国際
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WCC、パキスタン政府に冒とく法濫用について検証を要求
世界教会協議会(WCC)はパキスタン政府で適用されている冒とく法の濫用についての公聴会を後援し、パキスタン政府に対し、現実的かつ具体的な冒とく法濫用に関する検証を行うことで、同国の著しい人権濫用の改善を要求した。
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ナダルカニ氏、世界キリスト者の祈りへ感謝
イランで死刑宣告を受け刑務所に3年間もの間不当に拘束されていた福音主義キリスト教牧師のユセフ・ナダルカニ氏(35)が8日、米国務省の働きかけなどによりついに解放されるに至った。
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米俳優、建国の父の精神へ回帰呼び掛ける
米俳優兼プロデューサーのカーク・キャメロン氏(42)は、混乱する米国社会にあって、「神とその御言葉の中にある信仰から出る知恵に依存した『建国の父』たちが築いた精神に立ち戻ることが必要であると呼び掛けている。
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ロシア正教会のキリル総主教が訪日
ロシア正教会の最高指導者モスクワ総主教座のキリル総主教は9月14日、日本を18日までの日程で訪問した。日本に正教会の基礎を築いたロシアの宣教師ニコライ・ヤポンスキイの没後100年に合わせたもの。
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バチカン、教皇メッセージ拡散にネット新技術
バチカン(ローマ教皇庁)は、教皇べネディクト16世の活動を世界に伝えるため、インターネットなどで新たなハイテク技術を利用しようとしている。その相手に米アップル社と組んだ、とカトリック通信『CNA』が報じた。
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教皇、レバノン各界代表者と会見
教皇ベネディクト16世はレバノン司牧訪問2日目の9月15日、ベイルート郊外バーブダの大統領官邸を訪問、ミシェル・スライマーン大統領と会談した。教皇と大統領は共に、官邸の庭園にレバノンのシンボルである杉を植樹した。
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教皇、「中東のためのシノドス後の使徒的勧告」に署名
教皇ベネディクト16世は、レバノン司牧訪問の初日9月14日の午後、首都ベイルート北東約20キロにあるハリッサのカトリック・ギリシャ・メルキト典礼司教座・聖パウロ大聖堂を訪問、「中東のためのシノドス後の使徒的勧告(エクレジア・イン・メディオ・オリエンテ)」に署名した。
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教皇、レバノンを司牧訪問
ローマ教皇ベネディクト16世が9月14日、特別機で中東レバノンの首都ベイルートに到着した。空港ではミシェル・スライマーン大統領はじめ同国の政府要人および教会関係者らが教皇を出迎えた。隣国シリアの内戦に加え、イスラム教の預言者ムハンマドを侮辱する映像作品に端を発した緊張が中東全域で高まる中、3日間の訪問。
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ムハンマド中傷への抗議デモ拡大
イスラム教の預言者ムハンマドを冒涜(ぼうとく)する映像が米国で製作され、その一部がインターネットに掲出されたことから、イスラム教徒が反発、エジプトの首都カイロの米国大使館に9月11日、抗議デモが行われた。
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崔三更牧師、また「小細工」で異端解除工作か
月経胎孕論と三神論を主張し、韓国基督教総連合会(韓基総)と大韓イエス教長老会(合同)で異端と決議された崔三更氏(光と塩教会牧師)が、17日から始まる第97回大韓イエス教長老会(統合)の定期総会で、自身の異端解除のために「セルフ(self )請願」という「小細工」を準備していると韓国紙Law & Churchが報じた。
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WCC、世界キリスト者に「敵意」回避を要求
9.11テロ事件から11年が経過した11日、世界教会協議会(WCC)オラフ・フィクセ・トゥヴェイト総幹事はボスニア・ヘルツェゴビナ首都サラエヴォで開催された会議で、同国が20年程前に経験した破壊的な紛争について振り返り、世界キリスト者に対して「敵意」の感情を回避するように呼び掛けた。
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9.11十字架のシンボル、今後も存続
2001年9月11日、米ニューヨークにある世界貿易センタービルに民間航空機二機が突撃した現場跡に建てられた十字架のシンボルについて、米国内の無神論者から「ノンクリスチャンを差別している」との理由で十字架を取り除くべきであるという訴えがなされてきた。
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イランナダルカニ牧師、ついに解放
8日、1062日間もの不法な刑務所生活を余儀なくされていたイラン福音主義キリスト教牧師のユセフ・ナダルカニ氏がついに解放された。
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9.11テロ事件から11年、米国で祈祷会
アメリカを目覚めさせる同盟(AAA)活動の一環として行われる行事「アメリカよ、叫べ」では9月11日に国家祈祷会を計画している。
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高倉健主演の映画「あなたへ」にエキュメニカル特別賞
第36回モントリオール世界映画祭(カナダ)で9月3日、高倉健主演の映画「あなたへ」(降旗康男監督、英語題名「デアレスト」)が主要賞の受賞はなかったものの、キリスト教関係の審査員が選ぶ「エキュメニカル賞」特別賞を受賞した。コンペ部門のグランプリはトルコ映画「ホエア・ザ・ファイア・バーンズ」。工藤夕貴が出演した日本・カナダ合作映画「カラカラ」(クロード・ガニオン監督)が「世界に開かれた視点賞」と、カナダ映画に対する観客賞を受賞した。高倉は1999年に「鉄道員(ぽっぽや)」で最優秀男優賞を受賞して以来の同映画祭での受賞。
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イランの首都テヘランで聖書も買える?
イランのイスラム教政権と保安部隊は、聖書配布を禁止、所持しているだけで犯罪と見なされるが、首都テヘランでは聖書だけでなく違法とされる書籍も露天商や古書店で買うことができる。
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モスクワでペンテコステ派教会堂を破壊
身元不詳の作業員が9月6日深夜、モスクワ東部コシノ・ウクトムスキー区にある「聖三一ペンテコステ教会」の取り壊しを始めた。ワシリー・ロマニュク牧師が『フォーラム18』通信に語ったところでは「朝までに3階建ての教会堂が破壊された」。
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聖書の中国語訳に着手したアレグラ神父列福へ
1935年に聖書の中国語訳に着手したフランシスコ会修道士ガブリエル・マリア・アレグラ神父が9月29日、故郷のシチリア島で福者に列せられる。バチカン(ローマ教皇庁)教理省の通信『フィデス』が報じた。
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改革派の教皇候補マルティーニ枢機卿死去
バチカン(ローマ教皇庁)の改革派で、教皇候補にも挙げられたイタリアのカルロ・マリア・マルティーニ枢機卿は持病のパーキンソン病が悪化し8月31日、療養先のミラノのイエズス会修道院で死去した。85歳。葬儀は9月3日、ミラノの大聖堂(ドゥオーモ)で行われ、約2万人が集まった。イタリア内外にテレビでも中継された。
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ドイツ有力者、教会一致を呼び掛け
ドイツの政治、スポーツ、文化、演芸各方面の有力者23人が、ベルリンで9月5日、カトリック教会とプロテスタント諸教会の一致を求める緊急呼び掛けを発表した。
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