東京神学大学(東京都三鷹市)は、公開夜間神学講座の第69期生(2015年度生)を募集している。
この夜間講座は、主に東京神学大学の教師によって、信徒の志願者を対象に行われるプログラム。「パウロ書簡を読む」(焼山満里子順教授)や、「21世紀の倫理-キリスト教倫理学概説」(神代真砂実教授)、「バッハとヘンデルの教会音楽」(渡辺善忠非常勤講師)など、聖書学、教義学、歴史神学、実践神学、キリスト教音楽・美術など幅広い分野の計16講座が2年間にわたって開かれる。
「キリスト教についての教養や知識だけではなく、教会生活や教会での奉仕に益となるような神学的な基礎」を提供するとしている。また、講義の合間には短いながら礼拝の時間も設けられ、受講生同士が祈りと賛美を共有する時間もあるという。
同大学学外活動委員会の委員長である関川泰寛氏は、「公開夜間講座から、さらに神学の学びに関心を持ち、伝道者となって献身する方々もおられます。かくいうわたし自身、今から約35年以上も前に、この公開夜間講座に通い、そこから献身して神学を学び、伝道者となる道を選び取りました。公開夜間講座は、あなたの人生を変えるきっかけとなるかもしれません。一人でも多くの方が受講されることを切に願っております」と紹介している。
定員は30人。申し込み締め切りは来年3月25日。講義は同4月10日からスタートする。詳細・申し込みは同大学ホームページ(講座講師一覧・受講方法)まで。