-
連載『み神を慕いて』(10) 仲嶋正一
私が初めて松本頼仁牧師にお会いしたのは一九四九年五月の事でした。当時、私は東京駅前の中央郵便局で進駐軍総司令部民事検閲部(CCD)の翻訳として働いていました。一階は、全逓信労働組合の本部で、日本全国の官公庁労働組合に檄をとばして、今まさに史上初のゼネスト突入をめざして、共産党の赤旗が揺らいでいました。ところがその同じ階段を四階まで上がると、雰囲気は正反対の別世界となり、進駐軍総司令部民事検閲部があったのです。此処は自由で楽しい職場であって、昼は階段にコーラスが響き、屋上でダンスの練習が盛んでした。私は、東京大学入学後すぐ休学してこの部局で翻訳として働いていました。
-
医師が末期がん患者や家族との交流を綴った感動作「癒し癒されて」
志免町の栄光病院ホスピス長、下稲葉康之さん(65)の著書「癒し癒されて」(発売中)が話題を呼んでいる。著書には、医師として2700人もの患者を見取った下稲葉さんの、末期がん患者や家族との交流の記録が、クリスチャンとしての証しと一緒にまとめられている。
-
新しい歌を持って主に賛美を捧げるKCCJ 朴寿吉牧師
アブラハムは世界宗教の中でユダヤ教、イスラム教およびキリスト教の信仰を結合させる祖先であります。このことは、神様が、星より多いアブラハムの子孫として、我々のことも呼んでおられることを意味するのです。 我々は、アブラハムのように神の目的のために、神から呼ばれたことを信じなければなりません。では、何が信じて生きることなのでしょうか。
-
国際飢餓対策機構、ボランティア対象に体験教室開講
難民救援や発展途上国の貧困問題に取り組むNGO(非政府組織)・日本国際飢餓対策機構(Japan International Food for the Hungry)が、海外ボランティアとして働きたい人を対象にオリエンテーション・トレーニングを開講する。
-
CCCが学生センター建設で支援募る
青年宣教団体として世界的に有名なCCC(キャンパス・クルセード・フォー・クライスト)が、東京・三鷹に新しい学生センターを建設することになり、献金と祈りの支援を呼びかけている。必要額到達で建設が開始され、今年4月着工が目標。
-
アムネスティ「女性への暴力をなくすために」美術展 3月
世界各国で国際人権擁護活動を進めるNGO団体、アムネスティ・インターナショナル日本は、女性への暴力に対する認知向上と暴力の撲滅を目的に、美術展「Stop Violence Against Women(女性への暴力をなくすために)」を開催する。美術展には世界中のアーティストが、女性への暴力をテーマに制作した作品(絵画、写真、彫刻、2Dメディア、インスタレーションなど)約250点を展示する。入場は無料。
-
アジア各国に井戸を贈る 「友の会」京都教会で開催 8日
NGO(非政府組織)「アジア協会アジア友の会」が主催する「ぞうすいの会」が8日、京都市中京区富小路通二条下ルの京都教会(日本基督教団)である。通常の1食分と雑炊の差額を貯め、アジア各国での井戸掘りの資金に充てる。
-
「口語聖書 聖画集」など75点 館蔵名品展「小磯良平・鴨居玲」 笠間日動美術館
笠間日動美術館に所蔵されている画家の小磯良平と鴨居玲の作品が、笠間市笠間の同美術館(企画展示館)に展示されている。 クリスチャンだった小磯良平(1903−88)は神戸市の出身。東京美術学校で絵画を学び、在学中には帝展に入選した。名品展「小磯良平・鴨居玲」では、小磯の聖書の挿画に取り組んだ「口語聖書 聖画集」の原画やデッサンなど計75点を展示している。
-
仙台青年センターと学生友愛会がワークキャンプ共催 アジア学院
アジア学院は、農村指導者をめざす研修生が世界各国から集まり一年間生活を共にしながら学ぶ学校。指導者に必要な技術を習得しながら、ゲーム、ディスカッショ ン、礼拝・黙想の時間などを持つ。高校生から社会人まで、土や動物に触れ、人に出会い、神に出会う時間を共有するキャンプ。最近では外部団体も「総合学習」の一環として同学院を訪れ、国際理解や食の大切さを学んでいる。個人グループの自主企画での参加も増えているという。
-
JEM、宣教師育成センター訓練生募集
日本の霊的リバイバルに尽力する韓国の宣教団体JEM(日本福音宣教会、代表・白鍾允(パク・ジョンユン)牧師)が3月の日本宣教訓練センター(Mission Japan Training Center)開講を控えて訓練生を募集している。同センターは、1995年から昨年までに約310人の日本宣教献身者を輩出した。
-
信教・思想・報道の自由を守る県民集会 日基ら45団体が参加 11日
日本基督教団・東北教区社会委ら45団体が参加する「2・11信教・思想・報道の自由を守る宮城県民集会」が、11日に仙台市内で行われる。イラクへの自衛隊派遣を受けて、靖国反対宮城会議はこの動きを、平和憲法と呼ばれる憲法第9条に対する違反行為とし、第2次大戦を振り返りながら将来の日本と世界のために立ち上がろうと開催に至った。
-
マスタード シーズ コンサート VOL ?
