国際
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ノルウェー国教会、2017年から非国教会化 独立法人に
国家と共に500年近く歩んできたノルウェー国教会(ルター派)が、2017年1月1日から独立法人となり、正式に国と分離する。非国教会化に伴い、同教会の監督や牧師ら聖職者1250人は公務員ではなくなり、教会も政府の機関ではなくなる。
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スウェーデンの学校、クリスマスソングからキリスト教用語を削除
スウェーデンのある学校では今年、「変わり行く社会」に適応し、社会的包摂(ソーシャル・インクルージョン)性を子どもたちに身に付けさせるため、クリスマスソングからキリスト教に関わる文言を削除したという。
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「信仰の説明、教会の分裂ではなく交わりのうちに」ルーマニア正教会、聖大会議への否定的な反応に声明
ルーマニア正教会は、6月にギリシャのクレタ島で行われた正教会聖大会議に対して最近同国内で否定的な反応が出てきていることに対し、22日、公式サイトで「信仰に関するいかなる説明も、教会の分裂ではなく交わりのうちに」と題する公式声明を発表した。
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英で「3人の親」持つ子ども、来年にも誕生へ デザイナーベビーに警戒も
英政府機関は15日、遺伝的に3人の親を持つ子どもの出産を可能にする技術の利用を最終的に承認した。これは、女性2人の卵子と男性1人の精子を使って体外受精を行うことで、いくつかの遺伝病を撲滅できる画期的な技術とされているが、倫理上の問題から論争になっている。
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金正恩氏、クリスマスにキリストではなく、祖母の金正淑を祝えと強要
北朝鮮の最高指導者、金正恩 (キム・ジョンウン)氏はキリスト教に対する嫌悪感をさらに強め、今年のクリスマスには、北朝鮮国民に対して、イエス・キリストではなく、金正恩氏の祖母、故・金正淑(キム・ジョンスク)の誕生を祝うように強要した。
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バルソロメオス1世 東方正教会コンスタンディヌーポリ全地総主教としての25周年
東方正教会の精神的指導者である全地総主教として25周年を迎えたバルソロメオス1世。これは、信仰生活と福音宣教、移民の危機と一致の課題および希望、正教会聖大会議の成果、環境問題、キリスト教の一致などに関する、同総主教へのインタビュー記事である。
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不倫騒動のタリアン・チャビジン氏、牧師らが共同書簡で悔い改めを要求
ビリー・グラハム氏(98)の孫で、不倫騒動の渦中にあるタリアン・チャビジン氏(44)に対し、彼のかつてのカウンセラーであったポール・トリップ氏を含む数人の牧師が、悔い改めをするよう要求した。一方、チャビジン氏の母親は、悲嘆に暮れていると伝えられている。
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「イスラム国」、米国の数千教会を標的に リストを支持者に公開
過激派組織「イスラム国」(IS)は、米国内の数千もの教会の名称と所在地を記したリストをソーシャルメディアで公表し、信奉者たちに「キリスト教の新年」を「血まみれのホラー映画」のように変えるよう呼び掛けた。
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トランプ夫妻、結婚式を挙げた教会でイブ礼拝に出席
ドナルド・トランプ米次期大統領とメラニア夫人は24日夜、11年前に結婚式を挙げたフロリダ州の教会で、クリスマスイブ礼拝に出席した。トランプ夫妻が出席したのは、同州南東部の都市ウェストパームビーチにあるベテスダ・バイザシー監督教会(米国聖公会)の礼拝。
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サウジアラビア、イスラム暦からグレゴリオ暦に変更
サウジアビアは、同国で使用する暦を、イスラム教の預言者ムハンマドが、メッカからメディナへ移住した年を元年とするイスラム暦から、ローマ教皇グレゴリウス13世が1582年にユリウス暦を改良して定めた、イエス・キリストの誕生に基づくグレゴリオ暦に変更した。
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世界各地でクリスマス祝う イラクではISから解放後3年ぶりのミサも
異常気象、地球規模の地殻変動、それらにも影響を受けてか、政治的思惑によるためか、人種・民族間の抗争と避難民の大量発生、移動中の遭難と、相次ぐ悲劇的なニュースに緊迫が増すばかりの世界で、2016年のクリスマスが祝われた。
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ルワンダ虐殺で教皇が赦し乞う風刺画掲載、ウガンダ国営紙が謝罪
ウガンダ国営紙「ニュービジョン」は21日、隣国ルワンダで80万人以上が死亡した1994年の大虐殺を題材にした風刺画を掲載したことを謝罪し、掲載内容を取り消した。
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エリザベス英女王、風邪でクリスマス礼拝欠席 ここ数十年で初めて
英国のエリザベス女王(90)は25日、重い風邪のため、教会でのクリスマス礼拝を欠席した。ロイター通信などが報じた。女王がクリスマスの礼拝に出席しなかったのは、ここ数十年で初めてという。バッキンガム宮殿の報道官が明らかにした。
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教皇フランシスコ、クリスマスメッセージでテロ犠牲者に慰めの言葉
ローマ教皇フランシスコは25日、バチカン(ローマ教皇庁)のサンピエトロ大聖堂のバルコニーから、毎年恒例のクリスマスメッセージを読み上げ、「ローマと全世界」(ウルビ・エト・オルビ)を祝福した。
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フィリピン大統領「毎日5、6人を処刑」、死刑復活に強気 カトリック教会が非難
フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が、死刑制度を復活させ、毎日、犯罪者たちを「5、6人」処刑するなどと語ったことについて、同国のカトリック教会の指導者たちは「非常に残忍」だと非難した。ドゥテルテ氏は、死刑制度復活を自身の法律制定の最優先事項に掲げている。
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オバマ米大統領、国際宗教自由法改正案に署名 迫害への取り組みを強化
米国のバラク・オバマ大統領は16日、フランク・R・ウルフ国際宗教自由法案に署名した。これは米国の外交政策の一環として、世界中の宗教的少数派への迫害に対抗する米国の取り組みをさらに強化するものである。
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サンタクロースなどの世俗のクリスマス文化は危険 リック・ウォレン牧師が警告
米サドルバック教会(カリフォルニア州)のリック・ウォレン主任牧師は最近、サンタクロースや、クリスマス・ソング「フロスティー・ザ・スノーマン」など、クリスマス時期の世俗の文化が、クリスマスの真の意味をしのぐほどになっている風潮に対して警告を発した。
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米福音主義団体への献金額、2015年は1兆8千億円超
福音主義財務責任協議会(ECFA)が発表した最新の献金状況年次報告書によると、米国内の福音主義諸団体に現金でささげられた献金額は、2014年は122億ドル(約1兆4300億円)だったが、15年は2・2パーセント増え、125億ドル(約1兆4700億円)となった。
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ロシアの駐トルコ大使暗殺事件 ロシア正教会や全地総主教が哀悼の意を表明
ロシアの駐トルコ大使がトルコの首都アンカラで暗殺された事件を受けて、ロシア正教会のモスクワおよび全ロシアのキリル総主教や、モスクワ総主教庁渉外局長であるボロコラムスク府主教イライオンが、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相にそれぞれ哀悼の意を表した。
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ベルリン クリスマス市場でテロ事件 ドイツ司教協議会会長と福音主義教会議長が暴力に対して団結
ドイツ・カトリック司教協議会のラインハルト・マルクス枢機卿やドイツ福音主義教会のハインリヒ・ベドフォードストローム議長は、19日に首都ベルリンの教会付近のクリスマス市場にトラックが突っ込んだ事件を「暴力」とする声明やコメントを、20日に発表した。
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