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<毎日社会福祉顕彰>東京YWCAら3組が表彰
第34回毎日社会福祉顕彰(毎日新聞社会事業団主催、厚生労働省、全国社会福祉協議会後援)の贈呈式が先月28日、東京都千代田区の毎日新聞東京本社で行われ、東京YWCA(東京基督教女子青年会)中国帰国者日本語教室(水原栄子委員長)ら3組が福祉の向上に力を尽くした団体と個人として表彰された。
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世界伝道フォーラム2004開催 5日まで タイ
[タイ 1日 CP]約130カ国及び58言語を代表する指導者1500人が参加する世界伝道2004が、先月29日から今月5日まで、タイで開催されている。ローザンヌ世界伝道委員会が主催。同委による世界的な集まりは30年前に始まり、今回で4度目。
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木村牧師が講演 「パクス・アメリカーナとキリストの平和」
戦争下のバグダッドに昨年三月「人間の盾」として滞在し、その後もバグダッド再訪や講演を通して平和への祈りと実践に取り組む木村公一牧師(福岡国際キリスト教会、バプ連盟)は25日、東京都渋谷区の美竹教会(日本基督教団)で「パクス・アメリカーナとキリストの平和」と題して講演した。自身のインドネシア宣教やイラク訪問の体験談を交えて神学を実践に結びつける必要性を強調、教会は他の宗教家と協力して平和奉仕に取り組むべきと訴えた。
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死刑廃止キリスト者連絡会 首相、法務大臣に抗議声明を提出
法務省が14日に死刑囚・嶋崎末男、宅間守両名に死刑を執行したことを受けて、死刑廃絶を訴える超教派の団体「死刑廃止キリスト者連絡会」が18日、小泉首相と法務大臣に死刑執行への抗議声明文を提出した。声明文では、犯罪の凶悪化と若年化が目立つ現代に、「人間の存在に対する根源的信頼感の回復」に社会全体が取り組む必要を訴え、「他者を絶対的に排除すること(死刑)は人間の分際を越える行為」として死刑制度の早期廃止を求めている。
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ゴスペルシンガーMIGIWAさん 各地で公演
シンガーソングライター、MIGIWA(本名=鶴木みぎわ(23)、福音キリスト教会連合・中野島キリスト教会員)が、賛美と証による伝道コンサートを教会を中心に日本各地で行っている。コンサートの依頼も随時受け付けており、若年層の伝道の窓口としてのコンサートのほか、集会の目的や対象に準じてプログラムを編成できるなど柔軟に対応している。
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「歴史を加速」 聖書の全言語翻訳に向けて ウィクリフ聖書翻訳協会
聖書の全言語翻訳に取り組む宣教団体ウィクリフ聖書翻訳協会(東京都杉並区、永井敏夫総主事)の国際連合体、国際ウィクリフは、母国語訳聖書が存在しない10億人のための聖書翻訳達成時期を、これまでの目標より100年縮めるというプロジェクト「ビジョン2025」にとり組んでいる。国際ウィクリフと一緒にプロジェクトを指揮するのは、米国の南部バプテスト連盟国際宣教委員会。世界各国に派遣されている宣教師に協力を呼びかけ、情報収集、翻訳家の召集、宣教師派遣を行う。
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米政府の宗教弾圧「懸念のある国」報告にベトナムなど反発
[国際 20日 CP]米国務省が15日に宗教の自由に関する世界各国の現状をまとめた2004年版報告書を発表したが、ベトナム、中国、ミャンマーを含む数カ国がこれを強く批判していることが分かった。報告書は、宗教弾圧を行っている「特に懸念のある国」のリストに、サウジアラビア、ベトナム、エリトリアの三カ国を新たに加え、昨年の北朝鮮、中国、ミャンマー、イラン、スーダンと合わせ八カ国を挙げている。
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【新刊】カリスマとケリュグマ 大串元亮・大串肇 著
国家存亡の危機の時代に彗星のように現われ、きらめく珠玉の言葉を残して消えていった旧約預言者。彼らは何を語り、何を告げたのか。展望なき現代に、旧約預言者のカリスマとケリュグマをよみがえらせた。 四六判/304頁/定価2,625円 教文館
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【新譜】ベター・ザン・ライフ〜シティプレイズ8
ヒルソング公認で歌詞が訳され、日本語で賛美できるのが嬉しい「シティ・プレイズ」の第8弾!ソングブックも同時発売されています。 著 者: シティプレイズ 出版社: 東京シティチャーチ 定 価: 1,800円(税込)
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21日 国際平和デー WCCが全キリスト者に祈りの要請
[国際 CT] 世界平和のために祈る国際平和デーを今月21日に控え、世界教会協議会(WCC)が、世界5億5千万人のキリスト者と教会に平和のための祈りへの参加を呼び掛けている。WCCのサムエル・コビア総幹事は、教会の一致と平和を求める「暴力克服の10年」としてWCCが定めた2001年から2010年の10年間の枠組みを祈りの中で強調するよう要請した。
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米・南部バプ連 伝道の旗の下に一致目指す
南部バプテスト連盟(SBC)と自由主義的な流れを汲むテキサス・バプテスト総連盟(BGCT)は、SBCの保守派色が強まった1970年以降の約30年間にわたって競合していた。神学・聖書的見解の違いやBGCT側の主体性維持といった点が交流の妨げとなっていたが、今年6月に新議長となったボビー・ウェルチ牧師は10日、BGCTに加盟する教会で行われた講演で、すべてのバプテスト教会は「福音伝道」の旗の下にひとつとなるよう呼び掛けた。
