人種差別
-
世界宣教祈祷課題(7月16日):米国
去る5月25日、ミネソタ州ミネアポリス市在住のアフリカ系米国人男性のジョージ・フロイド氏(46)が、地元市警察によって逮捕拘束される際、白人警官による過剰な暴行を受けたとして死亡した事件に端を発し、人種問題が噴出した。
-
今のアメリカに思う 「共通の未来」を失いつつある「未完成の国」の行方
2020年は、米国にとって4年に一度の「お祭り」が催されるはずだった。人々は国旗を振りかざし、隣にいる仲間と肩を組み、そして自分たちが支持する候補者を羨望の眼差しで見つめる――そんな光景が各メディアによって全世界へ配信されるはずだった。
-
黒人のイエス・キリストが描かれた「最後の晩餐」 英国の大聖堂で展示へ
イエス・キリストが黒人として描かれた「最後の晩餐」が4日から、英中部セントオールバンズの大聖堂で展示される。米国の黒人差別反対運動「ブラック・ライブズ・マター」(BLM=黒人の命も大切)への連帯を示すもの。
-
世界宣教祈祷課題(7月1日):米国
去る5月25日、ミネソタ州ミネアポリス市在住のアフリカ系米国人男性のジョージ・フロイド氏が、地元市警察によって逮捕拘束される際、白人警官による過剰な暴行を受けたとして死亡した事件に端を発し、人種問題が噴出した。
-
英国国教会、人種差別問題扱う新委員会設立へ
英国国教会の主教会は24日、同教会の人種差別問題を専門に取り扱う委員会を設置することを決めた。同委の設置により、教会内における人種的平等実現のために「文化的かつ構造的な大変革」を行うとしている。
-
英国国教会、黒人神学生の牧師補受け入れ拒否を謝罪
白人が多数を占める教会が、黒人神学生による牧師補の採用申し込みを、黒人であることなどを理由に拒否していた問題をめぐり、英国国教会がこのほど謝罪した。受け入れを拒否されたのは、米シカゴ出身のオーガスティン・タナーイムさん(30)。
-
米福音派神学者らが共同声明 人種差別は「聖書に反する」 150人以上が署名
米福音派の神学者ら28人が15日、共同声明「福音と人種差別に関する福音派の声明」を発表した。声明の主筆者は、米福音主義神学会のクレイグ・キーナー会長で、キーナー氏らが最初の署名者となって賛同者を募り、16日時点で150人以上が署名している。
-
不法侵入の白人5人を追い払った黒人牧師、警察呼ぶも誤認逮捕される
米東部バージニア州で、所有地に不法侵入した白人の男女5人を、黒人牧師が所持していた拳銃を取り出して追い払った上、警察に通報したところ、不法侵入者ではなく牧師が逮捕されるという事件があった。牧師はすでに釈放されており、警察側が謝罪した。
-
人種差別を悔い改める祈りの運動「プレイテスト」 全米で広がる
祈り(Pray)と抗議(Protest)を掛け合わせ「プレイテスト」と呼ばれる人種差別を悔い改める祈りの運動が、全米各地のクリスチャンの間で広がりを見せている。
-
米南部バプ連、初の黒人理事長誕生の見通し 実現すれば175年で初
米プロテスタント最大教派の南部バプテスト連盟(SBC)で、初の黒人理事長が誕生する可能性が出てきた。SBCは1845年、奴隷制度に関する意見の対立で分裂したバプテスト派教会により形成された歴史があり、実現すれば175年の歴史で初となる。
-
【書評】渡辺靖著『白人ナショナリズム』 米黒人死亡事件の最中に読むべき最適の一冊
米国が揺れている。新型コロナウイルスで世界最悪の感染者と死者を出し、さらに5月25日に発生した白人警官による黒人男性の窒息死で、さらなる混乱と混迷が深まっている。そんな最中に読むべき最適の一冊が本書『白人ナショナリズム』である。
-
米国のために祈りを! 米国の宿痾である「人種」をめぐる問題
5月25日、米中西部ミネソタ州ミネアポリスにおいて、アフリカ系米国人(以下、あえて「黒人」と記す)のジョージ・フロイドさん(46)が白人警官に取り押さえられ、しかも8分以上にわたって首を圧迫され続けたことで死亡した。
-
人種差別や性的虐待に関与の教会は除名 南部バプテスト連盟が総会で議決
米プロテスタント最大教派の南部バプテスト連盟(SBC)は11日、アラバマ州バーミンガムで開催した年次総会で、人種差別で告発された教会や、性的虐待に対して適切な対処を怠った教会は除名とすることを圧倒的多数で可決した。
-
困難の中にある人の背中をそっと押してくれる秀作 「ビール・ストリートの恋人たち」
本作は、米国人作家ジェイムズ・ボールドウィンが1974年に発表した『ビール・ストリートに口あらば』を原作とし、昨年末に全米公開された作品だ。監督は、「ムーンライト」で第89回アカデミー賞最優秀作品賞を受賞したバリー・ジェンキンス。
-
