もしのぎよい、夜長はもっとしのぎよい。信仰書を読むベストタイム。
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新・景教のたどった道(19)唐代景教最初の宣教師、大秦国の阿羅本について 川口一彦
阿羅本は大秦國の人で読みは不明。アラホン、アラベン、アブラハム、アルワーン、アロペン、ラバンなどの読みがあります。ペルシアからシルクロードで入唐した景教徒初代宣教師。生没年は不詳。
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教会の成長拡大に貢献する人財の育成(20)信仰による前進 ジョシュア佐佐木
信仰は、現在は物理的には影も形もない思いや考えを、物理的な実体や現象としての事実に転換するための原動力です。祈り求めるものは、すでに得たと信じること。今は見えていないものを、見ずに信じ切ることが肝要なのです。
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京大式・聖書ギリシャ語入門(15)「あなたがた偽善者に災いあれ」―第3変化名詞の曲用(2)と約音動詞(2)―
皆さん、こんにちは。京大式・聖書ギリシャ入門を担当させていただいております、宮川創、福田耕佑です。今講座からしばらく中断していた聖書本文の解説に戻りたいと思います。
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闇から光へ~的外れからの解放~(95)オンエア後の反響 佐伯玲子
TBS人気番組「爆報! THEフライデー」、番組MC「爆笑問題」の同期芸人!というだけで出演依頼を頂き、“新興宗教に洗脳され、解放されたエピソード”で大きく取り上げられたのは、まさに神様の奇跡でした。
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小さき者たちよ、恐れてはならない! 万代栄嗣
ビル・ウィルソン先生と協力しながら、私たちはメトロ・ワールド・チャイルド・ジャパンとして、ニューヨーク、フィリピン、ケニアの子どもたちに支援をしています。今回私が行ったケニアは、日本からの支援を受ける子どもが200人を超えました。
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牧師の小窓(187)修道士トーマス・マートン師の祈り 福江等
主なる神様、私には自分の将来が分かりません。これからどのような道があるのか分かりません。またどこへ着くことになるのかも分かりません。私は自分のことさえ実のところ分かっていません。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(80)地球温暖化に人類は立ち向かえるか? 広田信也
先月の23日、米国ニューヨークにおいて気候行動サミットが開かれた。その中で、スウェーデンのグレタ・トゥンベリさん(16歳)が、温暖化ガス排出抑制に消極的な各国指導者に対し、激しい怒りを表して演説し、各方面からさまざまな反響があった。
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なにゆえキリストの道なのか(215)旧約聖書は平和の書といえない? 正木弥
勧めの多くは、イスラエルがエジプトから出て荒野の40年を過ごし、東からカナンの地へ入ろうとするときに神からあったことです。その地が道徳的にあまりに汚れていたため、神の民イスラエルがその悪い影響を受けることのないように言われたようです。
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主は生きておられる(118)みかん 平林けい子
マーケットで見た。もう、みかんが並んでいた。子どもの頃、秋の運動会ではじめてすっぱいみかんを食べた。ある日、牧師が言われた。「神様は、みかんの皮をむいたとき、ジュースと実がこぼれないように一袋ずつに入れて造ってくださったのですね」
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人生の式典 穂森幸一(141)
イスラム教徒の青年が、日本の神社を訪ねたことがありました。彼はその宗教施設に足を踏み入れたとき、とても不思議な感覚に襲われました。そこは木々に囲まれたとても静かな環境でした。
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パウロとフィレモンとオネシモ(2)「フィレモン書の宛先」―フィレモンの家の教会とは何か― 臼田宣弘
このコラムは、フィレモン書を起点にして書いていくものです。ですから、何はともあれ、フィレモン書を読んでみたいと思いますが、その前に、この手紙は「いつ、どこで、誰が書いたか」ということを知っておく必要はありましょう。
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太平洋の橋―新渡戸稲造の生涯(3)青年よ、大志を抱け!
1877(明治10)年。稲造は札幌農学校に第二期生として入学した。ここでは寮費、食費、生活費などがまかなえる官費(月16円)をもらえたので、養父の太田時敏の負担は大いに軽減されることになった。
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月桃通信(14)ゴスペルはフェンスを越えて 石原艶子
ゴスペルの歌声が闇を動かし、若者たちの魂に届き、闇を打ち破る行動が生れることを祈りたい。私は生かされて、許される日の限り、ゴスペルを歌い続けたいと思う。毎月曜、夕日が沈むころ、車の騒音の中にも確かにゴスペルの歌声は力強く聞こえている。
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日本宣教論(101)フラー流の手法 後藤牧人
インディアンは、無文字社会である。研究者は伝説や通過儀礼、生活習慣などを観察して分析するのである。ルース・ベネディクトは無文字社会のこの研究の手法を使って、戦時中に日本兵捕虜を通訳を使って尋問して、その結果をまとめた。
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百人一読シーズン2―偉人と聖書の出会いから―(22)ウィンストン・チャーチル 篠原元
2019年も残り3カ月。いかが、お過ごしですか?はい、質問します。皆さんは、ワインと乃木坂46が好きですか?「ワインは分かるけど、乃木坂46って何。どっかの住所?」って方! 乃木坂46っていうのは、女性のアイドルグループなんですよ。
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牧師の小窓(186)マザー・テレサの祈り 福江等
主イエス様、どうか私を助け出してください。愛されたいという欲求から。ほめ称えられたいという欲求から。評価されたいという欲求から。称賛されたいという欲求から。好かれたいという欲求から。頼られたいという欲求から。認められたいという欲求から。
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なにゆえキリストの道なのか(214)旧約聖書はキリスト以前の経典だから“いらない”? 正木弥
旧約聖書はそもそもの土台です。天地の初め・人間の初め・罪の初め・民族のはじめ・国の初め、そしてさまざまな失敗、堕落と回復が書かれています。その上に新約聖書があるのです。旧約聖書と新約聖書は有機的に結びついています。
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いつも平安を持つ秘訣 佐々木満男
弁護士としてさまざまな問題に取り組んでいると、いつも心の平安を持つことの大切さを痛感する。適度な不安は、問題の存在を察知し力を尽くしてこれを解決するためには、必要なストレスかもしれない。その場合には、平安はすぐに回復する。
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