ルカによる福音書
-
ルカ福音書を読む(47)「サタンによる試練」―祈ってくださるイエス様― 臼田宣弘
今回は、22章24~34節を読みます。前回、「荒野の誘惑以後、イエス様や弟子たちを離れていたサタンが、イスカリオテのユダに入ったことで、守られていた時間が過ぎ、現実の時間が戻ってきた」とお伝えしました。
-
ルカ福音書を読む(46)「最後の晩餐」―ユダにサタンが入る― 臼田宣弘
本日2月22日は、2023年の灰の水曜日です。本日からレント(受難節)に入ります。教会暦で、イエス様の十字架への道をしのぶ季節です。当コラムでも本日から、イエス様の受難について伝えている22~23章を読みます。
-
ルカ福音書を読む(45)「復活についての問答」―サドカイ派の人々と― 臼田宣弘
今回は、20章27~40節を読みます。ここでは、エルサレム神殿でのイエス様の様子が引き続き伝えられています。
-
ルカ福音書を読む(44)「エルサレム神殿において」―反対者たちとの対論― 臼田宣弘
今回は、20章9~26節を読みます。エルサレムに入られたイエス様は、その後(マルコ福音書11章12節によれば翌日)エルサレム神殿に行かれ、そこで商売をしていた人たちを追い出す、いわゆる「宮きよめ」をされた後、境内で教えを説かれました。
-
ルカ福音書を読む(43)「エルサレム入場」―平和の王であるイエス様― 臼田宣弘
いよいよイエス様の生涯の最後になる、エルサレム滞在記になります。その最初になるエルサレム入場のお話は、4つの福音書全てに並行記事があり、ヨハネ福音書によるならば、その日はイエス様が十字架にかけられた金曜日の前の日曜日です。
-
ルカ福音書を読む(42)「ムナの例え」―王の位を受けた主人とは誰か― 臼田宣弘
今回は、19章11~27節を読みます。この箇所は、マタイ福音書の並行箇所と比較した方がよいので、その箇所と併記します。ルカ福音書の太字の部分は、王の位を受けた主人に関する記述ですが、これはマタイ福音書には全く見られないものです。
-
ルカ福音書を読む(41)「2人の徴税人の招き」―レビとザアカイ― 臼田宣弘
今回は、5章27~32節と19章1~10節を読みます。ここでは、徴税人のレビとザアカイをイエス様が招いたお話が伝えられています。徴税人とは住民から税を徴収する人のことですが、当時は不正な取り立てが横行していたようです。
-
ルカ福音書を読む(40)「イエス様に従った見えるようになった人」―エルサレムへの途上で― 臼田宣弘
今回は、18節31~43節を読みます。イエス様は12弟子に対して、「今、わたしたちはエルサレムへ上って行く」と言われました。エルサレムが近づいてきたのです。そして、3度目の死と復活の予告をされます。
-
ルカ福音書を読む(39)「富める議員」―永遠の命を受けるためには― 臼田宣弘
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。今回は、18章18~30節を読みます。今回のお話は、マタイ福音書とマルコ福音書にほぼ同じ内容の並行記事があります。
-
私たちのためのクリスマス 万代栄嗣
ヨセフとマリヤは人口調査のためベツレヘムへ上っていき、マリヤは月が満ち、男の子を産み、飼葉桶に寝かせました。今日お開きした箇所は、その夜、真っ暗闇の野原で羊の番をしていた羊飼いの所に、まばゆい光と共に天の御使いが現れ…
-
ルカ福音書を読む(38)「祈りについての2つの例え」―低みからの祈り― 臼田宣弘
今回は、18章1~14節を読みます。ルカ福音書は、男女がペアになったお話が多くあることを、今までお伝えしてきました。今回のお話は、根気強く祈りなさいというものです。これは、友達のところにパンを借りにいった人の例え話とペアであると思います。
-
ルカ福音書を読む(37)「クリスマスの出来事」―全ての人たちへの知らせ― 臼田宣弘
御子イエス・キリストの御降誕を心からお祝いいたします。今日、クリスマスは世界的な行事です。日本もそうですが、キリスト教徒の人口が少ない国々でもクリスマスは祝われます。
-
ルカ福音書を読む(36)「再び来たるイエス様を待ち望む」―アドベントの時に― 臼田宣弘
17章20~37節では、イエス様が再びファリサイ派の人々を相手にして対論をなさっています。彼らが、「神の国はいつ来るのか」とイエス様に問うたのです。それに対してイエス様は、「実に、神の国はあなたがたの間にあるのだ」と言われました。
-
ルカ福音書を読む(35)「金持ちと貧しいラザロの例え」―大きな淵に架けられた橋― 臼田宣弘
前回、イエス様が語られた「不正な管理人の例え」とその解釈において、「神と富とに仕えることはできない」ということが示されたことをお伝えしました。ファリサイ派の人々が、それを聞いていてイエス様をあざ笑った場面から、今回のお話は始まります。
