迫害
-
「見て見ぬふりできない」 インドで強まる迫害、ヒンズー民族主義が背景に
迫害監視団体「オープンドアーズ」はこのほど、インドでヒンズー民族主義がキリスト教徒などの宗教的少数派への激しい迫害を引き起こしていると警告する報告書を発表した。
-
キリスト教徒の13歳少女をイスラム教に強制改宗させ使用人に パキスタン
パキスタン東部パンジャブ州で、イスラム教徒の夫婦がキリスト教徒の13歳の少女をイスラム教に強制的に改宗させた上、要求した金銭を支払わない限り、両親の元に帰さないと主張している。
-
武装集団がナイジェリアのキリスト教寄宿学校を襲撃、生徒140人拉致 フラニ族か
ナイジェリア中部カドゥナ州で5日、武装集団がキリスト教の寄宿学校を襲撃し、生徒ら少なくとも140人を拉致する事件が発生した。キリスト教人権監視団体は、事件を防げなかった同国政府の責任を追及するとともに、国際社会に行動を呼び掛けている。
-
イランが刑法改正、キリスト教徒もターゲットに 3人に禁錮5年の判決
イランでこの春、法改正が行われ、「逸脱した教育やプロパガンダ」が犯罪と見なされるようになった。国際人権団体によると、この法改正はすでにキリスト教徒に対する迫害にも利用されているという。
-
「後戻りできない」 迫害逃れ中国の「家の教会」メンバー60人が韓国・済州島に
中国当局による厳しい迫害から逃れて約2年。中国の「家の教会」のメンバー約60人は、祖国に戻ることも、難民認定されることもほとんど期待できないまま、韓国南端の島にある小さな借家で暮らしている。
-
ヒンズー民族主義者ら、牧師家族を襲撃 1人死亡 コロナ禍でも迫害続くインド
インドでは、新型コロナウイルスによる甚大な被害が出る中、キリスト教徒への迫害が続いている。過激なヒンズー民族主義者らが最近、牧師の父親を射殺する事件が発生した。民族主義者らは、剣や鎌を振り回して牧師や他の家族も襲ったという。
-
「家の教会」の牧師、拘束中に地元の共産党幹部に暴行受け緊急搬送 中国・貴州省
中国南部の貴州省貴陽市で現地時間23日午後11時(日本時間24日午前0時)ごろ、貴陽活石教会の仰華(ヤン・ホー)牧師が当局に拘束され、拘束中に地元の中国共産党幹部から暴行を受け、重傷を負う事件があった。
-
ナイジェリア、4カ月間にキリスト教徒約1470人殺害される 人権団体が報告
ナイジェリアの人権団体「インターソサエティー」は11日、2021年1~4月の4カ月間に、同国のキリスト教徒約1470人がイスラム教徒のジハード主義者によって殺害されたと発表した。
-
武装した男らが洗礼式を襲撃、15人死亡 ブルキナファソ
西アフリカのブルキナファソで18日夜、正体不明の武装した男らが洗礼式のために集まっていた人々を襲い、15人が死亡する事件が発生した。事件が発生したのはマリとの国境に近い北部ウダラン県ティンアコフから約7キロの距離にあるアドジャララ村。
-
インドネシア中部でテロ事件、キリスト教徒の男性4人斬首
インドネシア中部で11日、キリスト教徒の男性4人が斬首されるテロ事件が発生した。事件が起きたのは中部スラウェシ州ポソ県カリマゴ村。イスラム過激派組織「東インドネシアのムジャヒディン」(MIT)の犯行とされている。
-
中国のキリスト教迫害、2020年に増大 米チャイナエイドが報告
中国の迫害状況を監視する在米団体「チャイナエイド」はこのほど、中国における宗教的迫害が2020年に増大し、何千人ものキリスト教徒が教会閉鎖やその他の人権侵害の影響を受けたとする報告書を発表した。
-
中国、障がい児向けカトリック系孤児院を閉鎖 現地司祭がバチカン合意への裏切りと批判
中国が国内にあるカトリック系孤児院を相次いで閉鎖している。閉鎖された孤児院の大半は、身体や精神に障がいのある子どもたちを収容しており、現地の司祭は、カトリック教会との関係改善を約束したバチカンとの暫定合意に対する裏切り行為だと批判している。
-
ボコ・ハラムに拉致された牧師、処刑直前に解放 「神様のおかげ」
昨年のクリスマスイブにナイジェリア北東部ボルノ州でイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」に拉致された牧師が、このほど解放された。身代金の期限がわずか数時間後に迫る中、処刑される直前での解放だったという。
-
