Skip to main content
2026年6月24日22時50分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
神の存在証明

神の存在証明(10)神の定義 山崎純二

2015年4月30日07時09分 コラムニスト : 山崎純二
  • ツイート
印刷
関連タグ:山崎純二

それでは、長く長く引っ張りましたが、私なりに本コラムの主題である「神(GOD)」の定義をさせていただきたいと思います。幾つかありますので、箇条書きにしてみます。

1. 宇宙万物(私とあなたを含む)を造った方
2. 人格・ペルソナ(知性・感情・意思)を持った方
3. 最初から自ら存在している方
4. 唯一なる方

これらは、これまでに説明してきたものをまとめたものです。英語のGOD(もしくはGod)というのは、上記の定義にあてはまるような存在となります。対して多神教の神々などは、英語の小文字でgodと表記され、区別されます。

日本語ではそれを区別せずに両方とも「神」としています。さらには、ちょっとすごい人に対しても「あの人、神だ!!」と言ったり、「神風」「神技」「神セブン」などと多用されたりしていますから、今後はそれらと少し分けて考えることを意識してください。ではこのGODを日本語でどう表記すれば、より正確を期すことができるでしょうか。残念ながら一語で表記するのは無理なのですが、1から4までの特徴を強調する場合にはそれぞれ、1「創造主」、2「人格神」、3「自存者」、4「唯一神」とすればより分かりやすくなるでしょう。

前置きはここまでにして、神の定義の詳細に関してですが、ここでは分かりやすくするために、あえて善なる方とか愛の神様とかいう項目をその定義から外しました。誤解のないように言っておくと、もちろん私は個人的には神が善であり、私とあなたを無条件に愛してくださる方だということを信じているのですが、それは必ずしも神を定義するときに必要ではないのです。

戦争などの悲劇に関して

よくこのようなことを言う方々がいらっしゃいます。「もしも善なる神がいるとすれば、なぜこの世の中に戦争や多くの悲劇があるのか? 結局『神』なんていないのだ」

飢餓や少年兵などに象徴される悲しみの多い世相を見るときに、十分理解できる言葉です。神様の存在を信じている私ですら、「神様、なぜ世の中にはこんなにも悲しみやイタミが多いのですか」と涙ながらに祈らざるを得ない状況が多々あります。しかし、少し冷静に考えてみると、これは行き場のない(尊重されるべき)悲しみの感情の吐露であり、ロジカルな正しい帰結とは言えないことが分かります。

分かりやすくするためにこう言い換えてみましょう。「うちの父は暴力をふるうし、アル中だし、仕事もしない最悪な奴だ!!だから彼は私の父ではないのだ!!」

どうでしょうか? 気持ちは十分理解できますが、「最悪な奴」という論拠をもとに「私の父ではない」と結論づけることは、ロジックとして全くかみ合っていません。同様に、善なる神でなければ(もしくは世界に戦争があるので)、神は存在しないというのも大きな論理の飛躍です。むしろ僕は、上述のような固定概念を崩すために、あえてこのように説明します。

「神がいかに悪魔的であろうとも、私たちの窮地を救うどころか、私たちを窮地に陥れ、遊び半分に私たちを殺すような存在だとしても、それをもってして神の存在を否定することはできませんよ」

でもこう言うと、「そんな神ならいないほうがましだ、僕は戦争ひとつ止められない神を信じてなんかやらない」と言う方々も多くいます。

もう一度ロジカルに考える必要があるのですが、神が存在するならば神は当然人類以上に偉大な存在ですし、私たちが生まれる前から存在している方ですので、誰かが「いないほうがましだ」と言ったところで、存在しないことになるわけはありませんし、「信じてやる」から存在するわけでもありません。

とは言え、このような感情が働くのもやむを得ない面があります。『利己的な遺伝子』などで高名な進化生物学者であるリチャード・ドーキンスが、神の存在を真っ向から否定していますが、宗教戦争的風潮のあったNYの9・11テロ及びそれに次ぐ戦争などの惨劇を見るに及んで、「やはり神の存在は否定されるべきだ」との想いを強くしたと語っているほどですから。

その心情は痛いほど分かります。しかしやはり、人間の感情や悲劇の問題と神の存在の有無に関しては何の論的つながりもありません。また戦争や飢えなどのこの世の悲しみの大部分は人災であり、神の責任であるというよりは、私たち人類の内にある利己心、貪欲、怒り、他者への無関心などが主因であることも忘れてはなりません。むしろ聖書の神は人類が、互いに争わず、弱者と富を分け合うことを度々勧めています。

そう言われてもまだ感情的に納得できない方もいるかもしれません。そう、それは感情的な問題なのですが、人間には感情があるのでそれも無視はできません。後日いかに神が善なる方であり、あなたを愛している方かについても力説したいと思います。神は全ての人に都合のよい御利益(ごりやく)を与える方ではないかもしれませんが、あなたを愛してやまない方なのです。

とにかくまずは、神が存在することを理解しやすいように、神の定義をシンプル化させていただきました。さらにシンプルに一言で言うと、「神とは人間以上の存在である」と定義しても良いかもしれません。なぜなるべくシンプルに神を定義する必要があるのかは、次回にまた書かせていただきたいと思います。

(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)(15)(16)(最終回)

◇

山崎純二

山崎純二(やまざき・じゅんじ)

1978年横浜生まれ。東洋大学経済学部卒業、カナタ韓国語学院中級修了、成均館大学語学堂(ソウル)上級修了、JTJ宣教神学校卒業、ブルーデーター(NY)修了、Nyack collage-ATS M.div(NY)休学中。韓国においては、エッセイコンテスト「ソウルの話」が入選し、イ・ミョンバク元大統領(当時ソウル市長)により表彰される。アメリカでは、クイーンズ栄光教会に伝道師として従事。その他、自身のブログや書籍、各種メディアを通して不動産関連情報、韓国語関連情報、キリスト教関連情報を提供。著作『二十代、派遣社員、マイホーム4件買いました』(パル出版)、『ルツ記 聖書の中のシンデレラストーリー(Kindle版)』(トライリンガル出版)他。本名、山崎順。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:山崎純二
  • ツイート

関連記事

  • 経営者のための聖書経営学セミナー「キリストの人材教育」(18)ユダヤ商人の5つの戒め 黒田禎一郎

  • 神のご命令に信仰を持って踏み出そう 万代栄嗣

  • 死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(13)正しすぎてはならない 米田武義

  • 【聖書クイズ】ヨナ書に出てくる植物で、毒性を持っているのはどれ?

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 日本キリスト教海外医療協力会、新会長に柳澤理子氏 椙山女学園大学教授

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 日ごとのパンを求めて―ジョージ・ミュラーの生涯(6)フランケの「孤児の家」

  • 「重要な希望のしるし」 世界教会協議会のピレイ総幹事、米イラン覚書を歓迎

  • ワールドミッションレポート(6月23日):東アフリカ 迫害国家への「逆流」─帰国者とアフリカ人宣教師③

  • ワールドミッションレポート(6月24日):メキシコ カルテルと伝統の狭間で─暴力に耐えるキリストの弟子たち

  • ワールドミッションレポート(6月19日):インドのムンダス族のために祈ろう

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 「世界難民の日」 ワールド・ビジョンが8カ国で調査 子ども守る「自立」の重要性訴え

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 「ありがとう」か「あたりまえ」か 佐々木満男

編集部のおすすめ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.