国際
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あのキリスト壁画、今度はコスプレ衣装に
原画とは似ても似つかぬ姿に「修復」されたスペインのキリスト壁画が今度はコスプレ衣装になった。電子情報紙『アイビー・タイムズ』(英語版)などが報じた。
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エルサレム「神殿の丘」近くに大規模貯水池跡
エルサレム旧市街にある「神殿の丘」近くで大規模な貯水池跡が発見された。イスラエル考古局のエリ・シュクロン氏が「岩盤の割れ目に手を差し込んだところ、大きな貯水槽を発見した」と言う。
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英カトリック教会内でのヨガ教室が中止に
英サザンプトンの「セント・エドマンド・カトリック教会」が、ヨガ・インストラクターのコリ・ウイゼルさんに、教会施設利用を差し止めると通告した。BBC放送が報じた。教会側は「ヨガはヒンズー教のもの。異教の活動は認められない」と主張する。
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ユニテリアン、米国で教勢伸ばす
「ユニテリアン・ユニバーサリスト」が米国で伸張している。全員で21万1000人だが、調査機関「米宗教団体統計協会」によると、2000年からの10年間で15・8%増加した。信徒は、懐の深い信仰がこれからは排他的な宗教信仰に取って替わる、と期待している。
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教皇元執事に機密文書流出で禁固1年半判決
教皇ベネディク16世の元執事パオロ・ガブリエレ氏(46)に、バチカン(ローマ教皇庁)の機密書類流出問題を審理する裁判所は10月6日、教皇庁の機密書類を暴露した罪で、検察側の禁錮3年の求刑に対し、禁固1年6か月の判決を言い渡した。被告ガブリエレ氏は、裁判費用支払いも命じられた。
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教皇がロレートへ巡礼、教会の歩みを聖母の保護に託す
教皇ベネディクト16世は10月4日、イタリア中部マルケ州ロレートの聖母巡礼聖堂を訪問、信者と共にミサを捧げた。
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教皇、「信仰年」内の特別免償規定発布
教皇ベネディクト16世が、10月11日から2013年11月24日まで開催する「信仰年」に伴い、免償規定を発布した。
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「新しい福音宣教」テーマにシノドス開会
新しい福音宣教をめぐるシノドス(世界代表司教会議)が10月7日、教皇ベネディクト16世司式のミサと共に開会した。通常シノドスの第13回に当たり、「キリスト教信仰を伝えるための新しい福音宣教」をテーマに28日までバチカン(ローマ教皇庁)で開催される。
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比ミンダナオ和平へ、16年に自治政府設立
フィリピン政府は南部ミンダナオ島の反政府武装勢力「モロ・イスラム解放戦線」(MILF)と、マレーシアのクアラルンプールで和平交渉を行っていたが、2016年にイスラム教勢力などの自治政府設立を認める枠組みに合意した。キリスト教が優勢なフィリピンで、南部ミンダナオ島はイスラム教住民が5%を占める。
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ウィリアムズ大主教、「クリスチャンは同性愛者を非難しすぎるべきではない」
世界聖公会の霊的な指導者であるカンタベリー大主教ローワン・ウィリアムズ博士は、英ガーディアン紙とのインタビューで「クリスチャンは同性愛者から『非難されている』と思われていることで深い過ちを犯している」と述べ、クリスチャンが彼らを非難しすぎることが同性愛者の精神的な健康を害していると指摘した。
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ENIニュース、資金難で活動停止
世界教会協議会(WCC)などが運営している通信『エキュメニカル・ニュース・インターナショナル(ENI)』は10月1日、活動を即時停止する、と発表した。現在2012年末まで活動を続けるため緊急資金を求めている。
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イエス妻帯文献は「下手な偽造」とバチカン紙
イエス・キリストに妻がいた可能性を示す初の文献が見つかったと米ハーバード大学の歴史学者カレン・L・キング教授が発表したことに対し、9月28日付のバチカン(ローマ教皇庁)機関紙『ロッセルバトレ・ロマノ』は「下手な偽造」と否定する記事を掲載した。
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バチカン機関紙、映画「プロメテウス」を批判
バチカン(ローマ教皇庁)機関紙『ロッセルバトレ・ロマノ』が、リドリー・スコット監督の映画「プロメテウス」を「デリケートな問題の扱い方がなっていない」と批判した。人類の起源を解き明かすことをテーマにした作品を「神を批判するとは悪いアイデア」であり、「超自然的存在を探し求めることを象徴すべきだった」としている。
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ナイジェリアで大聖堂狙った自爆テロ
ナイジェリア中部バウチのカトリック教会大聖堂で9月23日自爆テロがあり、ミサに集まっていた3人が死亡、警戒に当たっていた警官2人を含む46人が負傷した。イスラム教系のテロ組織「ボコ・ハラム」の犯行と見られる。バウチは人口50万。大多数がイスラム教徒。
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反イスラム映画の出演者、「グーグル」にも抗議
イスラム教の預言者ムハンマドを侮辱する内容の映画に出演した女優のシンディー・リー・ガルシアさん、イスラム世界に激しい反発を呼び、殺害の脅しを受け、孫にも会えなくなったと、映画制作者ナコウラ・バッセリー・ナコウラ氏を名誉毀損と詐欺で米ロサンゼルスの裁判所に訴えた。ガルシアさんはまた、インターネット企業「グーグル」と同社傘下の動画サイト「ユーチューブ」に対し、映画予告編を削除するよう求めた。
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独政府、「割礼」を合法化へ
ドイツ政府が「割礼」を合法化する方針を決めた。割礼は、ユダヤ教徒やイスラム教徒が、宗教上の理由から男児の性器の包皮を切り取る儀礼。割礼を受けた男児が大量出血した事件で、ケルン地裁が5月に傷害と判断したのを受け、ユダヤ教徒やイスラム教徒が激しく反発、宗教の自由と子どもの権利をめぐる論争も起きている。
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独カトリック教会、信徒に教会税納税を指令
ドイツ・カトリック司教協議会は9月20日、教会税を納入しない信徒は今後、さまざまな秘跡を受けられず、また教会の諸活動に参加出来ない、という指令と司牧書簡を発表した。
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英バルナバスファンド、迫害されている教会のために祈り呼び掛け
英キリスト教支援団体バルナバスファンドは世界中のキリスト者に対し11月1日に迫害されている諸教会のために共に祈るように呼びかけている。
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オバマ米大統領国連演説、「米国は信教と言論の自由を尊重する」
25日国連総会における演説で、オバマ米大統領は中東における暴動や駐リビア米国大使クリス・スティーブンズ氏らの殺害について取り上げ、中東における暴動はイスラム教による攻撃的な映画が影響していると言及した。
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スペイン「サルのような」キリスト画に財産権問題
スペイン北東部ボルハの教会にイエス・キリストが描かれていた約100年前の絵画を、80代のアマチュア女性画家セシリア・ヒメネスさんが善意で「修復」したところ、子どものお絵かきのような目にマンガめいた鼻がつき、血の気のない顔の周りをサルのように毛皮が覆っているかに見えるものだったところから、世界中で報道された。
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