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国際福音宣教会 宣教報告 野尻孝篤師・明子師
ビザは九月末位にしか発給されないだろうというのが、タイのOMFオフイスからの最近の連絡でした。 私たちは七月末には渡タイが可能ではと思って手続きをしていました。一人あたり三十枚、計六十枚もの写真を二度に分けて送りました。それでも、四月より手続きを始めたのに九月になりそうというのです。久しぶりにタイ・タイムの宣教師時代に戻った気分でした・・・
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協力するということ 中川英明
2002年初めまで国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)という国連機関に14年近く勤めました。転勤が多い仕事でしたが、最初の勤務地はベトナムの首都ハノイでした。そのころのUNHCRのベトナムでの一番大きな仕事は、ボートピープルとして国外に出たものの、難民として認められずに帰還してくる人たちの受け入れを支援することでした。多勢の帰還者を迎え入れるため、ベトナム政府や地方の役所が学校や地域の施設を直したり、職業訓練を行ったりするのを、支えようというもので、国連の支援は資金援助が主たるものでした。
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<ワールド・ビジョン>チャイルド・スポンサー1500人募集
開発途上国への援助をするクリスチャンの団体ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ、東京都新宿区)が10月から、ケニアとベトナムの新地でチャイルド・スポンサーシップによる支援活動を開始する。このため、9月から、この地域の1500人の子どもたちを支援するスポンサー1500人を募集中。主要全国紙や地方紙などで参加を呼び掛けている。
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【新刊】「グラウンド・ゼロからの祈り」
著者のジェームズ・R・マグロー氏は、9・11のグラウンド・ゼロ(ワールド・トレーディング・センター跡地)からわずか2.5ブロック離れた所に位置するオールド・ジョン・ストリート合同メソジスト教会の牧師。9・11を経験し、全米最古のメソジスト教会である教会を避難所として開放し救援にあたった。本書は、マグロー氏が9・11の次の日曜日から礼拝の中で捧げた祈りの中から10編を厳選した祈り集。2001年9月14日の日曜日から始まり、11月18日のサンクス・ギビング・デーで終わっている。テロの惨劇を経験した牧師と教会の人々が何を見、感じたかが祈りとなっている。
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長崎平和祈念館で平和のメッセージ展覧会
長崎市平野町の国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館で、来館者が残した「平和のメッセージ」の展覧会が開催されている。今回は3月以降に世界各地から訪れた人の手書きのメッセージや、パソコンで描いた絵など計192点が展示されている。今年8月9日に行われた「被爆59周年原水禁世界大会」では、平和メッセージをインターネットで核保有国に送信した。昨年7月に開館した同館には合計約5500のメッセージが残されており、インターネットサイトで閲覧できる。
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<露学校占拠>死者322人 人質に教会関係者も
チェチェン武装勢力とみられるグループによるロシア・北オセチヤ共和国ベスランの中等学校占拠・人質事件は3日、子供を含む多数の人質の命を奪い、死者は322人(ロシア検察当局発表)という悲劇的な結末となった。人質の病院に収容された負傷者も704人。4日未明(日本時間同日朝)までに、ロシアのアスラハノフ大統領顧問が「人質は1200人いた」と明かした。現時点で人質のうち8割以上が死傷したことになる。
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キリスト教教育−地の塩、世の光−小澤淳一
日本にプロテスタントのキリスト教が伝えられてから130年余り。日本の社会、日本の言葉の中に、また、文学の中に、たくさんのキリスト教の言葉が使われるようになりました。この「地の塩・世の光」という言葉は、その中でもかなりよく使われる言葉だと思われます。雑誌などで、偉人の逸話や、格言、金言、などに用いられることもしばしばです。これは、塩のごとく、人の心の腐敗をとどめ、光のごとく、暗い世の人々に、明るい行いを示すというイエスさまの話から、「模範」とか「手本」という場合のたとえとして、適切な日本語になっていったのでありましょう。また、これは、青山学院のスクールモットーであることはいうまでもありません。
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ルーテル世界連盟が財政危機を表明
[国際 2日 CP] 世界最大規模の国際NGOでルーテル系教会同士の協力・連絡機関であるルーテル世界連盟(=LWF、本部スイス・ジュネーブ)の出納局長が2日、深刻な財政危機に瀕していると発表した。連盟の会員は6千6百万人を超えるとされており、効果的で即効性のある解決策が求められている。
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ランベス委員会 世界共同体から米聖公会を排除へ
[ロンドン 2日 CT] 世界聖公会共同体(アングリカン・コミュニオン)が公然同性愛者を叙階した米聖公会を共同体から排除する可能性が、ここにきて高まっていることが分かった。ランベス委員会の判断と見られており、カンタベリー大主教のロワン・ウィリアムズが同性愛の危険から教会を守る最良の手段として提案した。除名推薦は、来週中に行われる同委の最終会議で発表される見通し。除名推薦が実現すれば、実際の行使を前にしてリベラル派を中心に「敗北感」と失望の念が拡大するのは必至。
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