国際
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ミャンマー軍、チン族の教会を襲撃・略奪
米国の宣教専門「ワーシー・ニュース」によると、ミャンマー(ビルマ)軍が3月13日、西部チン州バモ地区パンムー村のシン・ルム・パン・ムー・バプテスト教会を襲撃、行われていた集会を解散させた。少数民族チン族が居住するチン州はミャンマーでは唯一キリスト者が優勢なところ。暴力を阻止しようとした議員は銃で脅迫されたという。チン族の人権擁護組織が明らかにした。
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ベトナム、バチカン代表の入国ビザ発給拒否
ベトナム政府は、バチカン(ローマ教皇庁)代表3人への入国査証発給を拒否した。代表は、故フランシス・ハビエル・グエン・ヴァンスアン枢機卿の列福調査のため、入国を申請していたもの。
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シリアで「キリスト者排除」公然化
シリアで、テロ集団アルカイーダ系のイスラム教武装集団が「少数派キリスト者の排除」を打ち出した。西部のホムスなど戦乱に見舞われている都市から数万人が脱出を余儀なくされている。オランダの援助活動団体「ケルク・イン・ノオド(有事の教会)」が3月27日確認した。
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「アングリカン・カベナント」採択は難航
英国国教会44教区の過半数が、「アングリカン・カベナント」を採択しない結果になった。アングリカン・カベナントは、神学的差異や文化的主張の違いにも関わらず聖公会共同体として結びつけるための指針。
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米国教会、献金額が再上昇へ
米国では、不景気と遅々とした回復ぶりは教会の献金にも悪影響を与えているが、ここに来て経済情勢の好転に伴い、2011年の献金額は増加した。宗教専門ENS通信が報じている。
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ダライ・ラマに2012年度「テンプルトン賞」
チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(76)が2012年度の「テンプルトン賞」を受賞した。主宰者のジョン・テンプルトン財団(本部=米ペンシルベニア州ウエストコンショホッケン)が3月29日発表した。ダライ・ラマの「普遍的な倫理、非暴力、世界諸宗教の間の調和のための、全地球を覆う比類な発言」を評価したもの。
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教皇、メキシコ・キューバ訪問終えバチカンに
中米・カリブ地域を初めて訪問する教皇べネディクト16世は3月26日、キューバ東部のサンティアゴ・デ・クーバに到着した。空港では歓迎の祝砲が放たれ、ラウル・カストロ国家評議会議長らが出迎えた。
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米スポーツドラマ映画「タッチバック」、公開間近
米国でこのほど、「力強く」「霊的で」「真心から」「情緒的で」「魅力的」なスポーツドラマ映画「タッチバック」が公開される。しかし、「人生を変えた」とまで語る主演俳優のブライアン・プレスリーほど、この映画の影響を受けている人は誰もいないだろう。
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アリ・ランディー、2番目の夫との結婚生活を明かす
女優のアリ・ランディーはインタビューの中で、2番目の夫であるメキシコ人映画監督アレハンドロ・モンテベルデ氏との結婚について語り、結婚前には節制していたことを明かした。
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ベネディクト16世、キューバ来訪
ローマ教皇ベネディクト16世(84)は26日から三日間の日程でキューバを訪問した。27日にはラウル・カストロ・ルス国家評議会議長(80)と約1時間の会談を行った。病気療養中の同議長の兄であるフィデル・カストロ前議長(85)は会談に出席しなかった。
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共に歩む宣教―マニラ宣教協議会
22日から27日にかけてフィリピンマニラで開催された世界教会協議会(WCC)世界宣教と福音伝道委員会(CWME)の釜山総会準備のための協議会は28日、霊的な反映、祈りと諸教会の伝道と使命へのより深い決意を促す声明と共に恵みのうちに終了した。27日、WCCが発表した。
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映画「Beware of Christians」監督、クイズ番組に出場
ドキュメンタリー映画「Beware of Christians」に登場する4人の大学生の1人で監督も務めたウィル・バッキは先月、米国CBSのクイズ番組「ザ・プライス・イズ・ライト」に挑戦者として出場した際、「下へどうぞ」と呼ばれて驚きを隠せなかった。
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アフリカリバイバルが目前
今後わずか数年間で北アフリカの数万人のイスラム教徒がイエス・キリストを信じるようになり、すべてのモスクにキリストの栄光が伝えられるようになることは、これまでのイスラム教社会の伝統的見地から判断すると理解しがたいことのように思われるが、事実西アフリカのイスラム教徒らを伝道し、教会を建てた伝道者の報告から、そのようなビジョンが現実化しようとしていることが伺えている。
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「クリスタル・カテドラル」カトリック教会に
米カリフォルニア州ガーデングローブにロバート・シュラー牧師が1955年建設した「クリスタル・カテドラル」で3月11日、主任のシェイラ・シュラー・コールマン牧師が最後の礼拝を行った。一時は毎週200万人が視聴した伝道番組「アワー・オブ・パワー」もシュラー一族の手を離れる。
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コプト正教会教皇シェヌーダ3世埋葬
3月17日に死去したエジプトのコプト正教会の教皇シェヌーダ3世の遺体が20日、同国北部ワディ・ナトルーンの聖ビショイ修道院に埋葬された。同所は遺言で埋葬場所として指定されていた。
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エジプトで武装犯罪組織の不法発掘が横行
エジプトで、古代の墓を不法に発掘する例が絶えない。英BBC放送は、武装した国際的な犯罪組織が活動していると報じている。時にはブルドーザーまで使って発掘、歴史的価値のあるものを持ち去っている。
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信教の自由を最も侵害している国、今年もエジプト
米国際宗教自由委員会が発表した報告書によると、エジプトが今年度も信教の自由を最も侵害している国に選定された。「エジプトではアラブの春の焦点だったが、希望が失望に変わった。人権事情、特に信教の自由侵害が軍事政権下で急速に悪化している」という。
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「アラビア半島の全教会を破壊せよ」と布告
サウジアラビアの宗教政策責任者である「大ムフティー」アブドルアジズ・アール=アッシャイフが、アラビア半島にある全教会を破壊せよ、という「ファトワー(布告)」を出した。
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ミッションとエバンジェリズムに新思考を
世界教会協議会(WCC)世界宣教・伝道委員会総会がマニラで3月22日から27日までの日程で開催された。世界各地から代表始め約400人が参加した。総会主題は「生命に向かって共に=変化するランドスケープの中のミッションとエバンジェリズム」
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教皇、メキシコとキューバを司牧訪問
教皇ベネディクト16世は3月23日、メキシコとキューバへの司牧訪問に出発した。
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