ゴスペルコンサート「Mastard Seeds' Concert VOL ?」は、2月11日午後6時半より開演。 ゴスペル・ワーシップソング・アーティストによるオリジナルソングなど、 VOL ?よりさらにパワーアップして上演される。 出演予定アーティストは小川明子、堅谷智巳、川島諭などの計10名。 この日、彼らの美しい賛美が上野の天を開く!
-
Zawameki Worship Shout 2月大会
04年2月のZawameki Worship Shoutは名古屋、東京、奈良にて開催される。 名古屋大会は全日本リバイバルミッションの滝本明氏、東京大会は尾山令二氏、奈良大会では平岡修治氏がバイブルメッセージを語る予定。 今月も各地で、夜明けを目指した歌声が響き渡る!
-
連載『み神を慕いて』(9) 仲嶋正一
不思議な事です。私が教会に戻ってからこの五年間で、すべてが変わってしまったのです。勿論、私自身が変わった事については自分で良く知っていますが、そういう事ではなくて、私が不思議に思うのは、私に対する他の人の様子が変わってしまったという事なのです。――その後、間もなく行われた評議員選挙で、今までは継続的最低得票だったのが、突如最高得票に変わってしまった。――そして今は、学長になって欲しいと薦められています。――後輩のS教授が、繰り返し訪ねて来ては、「数ヶ月後に学長選挙があります。学長に、なりたいと思っている人は多いけれどそうではなくて、私はあなたになって欲しいと思うのです。受ける気があれば実現させます。
-
2.8韓国独立宣言第85周年記念在日フェスティバル開催
2月6日午後7時から、2.8韓国独立宣言85周年在日フェスティバルが、同実行委、在日大韓基督教会関東地方会、RIAK、外キ協、NCC青年委員会、NCC在日外国人の人権委員会、日本バプテスト連盟日韓在日連帯特別委主催で在日本韓国YMCAスペースワイホールで開催される。
-
佐賀・正義と平和協議会 自衛隊派遣反対運動 来月11日
政府の陸自本隊のイラク派遣を受けて、日本各地で反対集会や街頭演説が行われている。佐賀県内でもNGO団体や政党による運動が活発化。佐賀市中央本町のカトリック教会でも来月11日、佐賀カトリック正義と平和協議会が集会を開き、陸自派遣反対や護憲などを呼び掛ける。
-
ハワードディーン、同性愛発言波紋
米大統領選の本格的な開始に伴い、民主党代表ハワード・ディーン候補(リベラル派)の不適切な同性愛発言が波紋を呼んでいる。同氏はバーモント州知事時代に結婚した同性愛者たちに市民の権利を付与して全米で議論を呼んだことがあるが、一挙手一投足が言論界に取り上げられる現時点で、今回の発言は大きな“失言”になってしまった。
-
バレンタインデー・ゴスペルコンサート 東京
ゴスペルを通して「イエス・キリストをもっと近くに感じ、その愛を人びとに伝えていきたい」という心で活動しているゴスペル・クワイア、La Praise (ラプレイズ) が、今年のバレンタインデーに「No Greater Love これより大きな愛はない」 と題されたコンサートを東京中央教会(〒169-0072 東京都新宿区大久保2−18−8)にて開催。コンサートは開場午後2時半、開演午後3時。前売り1500円、当日2000円で発売。申し込み・問い合わせはLa Praiseまで(Email:[email protected])。
-
連載『み神を慕いて』(8) 仲嶋正一
