信仰は、現在は物理的には影も形もない思いや考えを、物理的な実体や現象としての事実に転換するための原動力です。祈り求めるものは、すでに得たと信じること。今は見えていないものを、見ずに信じ切ることが肝要なのです。
宣教事業(ミニストリー)や自身の人生において、数々の試練や問題が目の前に立ちはだかることは当たり前のことです。そんな時に、うまくいかないことを社会のせいにしたり、周りの人々のせいにしたりします。
あの人がシッカリと仕事をしないから問題が起こったのだ、とか。彼がリーダーに従わないからチームが分裂したのだ、とか。学校の先生が教えてくれなかったからできなかったのだ、とか。ありとあらゆる自分以外の原因を探し出して文句を言いたくなるものです。
そんな時は落ち着いて、我らの主イエス・キリストのパワーを再確認しましょう。私たち人間の力では到底、打ち破ることのできない大きな山のような試練や問題も、主の力を信じるならばブレークスルーすることができるのです。
ポイントは、その信仰を持つか否かです。
実は、目の前に巨大な試練や問題が立ちはだかったときこそチャンスなのです。正面から堂々と立ち向かい、信仰によって解決していくことは、私たちクリスチャンの成長にとってなくてはならないことです。ブレークスルーを体験するたびに、私たちの信仰はさらに強められ、クリスチャンとして成長していくのです。
宣教事業(ミニストリー)において信仰を育む心構え 七カ条
第一条 主から与えられた使命と明確なヴィジョンは、必ず実現するので、どんなことがあっても忍耐強くそれを追求する。
第二条 祈り求めるならば必ず与えられるので、毎日決めた時間に祈る。少なくとも30分は必要。
第三条 聖霊のパワーを知っているので、いつも心にお迎えし、聖霊充満で宣教事業(ミニストリー)に臨む。
第四条 主から与えられた使命とヴィジョンを文章化し、それが実現するまで決して諦めない覚悟を決める。
第五条 日々の生活において、何よりもまず神の国と神の義を求める。
第六条 人にしてほしいと思うことを、まず周りの人々におこなう。
第七条 憎しみや嫉妬、利己心などを心から排除し、自分を愛するように周りの人々を愛する。
以上を実践しつつ、巨大な試練や問題を乗り越えていくときに、神様への信頼が増し加わり、クリスチャンとして大きな成長を遂げることができます。
困ったときにこそ「信仰」あるのみ!! イエス・キリストの名により果敢に攻めていきましょう。
ハレルヤ!!!!
金銀はわたしには無い。しかし、わたしにあるものをあげよう。ナザレ人イエス・キリストの名によって歩きなさい。(使徒行伝3章6節より)
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