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福音の回復(70)つまずき―なぜキリスト教につまずくのか?― 三谷和司
キリスト教の存在を知らない日本人は、ほとんどいないだろう。それどころか、キリスト教系の学校や日曜学校に通ったことのある人、またキリスト教式の結婚式を挙げた人、そういう人たちは大勢いる。
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なにゆえキリストの道なのか(162)そんな「救い」なら、あまり欲しくない? 正木弥
人が今の世でキリストを信じたときは、その時点ですぐに罪が赦(ゆる)され、神の子とされます。しかし、肉体のからだはこの世にあり、普通の人と同じように、事故・事件・病気・苦しみなどの災難、不幸に遭います。
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障害を乗り越えて 佐々木満男
キリストを信じて与えられる永遠の命に比べれば、この世の命は一瞬にすぎない。その短い生涯において体験する不運や障害も束の間の出来事にすぎない。それなのに聖書には、神はそれらをことごとく益にしてくださると約束されている。
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主は生きておられる(73)揺れる 平林けい子
「あなた方は、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです」とあるのに私は地震に驚き、うろたえおびえた。震源地近くの初めての大きな地震。揺れる中で、イエス様が見えなかった。
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温故知神―福音は東方世界へ(107)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本52 川口一彦
慶(よろこ)んでいます。粛宗皇帝が再び帝位に就くと天の勢いを凌ぐほど日は輝き、闇のような社会が吹き払われて幸いとなりました。幸は皇室に戻り、禍の気は永久に払われました。塵が払われて争いは収まり・・・。
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雪よりも白く(8)イエス様を心に迎える 榮義之
話が終わると、牧師は賛美歌を選び「この歌を賛美している間に、信じる人は手を上げてください」と招きました。心に戦いがありました。きれいな心になりたい、屋久島の雪よりもと思いつつ、自分の人生は自分で生きなければ意味がないという葛藤がありました。
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闇から光へ~的外れからの解放~(68)御神鏡 佐伯玲子
毎月の排卵時の激痛、子宮筋腫の成長とともに生じる生理期の大出血と、それに伴う重度の貧血。さらに、筋腫が膀胱を圧迫し、排尿困難(尿閉)を起こして救急搬送。そこで、またもや医師の冷たい扱いに遭遇。
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月桃通信(4)沖縄潰しの知事選 石原艶子
あの地獄の戦争体験から73年の時がたち、若い世代は生れた時から基地があり、軍用機の爆音にも慣らされて、基地へのアレルギーもなくなり、国家に反抗することのメリットを見いださず、国策に従順に従う道を選び始めている。
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ブーゲンビリアに魅せられて(7)北朝鮮へラジオで発信―宣教に熱心な韓国 福江等
写真は、マニラの神学校で学んでいた韓国人の学生たちです。この神学校では、韓国人の学生が約3分の1を占めています。卒業後、外国に宣教師として出掛けていく人もたくさんいます。
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なにゆえキリストの道なのか(161)今すぐでなくてもいいではないか 正木弥
確かに、イエス・キリストの十字架の横で十字架にかけられた人は、いまわの時にイエスへの信仰を告白したので、パラダイスに行く者とされました。パラダイス経由で天国へ行くことは間違いありません。
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主は生きておられる(72)もっと与えてください 平林けい子
もっと愛を知らせてください。もっと抱きかかえてください。もっと慰めてください。もっと励ましてください。もっと叱ってください。もっと分からせてください。もっと教えてください。もっとイエス様に似るように、もっと私を砕いて、作り変えてください。
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三浦文学の魅力と底力(1)三浦夫妻との出会いと交流 込堂一博
私が10代の後半、朝日新聞1千万円懸賞小説で、北海道の旭川市にある小さな雑貨店を営むごく普通の主婦、三浦綾子さん作の『氷点』が入選したというニュースが大々的に報道されました。三浦さんは、日本基督教団旭川六条教会に通うクリスチャンでした。
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隠れた協力者 穂森幸一(114)
私は美術部ではなく、好きな英語部に所属していました。英語力向上のために英語劇をやったらいいということになり、題材は「ベニスの商人」になりました。文化祭で上演することが決まり、私も主役のベニスの商人ということで張り切っていました。
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コヘレト書を読む(8)「神様からのプレゼント」―食べることと飲むこと― 臼田宣弘
今回は新共同訳以外に、個人的に好んでいる翻訳聖書(西村訳は注解書)を4点掲載させていただきました。まずは翻訳の比較ですが、24節の冒頭は、新共同訳と関根訳が「飲み食い」としていますが、その他は「食べたり飲んだり」となっています。
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ヘボンと日本語訳聖書誕生の物語(12)ギュツラフの悲願
1863(文久3)年。ヘボンと同じ教団「長老教会海外伝道本部」からタムソンが宣教師としてやってくると、ヘボンはいよいよ聖書の日本語訳事業を始める時が来たと思った。
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日本宣教論(74)日本でも通用するキリスト教 後藤牧人
日本宣教における問題の1つは、福音が衣服としてまとってきた文化にあることが明らかである。プロテスタント・キリスト教が衣服としてまとってきた西欧的な文化はアジア的、日本的な文化と合致しない。
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百人一読シーズン2―偉人と聖書の出会いから―(4)ウォルター・スコット 篠原元
今日は、前回予告させていただいたように、皆さんへの質問から始めさせていただきます。用意した質問は2つです。まず、第一問です。あなたはある日、ATMコーナーで並んでいました。目の前には見知らぬ男性が・・・。
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神声人語―御言葉は異文化を超えて―(55)「義」と「義認」の訳をめぐって 浜島敏
義は神の計画の外に存在しているものではありません。義とは、永遠に変わらない基準に合わせることを意味しているからです。「義人」というのは、ただ「善良な」人というのではなく、神が人のために定められた道に従う人のことです。
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秋の恵みを頂く秘訣 万代栄嗣
今日一日を当たり前のように過ごせることに感謝し、たとえ今日、地上での生涯を終えることがあっても、悔いなく天国に行けるよう、良い意味での覚悟を持って生きることが大切です。
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ブーゲンビリアに魅せられて(6)非公認でも強まる信仰―制限厳しい中国 福江等
マニラの神学校には常時十数カ国からの学生が学んでいますが、その中でも特異な存在は中国からの学生です。なぜ特異かと言えば、彼女は中国の「家の教会」の出身者だったからです。
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