国際
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マンデラ氏、依然重篤も容体は安定
南アフリカ大統領府は7月10日、6月8日から肺の感染症のため約1カ月入院が続くノーベル平和賞受賞者のネルソン・マンデラ元大統領(94)について「治療が効果を表している」とする声明を出した。容体は依然として重篤だが、安定しているという。
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ワシントンで故キング牧師しのぶ展示会
1963年8月28日に25万人もが参加して行われた「ワシントン大行進」50周年を記念し、行進をひきいた米公民権運動指導者、故マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師をしのぶ展示会「一つの人生」が、来年1月1日までワシントンで開催されている。
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オバマ大統領が南ア訪問、マンデラ氏面会断念
アフリカ各国を歴訪したバラク・オバマ米大統領は6月28日、南アフリカのヨハネスブルグに到着した。オバマ氏はネルソン・マンデラ元大統領(94)との面会を求めていたが、同氏が危篤状態に陥ったため、入院先の病院は訪れなかった。
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マンデラ氏は植物状態か
南アフリカの首都プレトリアで入院を続けるネルソン・マンデラ元大統領(94)が「植物状態」にあると、家族が裁判所に提出した資料に書かれていることがわかった。担当医らが、マンデラ氏は「持続的植物状態」にあるとして家族に生命維持装置を停止するよう助言していた。
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教皇フランシスコが初の回勅「信仰の光」
教皇フランシスコは7月5日、最初の回勅「信仰の光」を発表した。回勅は4章からなり、現代人に最も必要とされる信仰について様々な観点から語っている。この回勅は前教皇ベネディクト16世によって書き始められ教皇フランシスコの手によって完結された。
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教皇ヨハネ・パウロ2世とヨハネ23世が列聖
教皇フランシスコは7月5日、福者ヨハネ・パウロ2世教皇(本名=カロル・ヴォイティワ、在位1978~2005年)と福者ヨハネ23世教皇(本名=アンジェロ・ロンカリ、在位1958~63年)を列聖(聖人に列する)する教令発布を承認した。元教皇2人が聖人の列に加わることが決定した。
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バチカン銀行の2幹部、聖職者逮捕がらみで更迭
バチカン(ローマ教皇庁)は7月1日、カトリック教会への寄付金を管理する宗教事業協会(バチカン銀行)の幹部2人が辞任したと発表した。スイスからの現金不正持ち込み疑惑で6月28日に高位聖職者が逮捕されており、幹部2人の辞任はこれに絡んだ事実上の更迭とみられる。
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ドーラン枢機卿が07年に5700万ドル隠匿
ニューヨーク大司教のティモシー・マイケル・ドーラン枢機卿が2007年、ミルウォーキー大司教時代に教区通常会計から約5700万ドル(約57億円)をセメトリー・トラスト・ファンドに寄託していた。聖職者による性的虐待の被害者からの訴訟に備え、教区資産の一部を隠匿したものと見られる。
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「シャイロック」から「ユダヤ人」で謝罪
米トリビューン・メディア・シンジケートが作成、全米のメディアに配信、28日には掲載されたクロスワードで「JEW」と書き入れる箇所のヒントを「シャイロック」にしたことに、反ユダヤ監視団体「名誉毀損防止同盟」(ADL)が「無感覚だ」と抗議、シンジケート側が謝罪文を6月30日配信した。
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ツイッターで幸福なのはキリスト者?
米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校がツイッターの利用状況を調査したところ、キリスト者の方が無神論者よりも幸福感が強いことが分かった。博士課程のライアン・リッター氏ら2人とアドバイザーが利用者1万6000人が発信したツイート200万近くを分析した結果をソーシャル・サイコロジカル・アンド・パーソナリティー・サイエンス(電子版)に発表した。
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バチカン銀行監視に教皇直轄調査委
バチカン(ローマ教皇庁)は6月26日、フランシスコ教皇が、教皇庁の資金運用・管理を担当する「宗教事業協会」(バチカン銀行)の活動を点検する調査委員会を設置したと発表した。バチカン銀行の法的地位や業務実態について調査、教皇に直接報告する。
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バチカン聖職者がスイスから現金不正持ち込み
イタリア警察は6月28日、バチカン(ローマ教皇庁)の高位聖職者や伊政府の諜報機関職員ら3人を汚職などの疑いで逮捕した。スイスから現金2000万ユーロ(約25億8000万円)の不正持ち込みに関与したという。
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教皇、「子ども列車」の乗客たちと交流
教皇フランシスコは6月23日、バチカン市国の鉄道駅で、世界の子どもたちと交流した。駅はバチカン市国内にあり、イタリアの鉄道との合流地点まで長さ1・27キロの世界一短い「バチカン鉄道」、最近では特別行事の際にだけ使われている。
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エルサレム郊外でローマ帝国時代の道路発掘
1800年前のが東エルサレム北郊ベイトハニナで発掘された。地中海岸のヤッファ(ヨッパ)とエルサレムを主要道路として4世紀前半に建設されたもの。道幅8メートル、両端は縁石か置かれ路面は歩きやすいように平滑な石が敷き詰められている。
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バチカンとルーテル世界連盟、17年に「宗教改革500年」記念
バチカン(ローマ教皇庁)とルーテル世界連盟(LWF)は、双方の違いよりも、共通の信仰を強調して「宗教改革500年」を2017年に記念する計画。バチカン・キリスト教一致推進評議会議長のクルト・コッホ枢機卿とLWFのマルチン・フンヘ総幹事がジュネーブで6月17日、共同文書「争いから交わりへ」を発表した。文書は、数世紀にわたる「争い」を掘り返すためのものではない、としている。
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同性愛に取り組んだ「国際エクソダス」が活動停止
「国際エクソダス」(本部・米フロリダ州オーランド)理事会は6月19日、活動を停止し、新たな宣教活動を始める、とウエブサイトで公表した。キリスト教信仰から同性愛を問題として1976年以来取り組んで来たが、自らの使命を有害、無知なものだったとして、これまで推奨してきた性的指向を転向させる「転向療法」を受けていた人たちに謝罪した。
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英ガールスカウトが「神への誓い」外す
英「ガール・ガイド」(ガールスカウト)は6月19日、創設以来100年以上、「神を愛し、王/女王に仕える」と誓約して来た「神への誓い」を外す、と発表した。一般の無信仰の家庭の子どもにも呼び掛けるため、という。
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教皇がサン・ピエトロ広場でバイカーたちを祝福
教皇フランシスコは6月16日、バチカン(ローマ教皇庁)のサン・ピエトロ広場で開いた日曜のミサで、世界中から集まったハーレー・ダビッドソン愛好家のバイカー数百人を祝福した。愛好家たちから歓声と拍手が上がった。
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教皇、各国駐在バチカン大使と会見
教皇フランシスコは6月21日、世界各国に駐在する教皇大使と会見した。大使たちは、「信仰年」を機会にバチカン(ローマ教皇庁)に集まり、2日にわたって会合した。
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カンタベリー大主教、教皇と率直な対話
英国国教会のジャスティン・ウェルビー・カンタベリー大主教は6月14日、バチカン(ローマ教皇庁)を訪問、教皇フランシスコと会見した。ウエルビー大主教とキャロライン夫人、随行員ら使節団を迎えた教皇は、まず大主教と個人会談を行った。
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