【CJC=東京】イスラム世界で広がる流血の抗議行動を取り上げた米誌『ニューズウィーク』9月24日号の表紙が、インターネットのツイッター上で議論が交わされ、嘲笑も巻き起こしている。
表紙には、怒れるイスラム教徒の抗議者たちが叫んだりこぶしを空に掲げたりしている写真が掲載された。その上に「イスラムの激情」と見出しが書かれ、副題には「私がいかにして生き残ったか、私たちがいかにこれを終わらせるか」と記されている。
同号トップ記事の執筆者アヤーン・ヒルシ・アリ氏はオランダの元下院議員。ソマリア出身の活動家で、イスラム教を批判したことで殺害の脅迫を受けているという。
アリ氏は、イスラム教を放棄した経験を語っている。イスラム社会における女性の短編映画をオランダのテオ・ファン・ゴッホ監督と作成したが、それが原因で同監督が殺害されたことに触れている。
AFP通信によると、ツイッターの間には、別種の反発が起きたようだ。「有名な反イスラム活動家を呼んで、いかにして『イスラムの激情』を終わらせるかというトップ記事を書かせるとは」というコメントも。
一方、ニューズウィーク誌は、表紙について「この一週間で実際に起きた出来事を正確に描いた」と反論している。
クリスチャントゥデイからのお願い
皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。
人気記事ランキング
-
次期ローマ教皇の有力候補4人
-
21世紀の神学(26)ヘルマン・ヘッセが感じた重圧とキリスト教の本質 山崎純二
-
「壁ではなく橋を」 平和願い続けた教皇フランシスコ 葬儀に25万人参列
-
京都ノートルダム女子大学、2026年度以降の学生募集を停止
-
ローマ教皇フランシスコの死に相次いで哀悼のコメント キリスト教指導者7人の反応
-
「全人類の希望と慈愛の象徴」 WCRP日本委理事長、教皇の死去受けコメント
-
「自己実現」と「神実現」 佐々木満男
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(4)神が人を引き寄せてくださる(後半) 三谷和司
-
篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(224)聖書と考える「失踪人捜索班 消えた真実」
-
主キリストの十字架と復活のある人生 万代栄嗣
-
次期ローマ教皇の有力候補4人
-
京都ノートルダム女子大学、2026年度以降の学生募集を停止
-
「壁ではなく橋を」 平和願い続けた教皇フランシスコ 葬儀に25万人参列
-
ローマ教皇フランシスコの死に相次いで哀悼のコメント キリスト教指導者7人の反応
-
2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」
-
21世紀の神学(26)ヘルマン・ヘッセが感じた重圧とキリスト教の本質 山崎純二
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(4)神が人を引き寄せてくださる(前半) 三谷和司
-
教皇フランシスコの献花台や記帳所、東京カテドラル聖マリア大聖堂などに設置
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(4)神が人を引き寄せてくださる(後半) 三谷和司
-
「全人類の希望と慈愛の象徴」 WCRP日本委理事長、教皇の死去受けコメント
-
2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」
-
次期ローマ教皇の有力候補4人
-
映画「パッション」続編、今年8月にもイタリアで撮影開始へ
-
教皇フランシスコの献花台や記帳所、東京カテドラル聖マリア大聖堂などに設置
-
救世軍、ブース記念病院を事業譲渡 7月から「タムス杉並病院」に
-
ローマ教皇フランシスコ死去、88歳
-
英国で「静かなリバイバル」 教会の礼拝出席率が増加、Z世代の男性で顕著
-
【イースターメッセージ】陰府(よみ)帰りの福音 金井望
-
「カトリックジャパンニュース」がスタート カトリック新聞は休刊
-
ローマ教皇フランシスコの死に相次いで哀悼のコメント キリスト教指導者7人の反応