論説・コラム
-
コロナ禍に見る福音派の対応(3)歴史的に見る「国家と教会の相克」―米国建国から現代―
「新型コロナウイルスの話だと言っていたのに、いつの間にかキリスト教史にすり替わってる?」という声が聞こえてきそうだが、安心してもらいたい。最後はちゃんと「コロナ禍に見る福音派の対応」に着地するはず(と願いたい)。
-
世界の仲保者 穂森幸一(157)
多くの歴史書はそのまま文字通りに受け取れないケースが多いといわれます。それは時の権力者によって都合のいいように書き換えられ、削除されることがあるからだそうです。他の歴史書との比較や考古学的見地から検証されることもあります。
-
人のピンチは神のチャンス 佐々木満男
中国の武漢から始まり世界中を震撼とさせている新型コロナウイルスの猛威は依然として続いている。そんな中で、多くの人たちは恐れと不安におののき、将来の生活に希望を失っている。
-
ナッシュビルからの愛に触れられて(姉妹編)チャリティ・ロックハート(3) 青木保憲
2013年以来、毎年日本に来られ、京都祇園のクラブでの仕事の傍ら、日曜日は常にどこにでも駆けつけてくれ、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれたチャリティ・ロックハートさん。
-
主は生きておられる(150)チューリップに励まされて 平林けい子
数十年前、悩みと疲れの中、自転車をこいでいた。入院中の夫を見舞うため。ふと気が付いた。狭い畑に赤や黄色のチューリップ。ひしめき合うように咲いていた。一本一本が言った。「暗い土の中で長い間、じっと待っていた。やっと今、咲いた」
-
コロナ禍に見る福音派の対応(2)歴史的に見る「国家と教会の相克」―初代教会から宗教改革―
新型コロナウイルスをめぐる状況も、見方によっては「国家と教会の相克(そうこく)」という古くて新しい「キリスト教の歴史」のワンピースと捉えることもできる。では、順を追って見ていこう。
-
コロナ禍に見る福音派の対応(1)「福音派は無神経」という声に回答する
米国の福音派の動向について、国を挙げて新型コロナウイルスに立ち向かうべきなのに、それに反対、もしくはまったく意に介さず礼拝堂に集まり続けている、という記事がシェアされているのを目にする。またそれに対する非難のコメントも散見できる。
-
人生で一番大切なもの 安食弘幸
ある国の政治討論会で議論が白熱し、興奮した野党の女性党首が首相に対して言いました。「あんたみたいなわからず屋が私の夫なら、コーヒーに毒を入れてとっくに殺してしまっているわよ!」
-
試練の中でも学ぶべき事柄 万代栄嗣
自然界は新緑が目にまぶしく、神様からの命にあふれています。一方、世の中は毎日コロナウイルスの話題でいっぱいです。私たちの日常生活にも、さまざまな影響が出ています。人生を歩んでいく上で多少の苦しいこと、つらいことはあります。
-
新・景教のたどった道(31)唐代の中国洛陽で発見されたソグド人景教徒の経幢 川口一彦
1976年ごろに中国洛陽市洛龍区李楼郷斉村で発見された景教徒の経幢(きょうどう)には、ソグド人の名前が出ています。八角柱の大きさは、高さ60センチから85センチ、直径は約40センチ、一面の幅は14センチから16センチ。
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(94)神様の備える「隣人愛」 広田信也
「善き隣人バンク」は、聖書の「善きサマリヤ人のたとえ話」に示されるサマリヤ人をモデルとしています。以下に聖書箇所を示します。ここで登場する半殺しにされた人はユダヤ人です。
-
主は生きておられる(149)衣替え 平林けい子
衣替えの季節、厚いセーターを脱いだ。さあ、何を着ようか。薄手のブラウスが良いか、やっぱりこの方にしようか。風に心地よいこの生地が、気持ちが良い。体を覆う衣服、季節によって衣服を替えられる。心を覆う衣服はあるか。
-
(み使いダニエル)タイジのものがたり 星野ひかり
タイジは底知れぬ闇の中に浮かんでいることに気が付きました。不思議です。闇の中だというのに、何も怖くありません。タイジは目を閉じていましたが、自分が闇の中にうずくまっていることに気付いていました。
-
パウロとフィレモンとオネシモ(15)「コロサイ書・エフェソ書」―誰が書いたのか(1)― 臼田宣弘
「パウロ以後の初代教会において、パウロ、フィレモン、オネシモという師弟関係の系譜が、どのような役割を果たしていたのか」の目的を持って書いている本コラムにおける最大の問いは、「コロサイ書とエフェソ書は誰が書いたのか」ということです。
-
鉄鋼王アンドリュー・カーネギーの生涯(7)鉄橋にかける夢