12歳のキリスト教徒の少女、誘拐後に性的暴行受け強制改宗・結婚 裁判所が解放を命令
当時12歳だったキリスト教徒の少女が誘拐された後、性的暴行を受け、強制的に改宗させられた上、誘拐犯の一人と結婚させられた事件で、パキスタンの裁判所は16日、結婚は公的に承認されたものではないとし、少女を解放するよう命じる判決を下した。
-
IS斬首のコプト教徒21人、殉教から6年 記念式典に教皇やカンタベリー大主教ら
コプト教徒21人が「イスラム国」に殺害されてから6年がたつことを記念した式典が15日、開催された。式典では、アレキサンドリア教皇タワドロス2世やローマ教皇フランシスコ、カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビーらが動画でメッセージを伝えた。
-
「中国のエルサレム」温州市で再び十字架撤去の動き、無告知で夜間に5教会が被害
中国・浙江省温州市で事前告知なく5つの教会から十字架が撤去された。同市はキリスト教徒が多く「中国のエルサレム」と呼ばれており、同省では政府主導の十字架撤去が7年前に本格化。2年間で千以上の教会が被害に遭ったが、その再来に懸念が高まっている。
-
中国のキリスト教人口、2030年に3億人か 共産党指導部に募る危機感
キリスト教迫害監視団体「オープンドアーズ」のロナルド・ボイド・マクミラン戦略研究室長は、中国におけるキリスト教徒の総数が2030年までに3億人に達する可能性があるとの見方に触れ、共産党指導部が教会の拡大に危機感を抱いていると語った。
-
インド各州で「改宗禁止法」が相次いで施行 迫害監視団体が危惧
インド中部のマディヤラデーシュ州で9日、「改宗禁止法」が施行された。インドでは昨年11月、北部ウッタルプラデシ州で同様の州法が施行されたばかり。キリスト教人権監視団体は、インド全土における伝道禁止につながる恐れがあると危惧している。
-
世界3億4千万人のキリスト教徒が迫害下に コロナ禍で差別増、北朝鮮が20年連続ワースト1位
キリスト教迫害監視団体「オープンドアーズ」は13日、昨年のデータを基に、キリスト教徒に対する迫害のひどい上位50カ国をまとめた「ワールド・ウォッチ・リスト」(WWL、2021年版)を発表した。
-
「改宗禁止法」でキリスト教徒に初の逮捕者、貧困層への支援活動中に インド北部
キリスト教への迫害が激化するヒンズー教大国インドで、貧しい人々に食料などを配布していた韓国人キリスト教徒1人とインド人3人が、詐欺的改宗を試みたとして、同国北部のウッタルプラデシ州で逮捕・勾留された。
人気記事ランキング
-
「今、私はクリスチャンです」 ウィキペディア共同創設者がキリスト教に回心
-
神学者トマス・アクィナスの顔、法医学の手法で復元 死因にも新説
-
若者の77%がイエスについて知りたいと思っている 米世論調査
-
国内最高齢の女性映画監督、山田火砂子さん死去 日本人キリスト者の半生描いた作品多数
-
山梨英和大学、パワハラで学長ら2人を「降任」の懲戒処分
-
世界最高齢者は116歳、サッカー好きのブラジル人修道女 長生きの秘訣は?
-
ミャンマーのカトリック教会、大聖堂指定から2週間たたずに空爆直撃 使用不可能に
-
トランプ米大統領、「反キリスト教的偏見」根絶を目指すタスクフォースなど創設
-
花嫁(20)おひなさま 星野ひかり
-
保育の再発見(27)この30年をどう過ごしてきたか
-
「今、私はクリスチャンです」 ウィキペディア共同創設者がキリスト教に回心
-
「こんな悲惨なミャンマーを見たことはない」 政変から4年、ヤンゴン大司教が来日会見
-
国内最高齢の女性映画監督、山田火砂子さん死去 日本人キリスト者の半生描いた作品多数
-
トランプ米大統領、「反キリスト教的偏見」根絶を目指すタスクフォースなど創設
-
後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(1)「苦しみ」の原因 三谷和司
-
説教でトランプ米大統領に不法移民らへの「慈悲」求めた聖公会主教、説教の意図語る
-
山梨英和大学、パワハラで学長ら2人を「降任」の懲戒処分
-
神学者トマス・アクィナスの顔、法医学の手法で復元 死因にも新説
-
「新たなケア」と「限界意識のスピリチュアリティー」 宗教学者の島薗進氏が講演