【CJC=東京】教皇フランシスコは9月27日、米フィラデルフィアで第8回世界家庭大会の閉会ミサをささげ、3年ごとに開催される世界家庭大会の次回2018年度の大会をアイルランドの首都ダブリンで行うと発表した。
9月19日からキューバを、22日から米国を訪れていた教皇は、これで9日間にわたる司牧訪問旅行を終了した。帰国に先立ち、フィラデルフィア空港で教皇は、同大会主催者やボランティアの人々に感謝を表明。多くの恵みと機会に恵まれたこの地で、疎外された人々や貧しい人々に関心を注いでほしいと要望した。
ジョー・バイデン副大統領や教会関係者に見送られた教皇は、特別機でフィラデルフィアを発ち、イタリア時間28日午前、ローマに帰着した。