国際
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独政府、「割礼」を合法化へ
ドイツ政府が「割礼」を合法化する方針を決めた。割礼は、ユダヤ教徒やイスラム教徒が、宗教上の理由から男児の性器の包皮を切り取る儀礼。割礼を受けた男児が大量出血した事件で、ケルン地裁が5月に傷害と判断したのを受け、ユダヤ教徒やイスラム教徒が激しく反発、宗教の自由と子どもの権利をめぐる論争も起きている。
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独カトリック教会、信徒に教会税納税を指令
ドイツ・カトリック司教協議会は9月20日、教会税を納入しない信徒は今後、さまざまな秘跡を受けられず、また教会の諸活動に参加出来ない、という指令と司牧書簡を発表した。
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英バルナバスファンド、迫害されている教会のために祈り呼び掛け
英キリスト教支援団体バルナバスファンドは世界中のキリスト者に対し11月1日に迫害されている諸教会のために共に祈るように呼びかけている。
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オバマ米大統領国連演説、「米国は信教と言論の自由を尊重する」
25日国連総会における演説で、オバマ米大統領は中東における暴動や駐リビア米国大使クリス・スティーブンズ氏らの殺害について取り上げ、中東における暴動はイスラム教による攻撃的な映画が影響していると言及した。
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スペイン「サルのような」キリスト画に財産権問題
スペイン北東部ボルハの教会にイエス・キリストが描かれていた約100年前の絵画を、80代のアマチュア女性画家セシリア・ヒメネスさんが善意で「修復」したところ、子どものお絵かきのような目にマンガめいた鼻がつき、血の気のない顔の周りをサルのように毛皮が覆っているかに見えるものだったところから、世界中で報道された。
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韓国プロテスタント教団総会に空気銃
韓国プロテスタント教団「大韓イエス教長老会イェジャン合同総会」の定期総会に9月17日、空気銃が持ち込まれ、ボディーガードが大量に動員されて、取材を阻止するという事態が繰り広げられた。朝鮮日報(日本語電子版)が報じた。
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「奴隷制度の歴史直視を」とオランダ教会協議会総幹事
オランダの教会は、奴隷制度の歴史を直視、検証すべきだ、と同国教会協議会のクラアス・ファン・デル・カンプ総幹事が、奴隷制度廃止150周年を来年に控え、呼び掛けた。
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ネットが米誌ニューズウィークの表紙を嘲笑
イスラム世界で広がる流血の抗議行動を取り上げた米誌『ニューズウィーク』9月24日号の表紙が、インターネットのツイッター上で議論が交わされ、嘲笑も巻き起こしている。
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パキスタンで反イスラム映画抗議デモが暴徒化
パキスタンで9月21日、反イスラム的な内容の米映画と仏週刊誌の風刺画掲載に対する抗議デモが各地に広がり、17人が死亡、数百人が負傷した。AFP通信が報じた。
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教皇、一般接見でレバノン訪問振り返る
教皇ベネディクト16世は、バチカン(ローマ教皇庁)で9月19日、水曜恒例の一般謁見を行った。その際に教皇は、14日から16日までのレバノン司牧訪問を振り返った。
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教皇、レバノン訪問終える
レバノンを訪れていた教皇ベネディクト16世は、9月16日夜、3日間の訪問を終え、ローマ郊外カステルガンドルフォの離宮に戻った。
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「イエスの妻」記載のパピルスを米歴史学者が公表
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は9月18日、イエス・キリストの「妻」について記されているパピルス断片がローマで開催された国際コプト研究大会で同日公表された、と報じた。4世紀にコプト語で書かれたものをハーバード大のカレン・L・キング教授(歴史学)が解読、発表した。教授は、福音書発見に関する著作がある。
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米キリスト教雑誌記者ケン・スミス氏は、児童ポルノ配信会社の創設者
クリスチャン新聞が要約を掲載した米キリスト教雑誌の長文記事を担当したケン•スミス氏について、過去に児童ポルノ問題に深く関与した人物であると米クリスチャン・ポスト(CP)が報じ、波紋が広がっている。
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WCC、パキスタン政府に冒とく法濫用について検証を要求
世界教会協議会(WCC)はパキスタン政府で適用されている冒とく法の濫用についての公聴会を後援し、パキスタン政府に対し、現実的かつ具体的な冒とく法濫用に関する検証を行うことで、同国の著しい人権濫用の改善を要求した。
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ナダルカニ氏、世界キリスト者の祈りへ感謝
イランで死刑宣告を受け刑務所に3年間もの間不当に拘束されていた福音主義キリスト教牧師のユセフ・ナダルカニ氏(35)が8日、米国務省の働きかけなどによりついに解放されるに至った。
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米俳優、建国の父の精神へ回帰呼び掛ける
米俳優兼プロデューサーのカーク・キャメロン氏(42)は、混乱する米国社会にあって、「神とその御言葉の中にある信仰から出る知恵に依存した『建国の父』たちが築いた精神に立ち戻ることが必要であると呼び掛けている。
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ロシア正教会のキリル総主教が訪日
ロシア正教会の最高指導者モスクワ総主教座のキリル総主教は9月14日、日本を18日までの日程で訪問した。日本に正教会の基礎を築いたロシアの宣教師ニコライ・ヤポンスキイの没後100年に合わせたもの。
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バチカン、教皇メッセージ拡散にネット新技術
バチカン(ローマ教皇庁)は、教皇べネディクト16世の活動を世界に伝えるため、インターネットなどで新たなハイテク技術を利用しようとしている。その相手に米アップル社と組んだ、とカトリック通信『CNA』が報じた。
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教皇、レバノン各界代表者と会見
教皇ベネディクト16世はレバノン司牧訪問2日目の9月15日、ベイルート郊外バーブダの大統領官邸を訪問、ミシェル・スライマーン大統領と会談した。教皇と大統領は共に、官邸の庭園にレバノンのシンボルである杉を植樹した。
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教皇、「中東のためのシノドス後の使徒的勧告」に署名
教皇ベネディクト16世は、レバノン司牧訪問の初日9月14日の午後、首都ベイルート北東約20キロにあるハリッサのカトリック・ギリシャ・メルキト典礼司教座・聖パウロ大聖堂を訪問、「中東のためのシノドス後の使徒的勧告(エクレジア・イン・メディオ・オリエンテ)」に署名した。
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