統一協会の文鮮明氏が3日午前1時54分、韓国京畿道加平郡の病院で死去した。アン・ホヨル統一グループ対外協力室長が同日、発表した。3日付の韓国クリスチャントゥデイ紙が報じた。
文氏は、風邪と肺炎による合併症で8月中旬から入院治療を受けていたが、「現代医学での病状好転は不可能」との診断を受け、統一協会の本拠地である加平の病院に移されていた。
文氏は1954年に統一協会を創設。自らを神格化するなどして信徒らを欺き、韓国の代表的な異端・カルト宗教と判明していた。
統一協会側は、13日間にわたって葬儀を行うことを明らかにした。3日午前の会議で今後のスケジュールを調整する予定だという。