東方正教会
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全地総主教バルソロメオス1世、宗教界のノーベル賞「テンプルトン賞」を受賞
東方正教会のコンスタンティノープル全地総主教バルソロメオス1世(85)が、宗教界のノーベル賞と呼ばれる「テンプルトン賞」の今年の受賞者に選ばれた。宗教や教派の違いを超えて、長年にわたり環境保護に取り組んできたことが評価された。
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ルーテル世界連盟と東方正教会、大シスマの一因「フィリオクェ問題」で共同声明発表
ルーテル世界連盟(LWF)と東方正教会は7月30日、千年近く前に西方教会と東方教会の分裂を引き起こした一因とされる「フィリオクェ問題」に関する共同声明を発表した。
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紛争地域の宗教者ら招き東京で「平和円卓会議」 16カ国・地域から約100人が参加
紛争当事国・地域の宗教指導者や政治指導者らを招いて話し合う「諸宗教平和円卓会議」の2回目の会議として、「第2回東京平和円卓会議」が19日から21日にかけて、ハイアット・リージェンシー東京(東京都新宿区)で開かれた。
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西方教会と東方正教会の違いとは? 三位一体論から人間観、救済観、復活観まで
龍谷大学国際学部教授の久松英二氏による講演「正教思想の核心」が行われた。龍谷大学は仏教系の大学だが、久松氏自身はカトリックの信仰者で、専門は東方正教会の神秘思想。この日は東方正教会について、西方教会と比較しながら説明した。
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ローマ教皇、カンタベリー大主教、全地総主教が気候変動に関する初の共同呼び掛け
カトリック、聖公会、東方正教会のトップが、気候変動問題の緊急性を訴え、持続可能な地球環境のために「意味ある犠牲」を払うよう共同で呼び掛けるメッセージを発表した。3教会のトップが共同で気候変動に関するメッセージを発するのはこれが初めて。
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「神に触れられた」 トム・ハンクスの息子、無神論から大転換した経験語る
米アカデミー賞受賞俳優トム・ハンクスの息子で、自身も俳優、ミュージシャンとして活躍しているチェット・ハンクスが、10代に「神に触れられた」体験をし、それまでの無神論から大きく変えられた経験を語った。
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東京大空襲から75年、戦火と教会の軌跡
罹災家屋約27万戸、罹災者約100万人、9万5千人を超える死者を出した東京大空襲から、10日で満75年となった。当時の東京の教会と復興の軌跡を振り返り、そこに垣間見る神の働きに思いをはせたい。
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首都圏最古、かやぶき屋根の「旧手賀教会堂」を守ろう 柏市がふるさと納税活用したCF型募金
現存するキリスト教の教会堂としては首都圏最古の「旧手賀教会堂」(千葉県柏市)の補修工事を行うため、柏市がふるさと納税を活用したクラウドファンディング型募金を始めた。明治期に、民家を移築・改造して造られた全国でも珍しいかやぶき屋根の教会堂。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(最終回)私にとってアトスとは 中西裕人
2014年9月、会社員であった私は、会社に無理を言い、1カ月の休暇を頂いた。理由はただ1つ、「アトスを撮りたい」。行く寸前に洗礼を受け、乗り込んだわけだが、初めは不安しかなかったことを思い出す。
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聖山アトス巡礼紀行(特別編)写真展「クリスマスの約束〜アトスの降誕祭」開催へ 中西裕人
このたびクリスマス期間である12月13日から28日まで、東京神田にある堀内カラー神田にて、今年最後の展示を開催させていただくことになった。過去3度の個展すべてのプリントをお手伝いいただいた堀内カラーでの展示となる。
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聖山アトス巡礼紀行(特別編)『孤高の祈り ギリシャ正教の聖山アトス』を読む 司祭・パワェル中西裕一
正教会の聖地アトスは、原始キリスト教の伝統を最も色濃く残す、修道士の修行の地である。15世紀以降、女人禁制のため女性は「入国」できず、男性の修道士のみが居住している。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(39)ヴァトペディ修道院の祭日・その3 中西裕人
祈りの時間が止まり、そこにいるすべての人が聖堂脇の階段に通され、大きなホールに招かれた。そこでは、水やお菓子、コーヒーが修道士たちの手によって配られ、あのフィロセウ修道院でもあったように、休憩の時間となった。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(38)写真展「記憶〜祈りのとき」福岡開催報告 中西裕人
2017年9月から始まった中西裕人写真展「記憶〜祈りのとき」も、最後の巡回地、福岡での開催を迎えることになった。中州川端駅から徒歩2分のRDビル1階に入るキャノンギャラリー福岡にて、10月12日より始まった。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(37)ヴァトペディ修道院の祭日・その2 中西裕人
聖堂に入り切らないほどの参列者。聖堂内はロウソクの光で満たされ、修道士たちの目つきにも力が入る。両翼には修道士や巡礼者たちもスタンバイする。静かに1人の修道士が祈祷書を読み出した。いよいよ始まりだ。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(36)写真展「記憶〜祈りのとき」銀座開催報告 中西裕人
9月7日から13日まで6日間にわたり、中西裕人写真展「記憶〜祈りのとき」が開催された。今もなお、女人禁制を貫き、男だけの聖職者、正教徒の巡礼以外、観光客はごくわずかしか入国できない謎の宗教自治国。実態はこれまでほとんど語られてこなかった。
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「環境保護の日」 全地総主教がキリスト教諸教派にも団結呼び掛け
東方正教会の霊的最高指導者である全地総主教バルソロメオス1世は、総主教庁が「環境保護の日」と定める9月1日に際して、「善意あるすべての人は、自然環境の保護と一致の構築のために健闘する」よう呼び掛けるメッセージを発表した。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(35)写真展「記憶〜祈りのとき」開催へ 中西裕人
2015年に開催した写真展「Stavros アトスの修道士」では合計50点の作品で、今年7月の日本外国特派員協会では合計17点の作品で、この時代にもこのような場所が存在するという聖山アトスの全体像や祈りの瞬間、修道士の暮らし、生活についての展示をしてきた。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(34)ヴァトペディ修道院の祭日・その1 中西裕人
朝6時半、いつも通り、前日予約をしたラヴラからカリエ行きのミニバスに乗り込んだ。約1時間半後、カリエに到着する。8時ごろからカリエの街は徐々に賑やかになる。2軒あるレストランは開店をしており、いつものようにそこでコーヒーを飲んだ。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(33)再びラヴラ 中西裕人
2016年9月、ダフニ港へ到着し、いつものように大きなバスに乗り、首都カリエを目指した。この時期は夏ともあって巡礼者の数も多く、カリエの街のあちらこちらで、バスを待つ巡礼者たちがワイワイと賑やかに話し、声がやむことがないくらいだ。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(32)展示編その2:レセプションパーティー 中西裕人
7月10日(月)午後7時より、東京・有楽町にある外国特派員協会メインバーにて、中西裕人写真展「AGION OROS ATHOS」開催に際してのレセプションパーティーが協会主催で開かれた。
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