研修会で信州に行きました。二千メートル以上の高原で涼しい所でした。早朝、宿舎から裏手の山の道を上って行きます。その道は冬はスキー場になる道で、芝生の様になだらかで、その上に、高山植物がピンクの美しい花を一面に咲かせていました。遥か対岸には、丸い緑の山の全容が見えて素晴らしい景観です。対するこちら側の広大な斜面に、ただ一人立って、この大自然を造られた神を思い、賛美しました。−−『朝風静かに吹きて、小鳥も目醒むる時、清けき朝より清く、浮かぶは神の思い』(賛美歌)−−立っては祈り、坐っては祈り、手を広げて祈り、胸に手を当てて祈り。
-
聖市化運動 「人間の聖化」が焦点
全人口の4分の1が教会に通うと言われている韓国で、純福音教会など福音派教会のリバイバルの原動力となったホーリークラブが、これから日本で本格始動することになった。27日午後2時より中央聖書神学校で行われたホーリー・クラブ「聖市化運動」発足説明会では、韓国・ヨイド純福音教会、明聖勲牧師(第2会堂主任)と韓国・聖市化運動代表、田溶泰牧師がそれぞれ講師として語り、韓国キリスト教会の現状や同運動の聖書的存在意義を説明した。
人気記事ランキング
-
「世界的危機におけるキリスト教病院の役割」 アジアキリスト教病院協会が沖縄で総会
-
東京高裁、根田祥一氏の訴えを棄却 賠償額を増額
-
トランプ前米大統領の再選に対する米国内のキリスト教指導者9人の反応
-
230年の歴史ある黒人教会で初の女性牧師誕生
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(210)MAGAムーブメントへの期待 広田信也
-
英国国教会トップのカンタベリー大主教が辞意表明、児童虐待巡る対応で引責
-
世界福音同盟、2025年に韓国・ソウルで総会開催へ 一部では反対の声も
-
米国聖公会、会員数が3万7千人減少 礼拝出席者数は2年連続の増加
-
「行き詰まりはチャンス」 日本リバイバル同盟が東京で祈りの祭典
-
希望とは何か? 神学者でもある教皇ベネディクト16世の回勅『希望による救い』
-
東京高裁、根田祥一氏の訴えを棄却 賠償額を増額
-
米大統領選、トランプ氏が当選確実 勝利演説で語った「神が私の命を救った理由」
-
韓国の諸教会が連合礼拝・大祈祷会、ソウル中心部に110万人 同性婚反対など訴え
-
トランプ前米大統領の再選に対する米国内のキリスト教指導者9人の反応
-
「行き詰まりはチャンス」 日本リバイバル同盟が東京で祈りの祭典
-
英国国教会トップのカンタベリー大主教が辞意表明、児童虐待巡る対応で引責
-
第4回ローザンヌ会議のイ・ジェフン共同組織委員長、大会のハイライトと未来の希望語る
-
世界福音同盟、2025年に韓国・ソウルで総会開催へ 一部では反対の声も
-
カンタベリー大主教の辞任求める声上がる、同性間の性交渉支持する発言巡り
-
「がんの治療法」と「問題の克服法」 佐々木満男
-
米大統領選、トランプ氏が当選確実 勝利演説で語った「神が私の命を救った理由」
-
東京高裁、根田祥一氏の訴えを棄却 賠償額を増額
-
カンタベリー大主教の辞任求める声上がる、同性間の性交渉支持する発言巡り
-
トランプ前米大統領の再選に対する米国内のキリスト教指導者9人の反応
-
第4回ローザンヌ会議のイ・ジェフン共同組織委員長、大会のハイライトと未来の希望語る
-
韓国の諸教会が連合礼拝・大祈祷会、ソウル中心部に110万人 同性婚反対など訴え
-
「行き詰まりはチャンス」 日本リバイバル同盟が東京で祈りの祭典
-
「がんの治療法」と「問題の克服法」 佐々木満男
-
イスラム過激派が「異教徒」4人の処刑動画を公開 ナイジェリア
-
英国国教会トップのカンタベリー大主教が辞意表明、児童虐待巡る対応で引責