富についての考察
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富についての考察(63)誰を信用したらよいのか? 木下和好
私と家内は、命(ビジネス上の命も含む)がかかっているとき、人のアドバイスを無視し、自らの期待に全てかけることがある。2例を挙げてみよう。
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富についての考察(62)接触を断つことの是非 木下和好
われわれはさまざまな理由で人との接触を断つことがある。疲れ果てて休暇が必要なとき、何かに集中するとき、あるいは外部からのコンタクトが多すぎて対処しきれない場合などである。
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富についての考察(61)心の目 木下和好
われわれ人間の前向きな行動は、まだ見えていない物を見るところから始まる。なぜならわれわれは創造性豊かな神に似せて造られているからだ。「創造」とは、今まで存在しなかった物を、目に見える形に造り出すことを意味する。
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富についての考察(60)才能は選択された種 木下和好
Talent(才能)という英語の語源がギリシャ語のタラント(お金の単位)であることからも分かるように、才能と富には密接な関係がある。
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富についての考察(59)起こらないことへの投資 木下和好
われわれには「1度も体験したことがない」事が多い。でも「体験したことがない」という事実は「起こらない」ことを保証しない。何かが起こるか起こらないかは、体験ではなく確率の問題である。心構えを体験にだけ頼ると大きな失敗を犯すことになる。
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富についての考察(58)本音を示す経済力 木下和好
「富んでいる者が神の国にはいるよりは、らくだが針の穴を通る方が、もっとやさしい」というキリストの言葉は、富を得たいと思っている人たちにとって大きなプレッシャーとなる。完全に富の否定に見えるからだ。
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富についての考察(57)アガペーと経済原理 木下和好
長い間その意味がよく分からなかった聖書の言葉があった。それは「ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです」(マタイの福音書18:20)というイエスの言葉である。
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富についての考察(56)正しいことVS適切なこと 木下和好
正しいことと適切なことは同じではない。適切なこととは、適切な状況下で正しいことを行うことを意味する。正しいことでも不適切な状況下で行われれば、正しいとは言えない。
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富についての考察(55)重さゼロの危険性 木下和好
私は港町に生まれ育ったが、停泊中の船がいとも簡単に動くのに驚いたことがある。停車中のトラックを押してもてこでも動かないのに、その何十倍もの重さの船を留めてあるロープを足で押さえつけると、大きな船が少しずつ自分に近づいて来るのだった。
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富についての考察(54)認識の癖 木下和好
私は自ら記入した電話番号やID番号などに間違いがないかどうかを確かめるとき、何度も読み直すのではなく、必ず逆から読み返すようにしている。
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富についての考察(53)有効期限 木下和好
われわれは数多くの「有効期限」に囲まれて生きている。いつ有効期限を迎えるかは事と次第による。私はある時、温泉旅館のオーナーから2枚の無料宿泊券をもらった。でも忙しくてなかなか行けず、15年も過ぎてしまった。
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富についての考察(52)あえて知らない道を選ぶ 木下和好
私は車でどこかに複数回行くとき、毎回同じ道を行くのではなく、あえて知らない方の道を選ぶことがしばしばある。その理由は、地図がより立体的になることと、もしかして新しい道の方が通りやすく近道の可能性もあるからだ。
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富についての考察(51)セールスが基本 木下和好
日本のクリスチャン人口はいまだに1パーセント未満であるが、私はその原因の一つが、セールスの基本を忘れてしまっているところにあると思う。クリスチャンたちに何かビジネスを勧めるときに返ってくる反応の多くは「セールスは苦手です」である。
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富についての考察(50)話題の聖と俗 木下和好
立派なクリスチャンの中に、崇高な話しかしない人がいる。そのような人と2人きりになったとき、かなり俗的な私は会話が途切れてしまい、気まずい思いになる。ある教会で、牧師がメッセージの中でしばしば俗的な内容を話題にするので、それに抗議した会員がいた。
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富についての考察(49)ガラス張りの人生 木下和好
われわれの人生には補色がある。補色とは、ある色をしばらく見つめた後、白い紙に目を移したときに残像として現れる色のことで、赤色に対する補色は青緑色、黄色に対する補色は青紫色といった具合である。
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富についての考察(48)曖昧な知識と危険領域 木下和好
認識が曖昧であると、危険領域が広がってしまう。それゆえ無知な人の行動範囲は制限される。例えば高圧線の中継塔を囲むフェンスは、素人のために造られている。
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富についての考察(47)パスワードから学ぶこと 木下和好
信仰、スポーツ、あるいはビジネスにおいて「修行」は必要なのだろうか?「修行」という言葉には「精神を鍛える」という意味があり、それは「難行苦行」や「でっち奉公的下働き」の概念にもつながっていく。
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富についての考察(46)神の祝福と経済の祝福の関係 木下和好
われわれは、神の祝福を霊的祝福に限定して考える傾向がある。富に対する後ろめたさがあるからだと思う。「富=悪」と考える人たちさえいる。でも聖書をよく読むと、祝福が精神的あるいは霊的領域に限られているとはどうしても思えない。
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富についての考察(45)労働報酬VSサポート 木下和好
労働報酬に関して、聖書には一見不合理に思えることが書かれている。それは1日1デナリのぶどう園での仕事で、朝早くから働いていた人も、終わる寸前の5時ごろから働き始めた人も、皆同じ賃金をもらった話である(マタイの福音書20:1~16)。
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富についての考察(44)「忙しい」は価値観の表明 木下和好
私は忙しい人と思われているらしく、「お忙しい中、申し訳ございません」とよく言われる。でも毎日忙しいと思って生活してはいない。
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