キング牧師生誕90年、非暴力で差別と闘った39年の生涯
キング牧師が生まれてから、今年で90年を迎えた。牧師の息子として生まれ、当時公然と人種差別が行われていた米国で、黒人公民権運動の指導者として生涯をささげた。米国では1月第3月曜日が記念の祝日となっており、今年は21日がその日に当たる。
-
米南部バプテスト連盟の牧師会議、黒人議長選出へ 172年の歴史で初
南部バプテスト連盟(SBC)は、創立以来172年の歴史で初めて、黒人牧師のH・B・チャールズ・ジュニア牧師を牧師会議の議長に指名した。SBC自体の議長には2012年に黒人牧師が初めて選任されており、チャールズ氏が選ばれるのはそれに続くもの。
-
クリスチャンの教授ら千人以上が署名、人種差別などの罪認める声明を発表
全米のクリスチャンの教授や教員ら千人以上が、「弱い立場の人々」の存在を認め、擁護する約束を中心とした声明に署名した。声明は、人種差別や女性蔑視、移民排斥主義、経済格差を「国家的な罪」と指摘している。
-
米女子高生2人、人種差別的発言で退学に 親が反発し訴訟
「人種差別的なメッセージを発信した」として退学処分を受けていた、米カトリック系のマリスト高校の女子生徒2人の親が、学校を相手に100万ドル(約1億1500万円)の賠償金を求めて訴訟を起こした。米ワシントンポスト紙が報じた。
-
EU離脱決定後に英国で人種差別激増、英カトリック教会トップが懸念
英国のカトリック教会のトップであるビンセント・ニコルス枢機卿は、欧州連合(EU)からの離脱が決まった英国民に、共通の目的を持つよう呼び掛けると同時に、国民投票後に人種差別が高まっていることへ懸念を示した。
-
日本カト部落差別人権委、シンポ「人間のいのちと尊厳」開催(2)ジャーナリスト中村氏と吉岡神父の提言
次に、著書に『ルポ 京都朝鮮学校襲撃事件』(岩波書店、2014年)などがある元毎日新聞記者のジャーナリスト、中村一成(いるそん)氏が、「『私たち』はどのような時代に生きているのか」と題して発題した。
人気記事ランキング
-
立教大学と酪農学園大学、環境学分野で協定締結
-
マイナスをプラスに変える力 菅野直基
-
世界最高齢者は116歳、サッカー好きのブラジル人修道女 長生きの秘訣は?
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(216)365日24時間、充実した仕事の中 広田信也
-
神学者トマス・アクィナスの顔、法医学の手法で復元 死因にも新説
-
花嫁(20)おひなさま 星野ひかり
-
若者の77%がイエスについて知りたいと思っている 米世論調査
-
ウクライナ侵攻3年、欧州福音同盟が声明 現状「嘆く」が「希望」持ち続ける
-
ワールドミッションレポート(2月20日):ナイジェリア レア・シャリブ姉妹拉致から7年、解放に向けた新たな取り組みの呼びかけ
-
ミャンマーのカトリック教会、大聖堂指定から2週間たたずに空爆直撃 使用不可能に
-
「今、私はクリスチャンです」 ウィキペディア共同創設者がキリスト教に回心
-
神学者トマス・アクィナスの顔、法医学の手法で復元 死因にも新説
-
若者の77%がイエスについて知りたいと思っている 米世論調査
-
国内最高齢の女性映画監督、山田火砂子さん死去 日本人キリスト者の半生描いた作品多数
-
山梨英和大学、パワハラで学長ら2人を「降任」の懲戒処分
-
世界最高齢者は116歳、サッカー好きのブラジル人修道女 長生きの秘訣は?
-
ミャンマーのカトリック教会、大聖堂指定から2週間たたずに空爆直撃 使用不可能に
-
トランプ米大統領、「反キリスト教的偏見」根絶を目指すタスクフォースなど創設
-
花嫁(20)おひなさま 星野ひかり
-
保育の再発見(27)この30年をどう過ごしてきたか
-
「今、私はクリスチャンです」 ウィキペディア共同創設者がキリスト教に回心
-
「こんな悲惨なミャンマーを見たことはない」 政変から4年、ヤンゴン大司教が来日会見
-
国内最高齢の女性映画監督、山田火砂子さん死去 日本人キリスト者の半生描いた作品多数
-
トランプ米大統領、「反キリスト教的偏見」根絶を目指すタスクフォースなど創設
-
後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(1)「苦しみ」の原因 三谷和司
-
説教でトランプ米大統領に不法移民らへの「慈悲」求めた聖公会主教、説教の意図語る
-
山梨英和大学、パワハラで学長ら2人を「降任」の懲戒処分
-
神学者トマス・アクィナスの顔、法医学の手法で復元 死因にも新説
-
「新たなケア」と「限界意識のスピリチュアリティー」 宗教学者の島薗進氏が講演