文化
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『死線を越えて』出版100周年で読書感想文コンクール
ノーベル平和賞候補にも選ばれたキリスト教社会運動家、賀川豊彦(1888~1960)の代表作『死線を越えて』が出版されてから今年で100周年を迎えるのを記念して、賀川豊彦記念松沢資料館(東京都世田谷区)が同書の読書感想文コンクールを開催する。
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犯罪史に残る未解決事件を映画化「罪の声」 無自覚な罪ほど残酷なものはない
塩田武士の同名小説を原作とし、小栗旬と星野源が映画初共演する「罪の声」。本作は、1984年から85年にかけて日本を震撼(しんかん)させた犯罪史に残る未解決事件をモチーフに、作者が独自の解釈でミステリーとして仕上げた社会派ドラマである。
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コロナ禍でも「生きる力」受け取って 「韓国孤児の母」の生涯描く朗読劇
韓国で延べ3千人もの孤児を育て、「韓国孤児の母」と呼ばれた日本人女性、田内千鶴子の生涯を息子の視点から描いた朗読劇「ゆめの木―僕の母は韓国孤児のオモニになった」が8日、ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会(東京都新宿区)で上演される。
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善悪の戦いを骨太で見事な冒険活劇に!「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」
公開3日で340万人以上が劇場に足を運び、興行収入の新記録(3日で46億円超)を達成した大ヒット作、それが「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」である。ここまで受け入れられたのはなぜか。これを牧師として分析しないわけにはいかないだろう。
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ビルボード音楽賞2020、カニエ・ウェストがキリスト教系6部門で4冠
米ビルボードが主催する音楽賞「ビルボード・ミュージック・アワード(BMA)2020」の受賞者発表式が14日、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された。キリスト教関係の6部門では、人気歌手カニエ・ウェストが4冠を達成した。
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これまでに出会った最高のキリスト教映画 「アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌」
近年「キリスト教伝道映画」の概念が変わりつつある。そんな中、現時点において最高の「キリスト教映画(決して伝道映画ではない)」に出会った。それが「アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌」である。
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神による芸術を通しての報復の物語 「ある画家の数奇な運命」
上映時間189分。あの大作「タイタニック」と同じである。芸術的な観点から見ても、本作は他の追随を許さない圧倒的な存在感を放っている。もし観て損をしたと思うなら、私が代金を補填してもよいと自信を持って言える、今年ナンバーワン候補の作品である。
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映画「ステップ」から見る「神の子」としての私たち
2020年夏は、コロナ禍でハリウッド超大作が一本も公開されないという異常事態となった。日本では「緊急事態宣言」が解除された後、細々と映画館も再開した。そして本来春に公開されるはずだった作品が、軒並み夏休み映画として公開された。
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ジム・カヴィーゼル、「パッション」続編は「史上最大の作品」
2004年にメル・ギブソン監督の映画「パッション」でイエス・キリスト役を演じたジム・カヴィーゼルが最近、続編「レザレクション」(仮題)についてメディアの取材に応じ、作品への大きな期待を語った。
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小友聡氏の「コヘレトの言葉」シリーズ NHK「こころの時代」で11月から再開
東京神学大学教授の小友聡(おとも・さとし)氏(日本基督教団中村町教会牧師)によるシリーズ「それでも生きる 旧約聖書『コヘレトの言葉』」の放送が、11月からNHK・Eテレ「こころの時代〜宗教・人生〜」で再開する。
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ジャスティン・ビーバーが新曲「HOLY」 洗礼思わせる歌詞も
人気ポップ歌手のジャスティン・ビーバーが18日、新曲「HOLY」を発表した。「罪人の話はたくさん聞いた 自分が聖人になるとは思っていない」と始まる歌詞には、キリスト教で使われる言葉も多く含まれており、洗礼を思わせる描写もある。
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ゴスペルとお笑い、コラボで元気に 湘南ゴスフェス
コロナ禍で沈みがちな心にゴスペルとお笑いで元気を届けようと、神奈川県茅ヶ崎市発のお笑いライブ「チガワン」(茅ケ崎−1グランプリ)とコラボして「湘南ゴスペルフェスティバル2020」(同実行委員会主催)が21日、茅ヶ崎市民文化会館小ホールで開かれた。
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「真珠湾からゴルゴダへ」 朗読劇で淵田美津雄の数奇な人生と向き合う俳優の水澤心吾さん
「トラ・トラ・トラ(ワレ奇襲ニ成功セリ)」。真珠湾攻撃で空中攻撃隊の総指揮を執り、この有名な暗号文を打電した淵田美津雄。その彼が、戦後に劇的な回心を経験してキリスト教伝道者となり、米国にまで渡って平和の福音を伝えたことはあまり知られていない。
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中国政府の人権迫害に迫る映画「馬三家からの手紙」 ネット配信スタート
中国政府による人権迫害を取り上げた映画「馬三家(マサンジャ)からの手紙」のネット配信が、18日からアマゾン・プライム・ビデオなど計16の動画配信サービスで始まった。
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映画「星の子」 「宗教」を信者二世の視点で内側から描いた斬新な一作
第157回芥川賞候補にもなった今村夏子の原作小説を映画化。特異な家庭環境に生まれた15歳の少女の視点を通して、家族とは?宗教とは?という「古くて新しい問い」に、現代的な回答を提示するユニークな一作である。
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映画「青くて痛くて脆い」に見る現代若者群像
住野よるの同名小説を原作とした映画「青くて痛くて脆(もろ)い」。主演は今をときめく吉沢亮、杉咲花。前回、映画化された「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」のような純愛ドラマを期待したら、大きなしっぺ返しを食らうことになる。
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映画「ファヒム パリが見た奇跡」 「才能」のすさまじさと、それを受け止める懐の深さ
父に連れられ、バングラデシュから政治難民としてフランスへ国外逃亡した天才チェス少年ファヒム。彼がフランスの全国大会で優勝したことで国民の注目を集め、結果として家族でフランスへ移住できるようになったという実話を基にした映画が本作である。
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「コロナ禍の教会に希望を」 世代間の「架け橋」となった釜山の賛美チームが10カ国語の字幕付賛美動画を公開
新型コロナウイルスの感染防止のため、世界では礼拝中に賛美を歌うことが制限されている国や地域が多くある。そうした地域の教会のために、青年を中心とした韓国・釜山の教会賛美チームが、礼拝中に使用できる賛美動画を制作した。
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【追悼】チャドウィック・ボーズマン 映画「ブラックパンサー」が現代社会に訴えるもの
映画「ブラックパンサー」(2018年)でワカンダ王国の若き国王(ティ・チャラ)を演じた俳優のチャドウィック・ボーズマンが、現地時間8月28日に他界した。原因は大腸がん。43歳の若さであった。
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乳がんサバイバーによる創作劇「ブレストウォーズ」 プロ俳優も出演 9月から横浜でワークショップ
プロの俳優も出演する乳がんサバイバーによる創作劇「ブレストウォーズ 恋する標準治療!」(ブレ恋)が来年3月、横浜で公演される。2年半前に乳がんと診断され、右乳房を全摘出した鹽野佐和子さんが、脚本家・出演家としての経験を生かして創作した。
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「カトリックジャパンニュース」がスタート カトリック新聞は休刊