国際
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米オハイオ州銃乱射事件、被害者の母親「容疑者を赦す」
先月27日に米国オハイオ州チャードンの高校内で起こった銃乱射事件で、犠牲となった3人の生徒のうち1人の母親は「彼は自分が何をしているのか分からなかった」と、イエス・キリストが十字架上で語った言葉を引用し、容疑者の17歳の少年を赦すと語っている。
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ウィルバー賞に映画「ザ・ヘルプ」
米宗教コミュニケーターズ協議会は、宗教問題、価値などを取り上げ伝達することに貢献したメディアを選定、「ウィルバー賞」を授賞しているが、2012年度は映画「ザ・ヘルプ」など15件を選定した、と3月9日発表した。授賞式は4月14日、フィラデルフィアで開催される同協議会大会の席上で行われる。
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米聖公会学校で教師が校長を射殺
米フロリダ州ジャクソンビルの聖公会学校で3月6日、馘首されたスペイン語教師シェーン・シュマース(28)が校内で、デール・D・リーガン校長をライフル銃で射殺、その後自殺した。生徒は無事だった。同校は19日まで閉鎖された。
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プーチン大統領選出めぐりロシア正教会内で議論
第3代ロシア大統領にウラジミル・プーチン氏が選出されたことは、ロシア正教会内部に政教関係についての議論を呼んでいる。
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全世界の移民、半分はクリスチャン
誕生した国から離れ今では他国で生活している全世界の移民2億1400万人の半分をキリスト者が占めている。ワシントンに本拠を置く「ピュー・リサーチ・センター」の「宗教と公的生活フォーラム」が3月8日発表した調査結果によるもの。現在、世界の移民の49パーセント、1億600万人がキリスト者だという。次いでイスラム教徒が6000万人で約27パーセント。
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独教会、異宗教間結婚に関する指針発表
独ヘッセン=ナッサウ・プロテスタント教会が宗教間で行う儀式に関する指針を発表した。キリスト者とイスラム教徒が混住する現代社会の実情に牧師たちが対応する際に役立てようとするもの。
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バチカンで四旬節の説教始まる
教皇ベネディクト16世の出席のもと、3月9日、バチカン(ローマ教皇庁)の「レデンプトリス・マーテル」礼拝堂で、教皇庁の高位聖職者を対象とした四旬節の説教会が始まった。バチカン放送(日本語電子版)が報じた。
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米兵がアフガン市民16人射殺
アフガニスタンでは、コーラン焼却に対する抗議デモが連日続けられている中で、3月11日には、南部カンダハル州で駐留米兵が基地から武器と暗視装置を持って外出、民家3軒で銃を乱射し、子ども9人と女性3人を含む計16人が死亡した。米兵は戻ってきたところを、無言のまま拘束されたという。
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米カトリック、オバマ大統領を公然批判
米国カトリック司教協議会会長のティモシー・トーラン枢機卿(ニューヨーク大司教)は「宗教の自由に関する特設委員会」のウィリアム・ロリ議長(ブリッジポート司教)と連名で、全米の司教に宛て、従業員の妊娠中絶、不妊、避妊について健康保険適用を遵守することをカトリック関係を含む全団体に求めた政府の決定を、米国が尊重する宗教的自由を損なうものだ、と批判する書簡を送った。
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ベン&ジェリーズ、「リンサニティー」アイスで一悶着
NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)ニューヨーク・ニックスの台湾系米国人選手ジェレミー・リンは米バスケットボール界に旋風を巻き起こしており、ファンやメディアの間では彼の苗字「リン(Lin)」と「狂気(Insanity)」という単語を組み合わせた造語「リンサニティー(Linsanity)」が流行するなどしている。そんな中、米国の有名アイスクリームブランドのベン&ジェリーズが「リンサニティー風味のアイスクリーム」なるものを発売したが、その中にフォーチュン・クッキー(米国の中華料理店では定番のおみくじ入りのクッキー)を入れたことが論争を呼んだ。
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テリー・ジョーンズ氏、牧師拘束のイランにコーラン焼却で抗議検討
テリー・ジョーンズ氏率いる米国の団体「スタンド・アップ・アメリカ・ナウ」は、イランが現在拘束している牧師ユセフ・ナダルカニ氏の死刑を執行するなら、イスラム教の聖典であるコーランを焼却すると誓っている。
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パッション・トーク・シリーズのDVDが発売
今月23日にカナダ・バンクーバーで行われる青年福音伝道イベント「パッション・ワールド・ツアー」を前にライブアルバム「Passion: White Flag」をリリースするパッション創設者のルイ・ジグリオ氏は、90万部以上を売り上げているDVDパッション・トーク・シリーズの最新作「シンフォニー(アイ・リフト・マイ・ハンズ)」も発売する。
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「神の死の神学」ウイリアム・ハミルトン氏死去
「神の死の神学」で知られる米国の神学者ウイリアム・ハミルトン氏が2月28日、オレゴン州ポートランドの自宅で心不全のため死去した。87歳。葬儀は予定されていない。
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クライストチャーチ大聖堂、取り壊しへ
ニュージーランド巨大地震で被害を受けた英国国教会(聖公会)クライストチャーチ大聖堂が取り壊されることになった。教会関係者は当初、大聖堂の保存を検討していたが、最近の余震で残っている構造部分が倒壊する恐れが出てきたとして3月2日、取り壊しを発表した。聖堂の尖塔はクライストチャーチの地震被害の象徴的存在だった。
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イタリア、財政難で「聖域」教会施設にも課税へ
財政再建を迫られるイタリア政府が2月27日、これまでほぼ非課税扱いしてきたカトリック教会が保有する施設に、不動産税を課す措置を閣議決定した。ANSA通信などが伝えた。カトリック信徒が多い同国だが、増税に直面する国民の間では、教会の特別扱いに対する反発が強まっており、「聖域」にメスが入った形。
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「四旬節に神との絆を強めよう」教皇が日曜の集い
教皇ベネディクト16世は、バチカンで2月26日、日曜正午の祈りを信者と共に唱えた。
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バチカン秘密文書、初の一般公開
バチカン(ローマ教皇庁)機密文書館が所蔵している歴史的文書の一部、約100点がローマのカピトリーニ美術館で初めて一般公開された。「神秘の光」と題された展示は、機密文書館開設400年を記念して行われているもので9月9日まで。
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米国でイスラム教のモスク新設が急増
アメリカのモスク数がこの10年でほぼ倍増した。『ハートフォード神学校』などが2月29日発表した調査結果によると、2000年に1209だったものが2010年には2100を超えた。
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ユダヤ教の見解に立つ新約聖書が刊行
『ユダヤ教注解付き新約聖書』を英オックスフォード大学出版局が刊行した。新約聖書の主要人物、イエス、マリア、使徒パウロ初め福音書記者は皆ユダヤ人で、ユダヤ文化圏で生きていたという事実から出発した企画。
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世界信教の自由の「灯」となるアメリカへ
2009年10月に拘束されて以来、イランの福音主義キリスト教牧師ユセフ・ナダルカニ氏の死刑求刑を却下し、ナダルカニ氏を解放する活動が世界中で高まりを見せている。
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