論説・コラム
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自殺願望からの解放 佐々木満男
2020年は新型コロナウイルスによって世界中が大混乱になった。日本では死者も少なく、次第に落ち着いてきたが、ウィズコロナが心配される。経済は、政治は、来年のオリンピックは、会社は、就職は、結婚は、子育ては・・・心配したら切りがない。
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ビジネスと聖書(6)返品自由で成功したウォルマート社 中林義朗
今日米国第一の小売業者ウォルマート社は、創業時に「返品自由」を打ち出しました。領収書がなくても、客が現品を持ってきたら、代金を返したのです。今はどこのデパートでも返品は可能ですが、当時、これを徹底して実行した所は他にありませんでした。
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(み使いダニエル)トモコのものがたり 星野ひかり
都会にはクリスマスのイルミネーションがともり始めた頃でした。週末になると赤い帽子をかぶった群れが、駅の角に立ち寒さに身をすくめながらも賛美歌を歌っています。トモコは車の中で毛布にくるまり猫を抱いて、その歌を聞いておりました。
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良い人には良いことが起こる 安食弘幸
ある男が自分の妻の誕生日に10カラットもあるダイヤモンドの指輪をプレゼントしたと自慢しています。そして友人に言いました。「キミの奥さんももうすぐ誕生日だね。奥さん確か、格好いいスポーツカーを欲しがっていたよね」
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新・景教のたどった道(42)景教とは、その源流と教え 川口一彦
635年、ペルシアから初代宣教師の阿羅本ら21人によって唐代中国にもたらされたイエスの教えを波斯(ペルシア)教と呼び、745年に大秦景教と改称。大秦とは東ローマ帝国のユダヤ、景の字義は大きな光からイエスのこと。彼らは大秦景教と呼んだ。
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心が通じ合う関係 菅野直基
仕事で疲れを感じることがありますが、人間関係の疲れはもっとこたえるものです。理解されない苦しみ、置いていかれてしまう孤独、裏切られ拒絶される悲しみなど、心の痛みはなかなか人に分かってもらえるものではありません。
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救い主を迎える心構え 万代栄嗣
今日の御言葉は、この後の6~7節に明確に救い主イエス・キリストの誕生の預言がなされているため、クリスマスによく読まれる箇所です。この預言がされたのは、今から2800年ほど前の時代のことです。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(109)グローバル化への誘惑と過ち 広田信也
11月に行われたアメリカ合衆国の大統領選挙は、投票結果をめぐり、トランプ大統領と民主党の背後にあるディープステートや中国共産党との対立が顕在化する混乱状態に陥り、目の離せない展開になっています。
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パウロとフィレモンとオネシモ(29)「上にあるものを求めなさい」―善い業を行う― 臼田宣弘
アドベントクランツにともしびがともり、今年もイエス・キリストのご降誕を待ち望む季節となりました。嬰児(みどりご)イエスが、馬小屋にお生まれになったことは、私たちの現実の心の中に救い主が来られたことを意味するとされています。
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大いなる神の計画 穂森幸一(171)
世界四大文明という言葉が世界史で用いられていますが、近い将来、五大文明という言葉に書き換えられるかもしれません。日本の縄文文化は世界最古の文明であり、約1万5千年に始まり、争いを好まない平和な民族の文化がそこにはありました。
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世界はわが教区―ジョン・ウェスレーの生涯(5)隣人愛を実践する
1729年11月22日。ウェスレーは助教授および学生指導官としてオックスフォード大学から招かれた。彼は健康のすぐれない父をエプオースに置いて出るのがためらわれたが父自身の勧めから、この話を受けてオックスフォードに赴いた。
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百人一読シーズン2―偉人と聖書の出会いから―(42・セミファイナル)レーナ・マリア 篠原元
あらためまして、皆様。こんにちは、また、こんばんは。2020年12月に入りました。残り、あと1カ月です。大変な1年となっているのですが、世界のベストセラーである聖書には、このような言葉があります。
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生きることはキリスト 菅野直基
キリストに属し、キリストのものとなったクリスチャンであっても、いつでもキリストのために生きているとは限りません。胸に手を当てて考えてみたら、思い当たることがあるのではないでしょうか。
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一歩踏み込んで祝福を求めよう 万代栄嗣
コロナの感染者が増加傾向にあります。当然気を付けるべきところは気を付けながら、でも心を病んだり、萎縮したりしないように。私たちは愛され守られて私たちの人生は祝福で満ちていることを忘れないで前進しましょう。
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ビジネスと聖書(5)You are what you say! 中林義朗
You are what you eat! と英語では言います。病気を治療するのも日常の食事をするのも、ともに生命を養い健康を保つためには欠くことができないもので、源は同じだという考えです。
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すべてのことが益となる 安食弘幸
あるお母さんが息子の運動会に出掛けました。息子がみんなと一緒に元気よく入場してきました。「イチ・ニ・イチ・ニ・右・左・右・左」。足をそろえて行進しています。しかし、このお母さんはあることに気が付いたのです。
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(み使いダニエル)マサトのものがたり 星野ひかり
「こんなはずじゃなかった」。マサトはじりじりと唇を噛み、毛布を握りしめて眉間にしわを寄せました。こんなふうにベッドから立ち上がる気力さえも失って、はや3年がたっていました。
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コヘレトと新約聖書(1)「知恵」―神は人間を単純に造った― 臼田宣弘
30回にわたって、「コヘレト書を読む」を連載させていただきましたが、コヘレトと新約聖書の関連についてもお伝えすべきだろうと考えました。そこで、続編的なコラムとして「コヘレトと新約聖書」というシリーズを連載させていただくことになりました。
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生きるってきれいごとでは済まされない 菅野直基
私の10代、20代は、夢と理想ばかりを思い描いていました。誰でもそういう時期があると思います。しかし、ある年齢に達するころから、人生は願った通りには進まないことを体験するようになります。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(108)すべてを委ねて母をみとる 広田信也
先日、母が92歳の生涯を閉じました。忙しく働く父を支え、私たちをこよなく愛してくれた気丈で優しい母でした。母の召天に際し、神様が母の信仰を導いてくださった足跡をたどってみたいと思います。
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