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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(33)再びラヴラ 中西裕人
2016年9月、ダフニ港へ到着し、いつものように大きなバスに乗り、首都カリエを目指した。この時期は夏ともあって巡礼者の数も多く、カリエの街のあちらこちらで、バスを待つ巡礼者たちがワイワイと賑やかに話し、声がやむことがないくらいだ。
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聖書をメガネに 童話「星のかけら」の著者・和泉糸子さんの思い出 宮村武夫
7月17日早朝、携帯に電話がありました。看護師である和泉糸子さんの次女からの「母が緊急入院しており、お祈りを願っています」とのメッセージでした。とても状態がよくないので、短くと強調されました。
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床屋談義(4)「幸」の字で思うこと 臼井勲
2009年の鳩山政権誕生でファーストレディーになられた幸(みゆき)夫人の言動が、当時話題を呼んだ。「幸」を「みゆき」と読むのは、「御幸」あるいは「御行」が「天皇が外出されること」で「みゆき」ということから来たと思われるが、普通は「さち」と読むのが自然である。
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なにゆえキリストの道なのか(103)なぜ私たちまで罪人になったのか 正木弥
私たち人類はそろいもそろって罪人であるという現実があります。情けないほどに罪にとらわれてしまいます。そして、その罪が人を不幸にしております。どうしてそうなったのか。
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刑務所伝道シリーズ(21)浮気を疑って殴った妻が帰らぬ人に
数カ月前に、大阪の集会で講演を行った際にも1人の男性との出会いがあった。鈴木豊さん(仮名)。40代後半の男性だった。彼は山陰地方の自宅でいつも進藤牧師の説教をユーチューブで見ていた。
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栃木県:故大津健一・アジア学院理事長のお別れ会 9月18日
アジア学院(栃木県那須塩原市)は、6月に死去した故大津健一理事長のお別れ会を、9月18日(月・祝)に同学院内で開催する。大津氏は生前、「私の好きだった花、コスモスの咲く頃に、アジア学院内で別れの会を行ってほしい」と言い残していたという。
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失踪中のドイツ人少女、イラク・モスルで発見 IS戦闘員と結婚
昨年7月から失踪していた16歳のドイツ人少女が、過激派組織「イスラム国」(IS)から最近解放されたイラク北部の都市モスルで発見された。英ガーディアン紙(英語)によると、発見されたのはリンダ・ウェンツェルさんで、すでに死亡したISの戦闘員と結婚していたという。
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遥かなる宣教計画 穂森幸一(99)
21世紀に生きる私たちは、神の救いの恩恵を受けていますが、4千年という長い歴史を通して日本に生きる私たちのもとに届けられています。神がアブラハムを召命し、信仰の父としての使命を与えられたのは紀元前2千年です。
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主は生きておられる(13)一粒の麦―J・ブロックソム師 平林けい子
今から46年前に洗礼を授けてくださったJ・ブロックソム宣教師が6月に天に凱旋された。私たちの教会は今年50周年を迎える。50年前、ブロックソム先生は、祈りと聖霊の御導きによって京都府長岡京に私たちの教会を創設してくださった。師の日本での最初の開拓伝道だった。
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教派を超えて戦時下の悔い改めを 「今の時代の残りの者の集い―神のともしびは、いまだ消えず」
戦時下におけるキリスト者の罪を悔い改める聖会「今の時代の残りの者の集い―神のともしびは、いまだ消えず」(実行委員長:奥山実)が1日、21世紀キリスト教会広尾チャペル(東京都渋谷区)で開催された。
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スーダンに聖公会の新「管区」誕生、世界で39番目 カンタベリー大主教が宣言
聖公会トップのカンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビーは7月30日、イスラム教徒が多数派を占めるスーダンで、新しい「管区」の誕生を宣言した。式典では、エゼキエル・コンドー・クミール・クク主教がスーダン聖公会初の大主教に任命された。
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メキシコのカトリック司教協議会本部に爆発物、負傷者はなし
メキシコ・カトリック司教協議会の本部で現地時間7月26日未明、爆発事件が発生した。爆発物は玄関の扉を破損させただけで、負傷者は出なかった。司教協議会の広報担当者は、今年に入ってすでに3人の聖職者が殺害されているメキシコ国内の状況を反映するものだと話している。
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混血児の母となって―澤田美喜の生涯(12)アマゾンに広がる夢
美喜は講演のために何度かアメリカを訪れたが、11回目の時、素晴らしい収穫を得ることができた。それは「養子縁組」のための新しい法案ができたことであった。
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温故知神―福音は東方世界へ(77)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本22 川口一彦
大秦寺の文字は碑文冒頭にも出るが、大秦とはユダヤのこと。ユダヤのイエスの教えであることから景(景は世界の光イエスの意味)教とした。以前の名称はペルシアから来たことから波斯(ペルシア)寺と呼んでいた。景風はイエスの教えのこと。
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「君の膵臓をたべたい」 現代日本の人間関係、その心の機微を見事に描き出した秀作
特に教会で若者たちと接する機会が多くなるにつれ、この主人公たちのような心情とその繊細な心の機微に触れることはとても大切な学びの機会となる。今回は、現代日本(特にデジタル世代)に牧師や教会がどう向き合うかという視点から、この映画を題材にしてひもといてみたい。
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米、グアテマラ出身の牧師を逮捕 教会指導者が非難「牧師ではなく、麻薬の売人を国外退去にすべき」
米ロサンゼルスの教会を牧会しているグアテマラ出身の牧師が、20年以上前の国外退去命令に従わなかったことを理由に逮捕された。牧師は国外退去される恐れがあり、ロサンゼルスのヒスパニック系社会に激しい怒りと恐れを引き起こしている。
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この人に聞く(39)家族が一致して神様と共に歩む キム・セジュンさんと須貝真己子さん
女優として活躍し、三浦綾子の人生を描いた初の演劇「本当によかったわね」では主役を演じた須貝真己子さんと、夫で映像制作の会社を経営するキム・セジュンさんに話を聞いた。
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ジャスティン・ビーバー、教会の帰りにパパラッチと接触事故
カナダ出身のポップスター、ジャスティン・ビーバー(23)が現地時間7月26日夜、運転する車でパパラッチの男性(57)と接触する事故を起こした。ビーバーは当時、米カリフォルニア州ビバリーヒルズにある教会の礼拝を終え、車で帰るところだった。
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福音の回復(40)真の勇気―それは絶望する勇気 三谷和司
プールで飛び込みができない男の子がいた。一緒にいた母親は叫んだ。「飛び込む“勇気”もないの」と。その昔、敵の攻撃に怯(おび)える兵士に向かって王は叫んだ。「敵と戦う“勇気”ある者はいないか」と。ある時、駅のホームから落ちた老人がいた。すぐさま若者が飛び降り老人を助けた。
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答えられる祈り 菅野直基
ある国で日照りが続き、雨が降らないので畑が干上がり、飲み水もなく、井戸水で何とか生活をしていました。「このままだと、この国は砂漠になってしまう!?」という危機感の中、みんなで集まって神様に雨乞いのお祈りをすることになりました。
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