-
主に用いられる人 万代栄嗣
アドベントは、ラテン語のアドベンティス(到来)に由来し、救い主イエス・キリストの到来であるクリスマスまでの備えの日々を意味します。今日お開きした箇所は、マリヤの賛歌といわれています。
-
ルカ福音書を読む(34)「マモンからの解放」―友達を作りなさい― 臼田宣弘
今回は、16章1~13節を読みます。イエス様がなさったこのお話は、「不正な管理人の例え」といわれているものです。この例え話には、実にさまざまな解釈があります。今回は「私はこのように捉えている」ということで、その内容をお伝えしたいと思います。
-
恵みの期待感を持ってクリスマスの日々を歩もう 万代栄嗣
今日の聖書箇所で、老夫婦に起こった神の恵みを感謝したいと思います。今日の箇所の直後に、御使いガブリエルがマリヤの所にやってきて、受胎告知がなされ、いよいよクリスマスの物語が始まっていくことになります。
-
ルカ福音書を読む(33)「放蕩息子と兄と父の例え」―全ての人を憐れまれる神様― 臼田宣弘
今回は、15章11~32節を読みます。これは、非常に良く知られたイエス様の例え話です。幼稚園や教会学校で子どもたちに話すと、とても喜ばれますし、また良く理解してもらえるものです。
-
良いこだわりを持って癒やしを求め続けよう 万代栄嗣
私たちを主イエス様の救い、癒やしの恵みで覆い、力強い癒やしの恵みをもたらしてくださいますことを信じ感謝します。先日、元プロ野球の名投手が自宅の火災によって亡くなり、現場から逃げ出す様子もなかったことが報じられ驚きました。
-
ルカ福音書を読む(32)「見失った羊と無くした銀貨の例え」―全ての人を憐れまれる神様― 臼田宣弘
今回は、15章1~10節を読みます。徴税人や罪人たち、そしてファリサイ派の人々や律法学者たちがいる場所で、今回の「見失った羊の例え」と「無くした銀貨の例え」、また次回お伝えする「放蕩息子と兄と父の例え」が語られているのです。
人気記事ランキング
-
何をしても快く思ってくれない人への対処法 菅野直基
-
米国聖公会、会員数が3万7千人減少 礼拝出席者数は2年連続の増加
-
クリスマスイブに宝塚市で「Gospel in Christmas 祈りのコンサート」
-
カンタベリー大主教の退任日程発表、ヨーク大主教が職務引き継ぎ
-
旧約聖書学者の関根清三氏、瑞宝重光章を受章
-
【書評】藤原聡著『姉と弟 捏造の闇「袴田事件」の58年』
-
「世界的危機におけるキリスト教病院の役割」 アジアキリスト教病院協会が沖縄で総会
-
水嶋光一駐韓国大使、韓国基督教総連合会を訪問 代表会長らと会談
-
ブラジル聖書協会、聖書の累計印刷部数が2億冊に 3秒に1冊のスピードで印刷
-
ワールドミッションレポート(11月23日):ギニアビサウのカサンガ族のために祈ろう
-
「世界的危機におけるキリスト教病院の役割」 アジアキリスト教病院協会が沖縄で総会
-
東京高裁、根田祥一氏の訴えを棄却 賠償額を増額
-
トランプ前米大統領の再選に対する米国内のキリスト教指導者9人の反応
-
【書評】藤原聡著『姉と弟 捏造の闇「袴田事件」の58年』
-
英国国教会トップのカンタベリー大主教が辞意表明、児童虐待巡る対応で引責
-
米国聖公会、会員数が3万7千人減少 礼拝出席者数は2年連続の増加
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(210)MAGAムーブメントへの期待 広田信也
-
ブラジル聖書協会、聖書の累計印刷部数が2億冊に 3秒に1冊のスピードで印刷
-
「行き詰まりはチャンス」 日本リバイバル同盟が東京で祈りの祭典
-
旧約聖書学者の関根清三氏、瑞宝重光章を受章
-
米大統領選、トランプ氏が当選確実 勝利演説で語った「神が私の命を救った理由」
-
東京高裁、根田祥一氏の訴えを棄却 賠償額を増額
-
トランプ前米大統領の再選に対する米国内のキリスト教指導者9人の反応
-
カンタベリー大主教の辞任求める声上がる、同性間の性交渉支持する発言巡り
-
韓国の諸教会が連合礼拝・大祈祷会、ソウル中心部に110万人 同性婚反対など訴え
-
「行き詰まりはチャンス」 日本リバイバル同盟が東京で祈りの祭典
-
英国国教会トップのカンタベリー大主教が辞意表明、児童虐待巡る対応で引責
-
「世界的危機におけるキリスト教病院の役割」 アジアキリスト教病院協会が沖縄で総会
-
イスラム過激派が「異教徒」4人の処刑動画を公開 ナイジェリア
-
世界福音同盟、2025年に韓国・ソウルで総会開催へ 一部では反対の声も