こころと魂の健康
-
こころと魂の健康(59)心と信仰の傷から自由となるために 渡辺俊彦
現代の社会は、社会病理がまん延し染みついているような状況です。それだけ、何らかの深い心の傷(トラウマ)を負っている人が多いということです。そして、人々は心の傷から自由になることを願っています。
-
こころと魂の健康(58)神の御心 渡辺俊彦
私たちは、病気をすると症状にあった薬を処方されます。しかし、がんや難病の方々は長い病気との戦いに心身共に疲れてしまいます。そして、万能薬があったらと思うものです。
-
こころと魂の健康(57)見過ごしていませんか 渡辺俊彦
最近、多くのクリスチャンたちの心の叫びに耳を傾けることが多い。その中で、共通の葛藤があることに気が付かされます。きっと昔も今も変わらない心の葛藤なのでしょう。
-
こころと魂の健康(56)自己実現について 渡辺俊彦
私だけではないと思いますが、随分前から多くのクリスチャンや牧師たちの中で自己実現という言葉を耳にします。牧師たちの中には、「教会は牧師にとって自己実現の場である」と言う人さえ存在します。驚くべき言葉です。このような理解は、教会の私物化ということに他なりません。
-
こころと魂の健康(55)私の存在価値はどこから 渡辺俊彦
昔も今も共通している、クリスチャンの悩みの1つが奉仕と愛のバーンアウト(燃え尽き症候群)です。昔よりも現代の方が多いように感じます。多くのクリスチャンの方々の話に耳を傾けていると、次のように感じることが少なくありません。
-
こころと魂の健康(54)躾(訓練)という名の人権侵害 渡辺俊彦
現在「躾(しつけ)」という漢字は当用漢字から消えています。なぜそうなったのかは分かりません。しかし、躾は身を美しくすると書きます。身を美しくすることは、社会性を身につけることです。にもかかわらず、躾という名の虐待が後を絶ちません。
-
こころと魂の健康(53)成熟したパーソナリティーとは何か 渡辺俊彦
私たち(牧師、相談業務)は、さまざまな問題や課題について相談されることが日常的です。それだけ専門性とアセスメント力が求められます。しかし、ふと気が付くことは、「成熟したパーソナリティーとはどんな姿か」を理解しているのかということです。この点は盲点のように感じます。
-
こころと魂の健康(52)従順とは何だろう 渡辺俊彦
従順という言葉から何を連想しますか。別な表現をすると「従う」ということです。私が献身し神学校に入学した途端に求められたことは「従順」(従う)ということでした。
-
こころと魂の健康(51)なぜ誕生日を祝うのか 渡辺俊彦
私たちは「なぜ誕生日を祝う」のでしょうか。私たちの生活の中で誕生日が1つの行事になっていないでしょうか。誕生日には、子どもたちの嗜好(しこう)に合わせた食事とケーキを食べ、お祝いします。
-
こころと魂の健康(50)なぜ福音が届きにくくなったのか 渡辺俊彦
ずいぶん前から「最近は昔のように福音が届かなくなった」という言葉をよく耳にします。そのため、多くの牧師や教会は「なぜだろう」と悶々(もんもん)とする日々を過ごしています。
-
こころと魂の健康(49)静寂を通して 渡辺俊彦
静まることの意味について考えてみましょう。私たちは、ひとり静かに自分と向き合う時間が必要です。しかし、現代人は時間に追われる日々を過ごしている人が少なくありません。
-
こころと魂の健康(48)怒りにコントロールされていませんか 渡辺俊彦
日常で怒りを感じたことがない人は、存在しません。もし、怒りを感じたことのない人がいたら、お会いしたいと思うくらいです。怒りを感じたとき、怒りを数値で表現してみるとよいと思います。すると、自分のうちに起こっている怒りのレベルを客観的に知ることができます。
-
こころと魂の健康(47)怒りの原因を探る 渡辺俊彦
人間には、喜怒哀楽という4つの感情があります。怒りは、喜怒哀楽の1つの感情です。怒りに振り回され、処理できない状態が起こると、さまざまな混乱を起こしてしまいます。
-
こころと魂の健康(46)受け入れることは難しい 渡辺俊彦
私たちは、日常のさまざまな人間関係の中で人を受け入れる難しさを経験していると思うのです。教会でも同じことが言えるでしょう。
-
こころと魂の健康(45)問題となるパーソナリティーと牧師・その3:完全主義者 渡辺俊彦
問題となるパーソナリティーについて連続で検討して3回目です。今回は、完全主義者について検討してみましょう。完全主義ということについて、核信念の視点からすると「強迫観念的核信念」と思われます。別な言い方をすると律法主義的ということです。
-
