【CJC】オーストラリアのニューキャッスル地方裁判所のロバート・ストーン治安判事が22日、カトリック教会アデレード教区のフィリップ・ウイルソン大司教(67)に、同僚司祭による幼児性的虐待を隠ぺいしたとして、有罪判決を下した。
ウイルソン大司教は、メイトランド・ニューキャッスル教区で司祭を務めていた1970年代に、同僚のジェームス・フレッチャー神父による幼児性的虐待を知っていたにもかかわらず、隠ぺいした。
2015年3月にニューサウスウェールズ州警察から起訴された大司教は無実を訴え、教会から休暇を取り、裁判で身の潔白を証すため全力を投じると語っていた。