国際
-
イースターに教皇のメッセージと祝福「ウルビ・エト・オルビ」
カトリック教会はじめ「西方教会」は1日、イースター(復活祭)を祝った。前夜、バチカンのサンピエトロ大聖堂で「復活の聖なる徹夜祭」を司式したローマ教皇フランシスコはこの朝、「復活の主日」のミサをサンピエトロ広場でささげた。
-
牧師の自殺と教会の沈黙(3)牧師が自殺した教会のその後、教会の文化を変える、牧師も人間
カベナント神学校(米ミズーリ州セントルイス)のフランシス・A・シェーファー研究所の常勤研究者で、親しい牧師3人を自殺で亡くしているジェラム・バース氏は、そのうちの1人の自殺について思い出しながら、その友人に対する賛辞を述べた。
-
IS系組織に破壊されたフィリピンの教会、復活祭のミサ中止 破損激しく
フィリピン南部の都市マラウィの聖マリア大聖堂では今年、聖週間(受難週)の諸集会が行われなかった。また、復活の主日(復活祭)のミサも行われない。昨年の政府軍と「イスラム国」(IS)系の武装勢力による激しい戦闘により、激しく破損したからだ。
-
牧師の自殺と教会の沈黙(2)牧師の負担、家庭問題と非現実的な期待、ストレスと性的不品行
マーク・メディナ氏は、ローレンス・ラリー・デロング牧師の自殺について話し合う権限を与えられていないが、数十年にわたる他の牧師たちへのコーチングの経験から、多くの牧師たちが「自己分化」の仕方が分からないために苦しんでいることに気付いたという。
-
牧師の自殺と教会の沈黙(1)悩ましい統計、沈黙する教会
2013年秋、米ジョージア州ワーナーロビンズ在住のテディー・パーカー・ジュニア牧師の妻は、自宅の玄関先で「拳銃自殺をした」夫を発見した。多くの人が愕然とした。パーカー牧師はそれまで自殺を認めておらず、教会員をよく戒めていたからだ。
-
教皇が若者たちに「皆さんには声を上げる力がある」 銃規制デモ受け
ローマ教皇フランシスコは25日、バチカン(ローマ教皇庁)のサンピエトロ広場で若者たちに向け、恐れずに声を上げ続けてほしいと呼び掛けた。教皇はメッセージの中で「若者たちよ、皆さんには声を上げる力がある」と語り掛けた。
-
バチカン広報事務局長、前教皇の私信読み上げで引責辞任
バチカンのダリオ・ビガノ広報事務局長が19日、前教皇ベネディクト16世の私信書簡を公の場で読み上げた責任を取って辞表を提出、教皇は21日付で受理した。後任として、アンドリアン・ルイス・ルシオ次官を暫定的に長官とする人事を発表した。
-
司祭が「教皇の死を望む」と発言、クラクフ大司教が非難 ポーランド
ポーランドで17日、南部クラクフのマレク・ジェドラシェウスキー大司教が、先月の説教でローマ教皇フランシスコを「英知に対して心を開かない」ならその速やかな死を望む、と述べた保守的なエドワルド・スタニエク司祭を公然と非難する声明を発表した。
-
英国国教会、若い世代の現金離れに「電子献金」で対応
「電子財布」が日本より一歩先に普及している英国で、英国国教会(聖公会)が現金を持たない若者たちに、「アップルペイ」や「グーグルペイ」などの電子財布で献金してもらうよう準備を進めている。
-
キング牧師の孫娘が演説「私には夢がある」 銃規制求め数十万人が「命の行進」
米南部フロリダ州のマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校でこの2月14日、17人が殺害された銃乱射事件を受け、高校生の呼び掛けで銃の規制を強化するよう訴えるデモ「私たちの命のための行進」が24日、首都ワシントンをはじめ各地であった。
-
ホーキング博士、英ウェストミンスター寺院に埋葬へ ニュートン、ダーウィンの傍らに
スティーブン・ホーキング博士の遺灰がこのほど、ウエストミンスター寺院(英国国教会)に埋葬されることが決まった。同寺院にはアイザック・ニュートンやチャールズ・ダーウィンも眠っており、「車椅子の天才科学者」は2人の近くに埋葬されることになる。
-
「アジアのビリー・グラハム」と「南米のビリー・グラハム」が全米宗教放送協会の殿堂入り
「アジアのビリー・グラハム」として知られる韓国人伝道者ビリー・キム氏(83)と、「南米のビリー・グラハム」と称されるアルゼンチン出身の伝道者ルイス・パラウ氏(同)が、全米宗教放送協会(NBR)の殿堂入りを果たした。
-
バチカン、「違反行為」理由にグアム大司教解任 島内の居住も禁止