こころと魂の健康(44)問題となるパーソナリティーと牧師・その2:受動攻撃型 渡辺俊彦
日本人に多いパーソナリティーの1つである「受動攻撃型(性)」と教会生活の関係について見ていきましょう。私たちは時々、「良い子」が周囲を驚かせるような事件を起こすというニュースを耳にします。
-
こころと魂の健康(43)問題となるパーソナリティーと牧師:依存型 渡辺俊彦
私たち日本人の人間関係の距離の取り方には、1つの特徴があります。それは、依存型の人が多いということです。依存型の人は、少しのことで落ち込みやすく、うつになりやすい傾向を持っています。
-
こころと魂の健康(42)失敗を受け入れるためには 渡辺俊彦
私たちは誰しもが失敗をします。むしろ、失敗のない人生はありません。しかし、失敗を失敗として受け入れることができるかどうかは別なことです。私たちが、自分の失敗を受け入れることができないとき、他者の責任にしてしまうことが少なくありません。
-
こころと魂の健康(41)人間の不完全性 渡辺俊彦
私たちは、「人間は不完全な存在であること」は誰でもが知っていることではないでしょうか。しかし、私たち自身が「不完全な人間であることを受容しているか」ということとは別な問題です。
-
こころと魂の健康(40)依存性 渡辺俊彦
今回は「依存性」ということを考えていきましょう。依存性という表現は社会的認知を得た言葉です。この言葉を知らない人は存在しないと言ってもよいくらいです。本来、依存性は人間の生活に潤いをもたらすものです。
人気記事ランキング
-
「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る
-
第3回臨床牧会教育(CPE)参加者募集 オリブ山病院で6月30日〜7月11日 「信仰の実践としての医療におけるスピリチュアルケア」
-
聖書の売り上げが5年間で87%増加、英国 Z世代がけん引か
-
斎藤友紀雄牧師死去、88歳 「いのちの電話」設立など自殺予防に尽力
-
東京地裁、旧統一協会に解散命令 協会側は即時抗告の意向
-
思い通りにいかないとき、どうする? 菅野直基
-
ヨハネ書簡集を読む(13)「巡回宣教者をもてなしなさい」―愛と真理によって― 臼田宣弘
-
篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(219)聖書と考える「最終回直前SP『行列のできる相談所』」
-
ワールドミッションレポート(3月28日):ギニアのコンヤギ族のために祈ろう
-
主よ、癒やしてください 穂森幸一
-
聖書の売り上げが5年間で87%増加、英国 Z世代がけん引か
-
斎藤友紀雄牧師死去、88歳 「いのちの電話」設立など自殺予防に尽力
-
「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る
-
東京地裁、旧統一協会に解散命令 協会側は即時抗告の意向
-
アメリカ合衆国長老教会、性自認や性的指向に基づく差別を禁じる教憲修正案を正式承認
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(218)音楽葬とは?その意味と特徴 広田信也
-
世界のクリスチャン700万人が参加、テクノロジー駆使した25時間集会「Gather25」
-
第3回臨床牧会教育(CPE)参加者募集 オリブ山病院で6月30日〜7月11日 「信仰の実践としての医療におけるスピリチュアルケア」
-
ローマ教皇が退院、両肺の肺炎で38日間入院
-
思い通りにいかないとき、どうする? 菅野直基
-
日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請
-
カトリック作家の曽野綾子さん死去、93歳
-
鈴木結生著『ゲーテはすべてを言った』 牧師の息子が書いた芥川賞受賞作
-
教会で斬首されたキリスト教徒70人の遺体見つかる コンゴ東部北キブ州
-
バイセクシャルの黒人女優シンシア・エリボがイエス役に 配役巡り批判の声も
-
パリ外国宣教会、所属司祭らによる性暴力の報告書を公表 日本でも被害訴える声
-
聖書の売り上げが5年間で87%増加、英国 Z世代がけん引か
-
世界のクリスチャン700万人が参加、テクノロジー駆使した25時間集会「Gather25」
-
日本キリスト教病院協会、新会長に笹子三津留氏
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(2)見える困難に「苦しみ」を覚えるメカニズム 三谷和司