国際
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「新しい福音宣教」シノドス閉会
「キリスト教信仰を伝えるための新しい福音宣教」をテーマにした第13回通常シノドス(世界代表司教会議)は10月28日、閉会ミサを行い閉会した。今回のシノドスは、第2バチカン公会議開幕50周年、『カトリック教会のカテキズム』発行20周年を記念して、10月7日から開催された。
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バチカン、ルーテル派にも門戸開く?
ルーテル派が、カトリック教会との完全相互聖餐関係(フルコミュニオン)に入るため、聖公会の聖職者・信徒のために設けた「オルディナリアーテ」のような組織設立を提案するとなれば、それは検討に値する、とバチカン(ローマ教皇庁)のキリスト教一致推進評議会議長クルト・コッホ枢機卿が語った。カトリック系ZENIT通信が報じた。
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エジプトのコプト正教会、タワドロス主教を新教皇に
エジプトのコプト正教会は首都カイロの聖マルコ大聖堂で11月4日、第118代教皇(アレクサンドリア総主教)にタワドロス主教(60)を選出した。今年3月に死去した教皇シェヌーダ3世の後任となる。新教皇の選出は1971年以来41年ぶり。
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超教派代表団、世界経済についてアルゼンチン政府へ声明文提出
一度は富を有する国家と回復したものの、再度経済危機、財政赤字問題に直面しているアルゼンチン政府に対し、超教派キリスト教指導者らが倫理的原則を順守すべきである旨を伝える声明文を提出した。
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プッシー・ライオットのメンバー2人、辺境の刑務所へ
この2月21日にロシア正教会モスクワ総主教座の救世主ハリストス大聖堂でウラジーミル・プーチン大統領を批判した歌のパフォーマンスをしたとして、宗教的憎悪により秩序を乱した罪で禁錮2年の実刑判決を言いわたされていた「プッシー・ライオット」(子猫の暴動)のメンバー2人が辺境の刑務所に送られたことが明らかになった。
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ナイジェリアのカトリック教会に自爆テロ
ナイジェリア中部カドゥナ州の州都カドゥナで10月28日朝、爆弾を積んだジープが警備の阻止を無視し、聖リタ・カトリック教会の門を突破しそのまま爆発した。地元警察などの調べでは、爆発物を積んだ車は、当初教会の正面から侵入しようとして失敗し、向きを変えて教会の壁に激突して爆発したという。
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バチカン、シリアへの枢機卿使節団派遣を延期
バチカン(ローマ教皇庁)は10月22日、予定していた枢機卿らによる使節団のシリア派遣を延期すると発表した。予断を許さない内戦の深刻さ増大を考慮したためとしている。現地では、ラフダール・ブラヒミ国連・アラブ連盟合同特別代表が仲介したバッシャール・アル=アサドアサド政権と反体制派による4日間の停戦合意が、初日から事実上崩壊した。
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米大統領選目前、有権者らに投票前の深い祈り呼び掛け
米大統領選挙が間近に迫る中、米著名福音主義伝道者ビリー・グラハム氏の息子であるフランクリン・グラハム氏は「この大統領選は米国民にとってキリストが戻って来られる前の最後の呼び掛けとなるかもしれない」と警告し、投票すべき人物を主に祈ってその導きに委ねるように呼び掛けている。10月31日、米クリスチャンポスト(CP)が報じた。
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教皇、新たに6人の枢機卿を任命
教皇ベネディクト16世は10月24日、新枢機卿6人を発表した。
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「新しい福音宣教」シノドスがメッセージ発表
「新しい福音宣教」をテーマに10月7日からバチカン(ローマ教皇庁)で開催した第13回通常シノドス(世界代表司教会議)は26日、「神の民へのメッセージ」を採択した。
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クロアチアの修道士、教会の土地不法売却で逮捕
クロアチア・カトリック教会スプリット・マカルスカ教区のシメ・ニマツ修道士(34、フランシスコ会)が教会所有の土地4ヘクタールを不法に売却、受け取った約1000万クーン(約1億3500万円)を持って行方をくらましたが10月17日、首都ザグレブの集合住宅の1室に若い既婚女性といたところを、携帯電話の信号を捉えた警察に逮捕された。
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「プッシー・ライオット」メンバーが欧州人権裁に提訴
ロシア正教会モスクワ総主教座の救世主ハリストス大聖堂でウラジミール・プーチン大統領を批判するパフォーマンスを行い、懲役2年の実刑判決を受けたロシアの女性バンド「プッシー・ライオット」(子猫の暴動)メンバーが、判決は不当だとしてフランス・ストラスブールの欧州人権裁判所に提訴した。ロシア経済紙コメルサントが10月19日報じた。
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仏ルルドの泉が長雨で洪水
カトリック教会の聖「ルルドの泉」で有名なフランス南西部の町ルルドで10月20日、長雨による洪水が発生、巡礼者など450人以上が避難する事態となった。AFP通信が報じた。
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フランスが「非キリスト教化」脱出?
フランスでは第二バチカン公会議以来、深刻な「非キリスト教化」に見舞われていたが、最近の調査によると、教会への評価は堅実だ。カトリック日刊紙『ラクロワ』が報じた。
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教皇、シリアへ平和使節団派遣
教皇べネディクト16世は、内戦が激化しているシリアに平和使節団派遣を決めた。シリアの市民との「友愛連帯」を呼び掛け、和平努力を進める。
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シリアの内戦波及か、レバノンで爆弾テロ
レバノンの首都ベイルート中心部で10月19日、自動車爆弾を使った大規模テロが起きた。治安警察情報部門統括のウィサム・ハッサン氏を含む8人が死亡し、70人以上が負傷した。隣国シリアの長期内戦がレバノン国内での激しい宗派対立を呼び大規模テロにつながったとみられる。
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北米先住民が初めて聖人に
教皇べネディクト16世が10月21日、北米先住民の女性を含む7人を聖人に列した。北米先住民の列聖は初めて。
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ビリー・グラハム氏、ロムニー氏と会見
米国の著名な大衆伝道者ビリー・グラハム氏と子息で「ビリー・グラハム伝道協会」会長のフランクリン・グラハム氏が共和党の大統領候補者ミット・ロムニー氏(マサチューセッツ州知事)と10月11日、ノースカロライナ州モントリートの自宅で会見した。
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オバマ米大統領とロムニー候補、チャリティディナーに同席
米大統領選の第2回テレビ討論会で激論を交わしたばかりのバラク・オバマ大統領とミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が10月18日、ニューヨークのウォルドーフ・アストリア・ホテルで開かれた第67回「アルフレッド・E・スミス記念基金ディナー」で再び顔を合わせた。
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米国のユダヤ教とキリスト教、関係に懸念
米国の対イスラエル援助をめぐって、ユダヤ教団体とプロテスタント主流派の友好関係にひびが入っている。
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