故郷ダムファームリンで静養し、すっかり健康を回復したアンドリューは再び米国に帰ってきた。南北戦争は町に深い傷跡を残していた。早速鉄道を見回った彼は、ペンシルバニア鉄道の重要な橋の一つが焼け落ち、8日間も線が不通になっているのを見つけた。
-
百人一読シーズン2―偉人と聖書の出会いから―(32)ウィリアム・スミス・クラーク 篠原元
ウィリアム・スミス・クラーク博士は言いました。有名な箇所ですね。「青年よ大志を抱け」。この言葉で有名ですが、彼がどんな人だったのか・・・。『100人の聖書』をぜひ読んでみてくださいね。
-
京大式・聖書ギリシャ語入門(21)「この国々の一切の権力と栄華とを与えよう」―μι 動詞の未来形―
今回は、ルカによる福音書より御言葉を選びました。悪魔の言葉でも世の言葉でもなく、神の言葉に導かれ歩んでいく者でありたいと切に願います。今回は例題16(ルカによる福音書4章6節前半)を取り上げ、μι 動詞の未来形について学びましょう。
-
平安を与える計画 穂森幸一(156)
今、世の中のニュースは新型コロナウイルスに明け暮れています。非常事態宣言が出され、都市封鎖に近い現状で生活の不便を生じ、将来に不安を感じてしまい、心が重くなるのは当然です。この災いにより確実に世界は変わると思います。
-
コロハラの解決は福音宣教にある! 菅野直基
セクハラ、パワハラ、モラハラなどのハラスメントが問題とされてきましたが、最近では、コロナ騒ぎの中で、コロハラ(コロナハラスメント)が問題となっているのではないでしょうか。
-
思い出すべき3つの鍵 万代栄嗣
美しの門で物乞いをしていた生まれつきの足なえの男に、ペテロとヨハネがイエスの御名で祈ると、奇跡的な癒やしの御業が起こりますが(3章)、それにより町中が騒然となります。
人気記事ランキング
-
【イースターメッセージ】陰府(よみ)帰りの福音 金井望
-
映画「パッション」続編、今年8月にもイタリアで撮影開始へ
-
英国で「静かなリバイバル」 教会の礼拝出席率が増加、Z世代の男性で顕著
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(220)聖書が示す3つの「天国」 広田信也
-
神の領域 穂森幸一
-
孤独は恵み 菅野直基
-
聖職者への唾吐き、教会施設への攻撃など イスラエルで反キリスト教事件が増加
-
2025度「津田梅子賞」募集開始 女性の未来開く個人・団体、先駆的な女性らを顕彰
-
ワールドミッションレポート(4月21日):カメルーンのクパ族のために祈ろう
-
ワールドミッションレポート(4月14日):インドネシア 人喰い人種の変えられた人生
-
映画「パッション」続編、今年8月にもイタリアで撮影開始へ
-
英国で「静かなリバイバル」 教会の礼拝出席率が増加、Z世代の男性で顕著
-
救世軍、ブース記念病院を事業譲渡 7月から「タムス杉並病院」に
-
聖職者への唾吐き、教会施設への攻撃など イスラエルで反キリスト教事件が増加
-
Gゼロ時代の津波石碑(2)悪人正機説の起源 山崎純二
-
一日一生、一日一笑、一日一勝 佐々木満男
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(3)心を神に向ける 三谷和司
-
コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(1)一切は空 臼田宣弘
-
2025度「津田梅子賞」募集開始 女性の未来開く個人・団体、先駆的な女性らを顕彰
-
日本キングス・ガーデン理事長の宇都宮和子氏死去、81歳
-
映画「パッション」続編、今年8月にもイタリアで撮影開始へ
-
救世軍、ブース記念病院を事業譲渡 7月から「タムス杉並病院」に
-
「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る
-
英国で「静かなリバイバル」 教会の礼拝出席率が増加、Z世代の男性で顕著
-
「カトリックジャパンニュース」がスタート カトリック新聞は休刊
-
キリシタン弾圧を描いた遠藤周作の代表作『沈黙』 絶望の淵で宣教師が得た答えとは?
-
「森は海の恋人」の畠山重篤さん死去、81歳
-
東京で初の「赤ちゃんポスト」「内密出産」 賛育会病院が開始、国内2例目
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(3)心を神に向ける 三谷和司
-
コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(1)一切は空 臼田宣弘