国際
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問題のジョーンズ牧師、またコーラン焼却
反イスラムの過激攻撃で知られる米フロリダ州グレンスビルのテリー・ジョーンズ牧師が、自ら主宰する教会「ダブ・ワールド・アウトリーチ・センター」で4月28日、イランでの牧師拘束に抗議するため、コーラン数冊を焼却した。教会員ら20人が参加した。
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米政府系放送局、キューバの枢機卿を非難
キューバ・カトリック教会の指導者ハイメ・オルテガ枢機卿が共産主義カストロ政権と信教と政治的自由の拡大に協約してきたとして、米フロリダ州マイアミに本拠を置くキューバ向け放送「ラジオ・イ・テレビ・マルティ」が、同枢機卿を抑圧的な体制と共謀する「下僕」と論評した。
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キリスト教とアフリカ伝統宗教の間に繋がり?
ザンジバルである宣教師が住民に、神について何か語ってほしい、と言ったところ、即座に「神はとどろく」と答えた。その宣教師は19世紀に「宗教のない未開人」か「原始宗教もない人」に神について語るために海を越えてやって来た。
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バチカンのコッホ枢機卿、キュンク教授を批判
バチカン(ローマ教皇庁)・キリスト教一致推進評議会委員長のクルト・コッホ枢機卿が、ハンス・キュンク教授(84)を批判した。ドイツ語圏のカトリック者に反ローマ感情を作り出し、第二バチカン公会議への誤解を広めている、と言う。
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オーストリア改革派司祭グループ、公然不服従で表彰
オーストリアの改革派司祭グループ(PI)が、「教会内での自由のためのヘルベルト・ハアク財団」から表彰された。
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英神父ジャーナリストに検閲指示
英北アイルランドでジャーナリスト、キャスターとして活躍していたブライアン・ダルシー神父(御受難会)に、教理や倫理に関する著作や放送内容について、カトリック教会の検閲を受けるようバチカン(ローマ教皇庁)教理省から指示が出された。
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教皇、ドイツ語ミサ典礼書の訳語変更指示
教皇べネディクト16世がドイツ司教協議会会長のロベルト・ツォリッチ大司教に、ミサ典礼書に、キリストは「全てのために」ではなく「多くのために」死なれたと変更するよう、個人的に書き送っていたことが明らかになった。
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バチカン、「国際カリタス」に新規範示す
教皇べネディクト16世は5月2日、「国際カリタス」の新規範と関連諸規定を採択した。カトリック教会の援助・慈善組織として国際カリタスは各国のカリタス164組織を包括している。
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イラン拘束中の牧師、世界の支援者らにメッセージ
イランで死刑宣告を受け刑務所内に拘束されている福音主義キリスト教牧師ユセフ・ナダルカニ氏(34)の解放を求めて世界各国のメディアが継続的な報道を続け、迫害下にある牧師への祈り手が世界中に広がっている。
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作家で牧師のロバート・ルイス氏、父親向けアプリを開発
家族向けのベストセラー書籍で知られる米国アーカンソー州の作家で牧師のロバート・ルイス氏はこのほど、父親向けの新たなiPhoneとiPad用アプリを開発した。
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英クリスチャンエイド、1日1ポンド以下で生活呼び掛け
英クリスチャンエイドは、世界の貧困者に心を合わせるために、今週7日から11日にかけて、一週間一日一ポンド(約130円)以下で生活するように、英国人らに対し呼びかけている。
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元陸上選手のマリオン・ジョーンズ、刑務所内で神と出会う
米国の陸上選手マリオン・ジョーンズは2000年に出場した夏季オリンピックを前に禁止薬物を使用していたことを07年に認め、社会の期待を裏切ったが、偽証罪での服役していた際に神と出会った。
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クライストチャーチ、仮設大聖堂建設へ
2011年2月、大地震に見舞われ被害の大きかったニュージーランド・クライストチャーチの大聖堂が再建を前に、材木、構造用鋼材,ボール紙の筒による仮聖堂を建設する。現地の英国国教会通信『アングリカン・タオンガ』が報じた。
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バチカン、秘密文書館の歴史検証
バチカン(ローマ教皇庁)で「バチカン秘密文書館」の歴史を検証する会議「レリギオサ・アルキヴォルム・クストディア」が、バチカン図書館400周年記念事業の一環として立ち上げられた。
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中国、復活祭のカトリック教会受洗2万2000人以上
中国天主教会(カトリック)は4月8日のイースター(復活祭)に受洗した人が2万2104人だった。河北省の「信仰調査センター」が報じた。ただ未報告の教区もあるため、実数はさらに増える可能性がある。約4分の3が成人。
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中国の司教叙階は三自愛国会が支配
4月25日、中国天主教会(カトリック)長沙教区司教にテモテ・ク・アイレン司教が叙階された。バチカン(ローマ教皇庁)の承認を得たものだった。しかし叙階式典には、破門された安徽省蕪湖(ウーフー)のリュー・シンホン司教、その地位が不明確な北京のヨセフ・リ・シャン司教などバチカンからすれば「不法」な司教も参列していた。政府公認の天主教三自愛国会の介入があったと見られる。
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マリで誘拐されたスイス宣教師釈放
キリスト教迫害情報専門の『コンパス』通信によると、マリ共和国で4月15日、スイス人女性宣教師ベアトリス・ストックリーさんがイスラム系武装組織に誘拐されていた事件で、スイス外務省は24日、ストックリーさんが無事釈放されたと発表した。
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ナイロビの教会礼拝襲撃では1人死亡
ケニア・ナイロビの「奇蹟の教会・神の家」で4月29日、手投げ弾が爆発し、少なくとも1人が死亡、16人が負傷した。警察は「礼拝が終わりかけていた時、覆面した1人が手投げ弾を投げて逃亡した。追いかけようとした教会員に発砲し、付近の市場の混雑に紛れ込んだ」と述べた。
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ナイジェリア大学の礼拝襲撃で約20人死亡
ナイジェリア北部カノの「バイエロ大学」で4月29日午前8時半ごろ、講義室の一つで礼拝が行われていた最中に、武装集団が自動車1台とバイク2台で現れ、銃撃を加えたり手製爆弾4~5個をを投げたりした。少なくとも20人が死亡した。負傷者数は明らかになっていない。
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聖書のアラビア語訳出への疑問噴出
聖書翻訳で知られる大組織「ウイクリフ聖書翻訳協会」(本部=米フロリダ州オーランド)が、イスラム圏諸国向けにアラビア語へ訳出する聖書で、「父、子、聖霊」の三位一体という重要なキリスト教の教義を外そうとしたことに批判を受け、再検討を進めている。
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