バチカン(ローマ教皇庁) は18日までに、米領グアム島のアンソニー・アプロン大司教(72)を解任し、同島での居住を禁じるとの報道文を発表した。
-
「命守って」 教皇が中絶合法化審議のアルゼンチンに書簡
ローマ教皇フランシスコは、妊娠中絶合法化法案が議会で審議されているアルゼンチンの国民に書簡を送り、命を守るよう訴えた。書簡は13日の教皇即位5周年に当たり、アルゼンチンが送った祝辞への返信。アルゼンチン司教会議が公表した。
-
前教皇ベネディクト16世、現教皇フランシスコ就任5周年で擁護の書簡
前ローマ教皇のベネディクト16世(90)が、現ローマ教皇フランシスコ(81)の就任5周年に際し、保守派が示している「愚かな偏見」を一蹴する書簡を公表した。ベネディクト16世は、教皇フランシスコを「深い哲学と神学の基盤を持つ人物」と賞賛した。
-
北朝鮮で拘束の牧師ら米国人3人、解放で大筋合意か
北朝鮮に拘束されている米国人3人の解放について、両国当局と仲介国のスウェーデンが協議に入っていることが明らかになった。「敵対行為」を理由に別々に拘束された韓国系米国人3人の解放について、現在、複数のルートで協議が行われているという。
-
タンザニアで世界宣教会議、千人が参加 宣言文「アルーシャからの呼び掛け」を採択
東アフリカのタンザニア北東部の都市アルーシャで8日から13日まで、「霊に導かれて進むこと─変革をもたらす主の弟子となることへの招き」を主題に、世界教会協議会(WCC)の世界宣教会議(CWME)が開催された。
-
米大、学生伝道団体「インターバーシティー」の認可取消 提訴され2日で決定覆す
超教派の米学生伝道団体「インターバーシティー・クリスチャン・フェローシップ」(ICF)は6日、ウェイン州立大学(ミシガン州)が昨年10月にICFの学生団体としての公式認可を取り消した問題への措置として、同大を提訴した。
-
映画「パウロ」主演のジム・カヴィーゼル、ビリー・グラハム亡き後を語る
米国で今月28日に公開される映画「パウロ キリストの使徒」の主演俳優ジム・カヴィーゼル(49)が、クリスチャンポストのインタビューに応じ、先月末に99歳で亡くなった米大衆伝道者ビリー・グラハム氏や自身の親友の死について語った。
-
カトリックのグループが国際女性デーでシンポ 女性の決定権拡大など要求
「国際女性デー」の8日、カトリック女性のグループがローマでシンポジウム「なぜ女性が重要か」を開催した。発言者らは、教会における女性の決定権拡大を求めるとともに、ローマ教皇フランシスコに対し「女性嫌悪の壁」を打ち砕くよう求めた。
人気記事ランキング
-
「世界的危機におけるキリスト教病院の役割」 アジアキリスト教病院協会が沖縄で総会
-
東京高裁、根田祥一氏の訴えを棄却 賠償額を増額
-
トランプ前米大統領の再選に対する米国内のキリスト教指導者9人の反応
-
【書評】藤原聡著『姉と弟 捏造の闇「袴田事件」の58年』
-
英国国教会トップのカンタベリー大主教が辞意表明、児童虐待巡る対応で引責
-
米国聖公会、会員数が3万7千人減少 礼拝出席者数は2年連続の増加
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(210)MAGAムーブメントへの期待 広田信也
-
旧約聖書学者の関根清三氏、瑞宝重光章を受章
-
ブラジル聖書協会、聖書の累計印刷部数が2億冊に 3秒に1冊のスピードで印刷
-
「行き詰まりはチャンス」 日本リバイバル同盟が東京で祈りの祭典
-
米大統領選、トランプ氏が当選確実 勝利演説で語った「神が私の命を救った理由」
-
東京高裁、根田祥一氏の訴えを棄却 賠償額を増額
-
トランプ前米大統領の再選に対する米国内のキリスト教指導者9人の反応
-
カンタベリー大主教の辞任求める声上がる、同性間の性交渉支持する発言巡り
-
韓国の諸教会が連合礼拝・大祈祷会、ソウル中心部に110万人 同性婚反対など訴え
-
「行き詰まりはチャンス」 日本リバイバル同盟が東京で祈りの祭典
-
英国国教会トップのカンタベリー大主教が辞意表明、児童虐待巡る対応で引責
-
「世界的危機におけるキリスト教病院の役割」 アジアキリスト教病院協会が沖縄で総会
-
イスラム過激派が「異教徒」4人の処刑動画を公開 ナイジェリア
-
【書評】藤原聡著『姉と弟 捏造の闇「袴田事件」の58年』