【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)広報事務所は18日、教皇フランシスコの韓国司牧訪問の日程を発表した。
教皇は韓国の大田(テジョン)教区で開催されるアジアの若いカトリック信者の集い、第6回アジア・ユース・デーに参加するため、同国を8月14日から18日まで訪問する。
教皇は8月13日午後にローマを出発。14日午前にソウルに到着する。午後、青瓦台で歓迎式、朴槿惠大統領を表敬訪問の後、同国要人らと会見する。夕には、韓国カトリック司教評議会本部で同国の司教団と会見する。
15日朝、教皇はソウルから大田に移動。ワールドカップ競技場で、「聖母の被昇天」の大祝日のミサを行うと共に、正午のアンジェラスの祈りを唱える。この後、現地の大神学校で若者たちと昼食後、聖アンドレア・キム・デゴン(金大建)の出生地、忠清南道唐津郡のソルメ聖地で若者たちと会見、夜、ソウルに戻る。
16日午前、教皇は、パウロ・ユン・ジチュン(尹持忠)と123人の殉教者の列福ミサをソウルの光化門で行う。午後、忠清北道陰城郡のコットンネ「希望の家」における障がい者リハビリセンターを訪問。その後、コットンネの「愛の学校」で韓国の修道会関係者、霊性センターで信徒使徒職の指導者たちと会見、ソウルに戻る。
17日午前、教皇は海美(ヘミ)聖地でアジアの司教らと会見する。午後は、海美邑城(ヘミウプソン)で、第6回アジア・ユース・デーの閉会ミサを司式、ソウルに戻る。
18日午前、ソウルの旧大司教館で、諸宗教代表者らと会見。続いて、明洞(ミョンドン)の司教座聖堂で平和と和解のためのミサ。正午過ぎ、ソウルの空軍基地で送別式に臨み、ローマへ向け出発する。
教皇フランシスコの海外司牧訪問は、昨年7月のブラジル、今年5月の聖地に続き3回目。