東京基督教大学(千葉県印西市)は、同大の紀要(論文集)『キリストと世界』の最新号となる第25号(PDF)をウェブサイトで公開した。同大は毎年3月に紀要を発行しており、今号は前号に比べ収録されている研究論文数が増え、全260ページ。
同大の紀要は、神学、歴史学、国際関係学、福祉学、教育学といった分野における同大の学術研究を、世界そして日本に広く発信していくことを目的としている。今号では、聖書学1本、思想史2本、宣教学1本、福祉学1本、教育学1本の研究論文が収録されている。
研究論文の他にも、調査報告と研究ノートがそれぞれ2本ずつ収録されている。調査報告のうち1本では、同大における自己調整学習理論に基づく学習支援の取り組みが報告されている。最後には2013年度の修士論文のタイトル一覧も掲載されている。
今号の編集委員長である同大助教授の加藤喜之氏は、編集後記で「将来的には学術的な交流をこれまで以上に深めていき、諸分野での議論の活性化に貢献することを期待しております」とコメントしている。
同大のサイトでは現在、第22号から第25号までの紀要がPDFで公開されている。