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J・エドワーズの祖父スタッダードの改革
スタッダードは信仰の在り方について腑に落ちない点があった。ニューイングランドのピューリタンたちは契約神学(Covenant Theology)を学んでいた。簡単に言えば、全人類の平和を求めて神に忠誠を誓う人々の集まりであれば、集会や教会を形成することができるとする教理だ。所属信徒となるためには、自分の経験した恵みと回心を口で告白しなくてはならない。スタッダードの悩みは、この契約神学についてのものだった。 ピューリタニズムほど、恐怖・疑惑・絶望の問題に関心を寄せた宗教活動は無いし、内面生活の葛藤をそれほど綿密に叙述する宗教活動も無いと言われる。ピューリタンたちは、膨大な量の日記を付けたが、そのほとんどは、じぶんの信仰に関する疑念の克服や自己省察に向けられていた。
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【連載】 キリシタン大名 高山右近 (1)
キリシタン大名として知られる高山右近が、前田家の客将として加賀國に26年間も住んでいたことはあまり知られていない。幕府禁制のキリシタンであったため、痕跡が消されてしまったのであろうか。金沢時代の右近についての確かな史料は一枚の紙に収まってしまうほど乏しく、一片の肖像画すら残っていない。キリシタン信仰を貫きながら、一方では加賀藩の重臣でもあった右近は何を考え、何をしていたのか。利家・利長の前田家二代に仕えた右近の謎めいた後半生をたどる。
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UNVと関西学院、大学ボランティア派遣協定に調印
ユニテスは国連機関、各国政府、非政府組織、民間セクター、大学等のパートナー機関との協力やネットワークによって大学機関や研究機関によるネットワーク作りを実施している。今回関西学院大学が、日本の大学機関として初めてユニテスの提携機関として参加することが明らかになった。
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炎の中の主の御言葉
カリフォルニアの山火事によって家を失ったマイク・ポスコロスさんは、自宅の焼け跡から黒く焼け焦げた聖書を発見した。驚くべきことに聖書は開かれたままの状態で発見され、他の部分は完全に黒く焦げてしまったが、一箇所だけ全く燃えずに残っている部分があった。開かれたまま燃えずに残っていた聖書は....
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GOSPEL LIVE! Women's Choir
アメリカ最大のゴスペル・ミュージック・ワークショップ「G.M.W.A.」のWomen's Choir指導者シェリー・ギャリャ唐ウんをお迎えして、女性だけのクワイアでゴスペルコンサートを行う。
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韓国、正しい歴史認識と問題解決への団結を要求
韓国キリスト教教会協議会在日韓国人人権宣教協議会(委員長=イ・ミョンナム師)は第10回韓日外登法(外国人登録法)問題シンポジウムを先月20日から22日まで韓国で開き、在日韓国人の人権向上と移住労動者の権利向上のための団結を再確認した。韓国及び日本キリスト教教会協議会、在日韓国人人権宣教協議会、外キ協、在日外国人人権委員会が共同主催した。シンポジウムでは「日本の歴史責任とアジアの和解、平和、共生」を主題に韓国と日本から60人余りが参加して朝鮮半島の平和問題と日本の歴史問題について話し合われた。
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オアシス・ライフセンター 全国でクリスマスキャンペーン実施中
全国のオアシス・ライフセンターがクリスマスキャンペーンとしてクーポン券を配布、
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イタリア、学校内のじゅう字架掲揚で論争
カトリック系イタリア幼稚園に掲揚されていたじゅう字架が1人のイスラム教徒の主張で教室から撤去するよう判決が下されたことを受けて、中央法廷とカトリック教会が対立している。この論争はイタリア在住のイスラム教徒で移民者であるアデル・スミス(Adel Smith)さんから始まった。
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ユニセフ展「今、アフリカで起きていること」 東京 ユニセフハウスにて開催
財団法人日本ユニセフ協会主催で、写真展「今、アフリカで起きていること」がユニセフハウス(東京・品川)で開催中。11月28日まで。
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山路ゆう子さん ギター弾き語りコンサート
シンガーソングライターの山路ゆう子さんが中心となって行っている連続ライブシリーズ。
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TPWゴスペル・ライブ&ワークショップ in NAGOYA
■TPW2003ブラックゴスペルワークショップ参加者募集■
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早稲田奉仕園創立95周年記念式典・コンサート
今年で95周年を迎える早稲田奉仕園(東京・新宿)が10月25日(土)、創立記念式、音楽コンサート、作品展を開催する。 問い合わせは早稲田奉仕園(TEL 03・3205・5406 Fax 03・3205・5413 E-mail [email protected] )
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「ファースト・クリスマス」ビデオ、DVDで登場
1999年アンドリュー・カーネギー・メダル賞の子ども用ビデオ年度最優秀賞受賞ならびに1999年クラウン賞の子ども用ビデオ最優秀賞受賞作品「ファースト・クリスマス」のビデオ(日本語吹き替え版のみ)とDVD(英語/日本語セット)が10月25日、全国のキリスト教書店で一斉発売された。
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教皇ヨハネ・パウロ2世在位25周年記念詩集
16日で在位25周年を迎えるカトリックの教皇ヨハネ・パウロ2世(83)のめい想詩集が翻訳出刊された。
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写真展「アフガニスタン’03」 10月19日まで
復興が進むアフガニスタンの現状をとらえた写真展「アフガニスタン’03 」が10日から、京都市下京区の ひと・まち交流館京都 で始まった。19日まで。無料。
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滝廉太郎没後百年 市立歴史資料館で企画展
地元紙によると、竹田市立歴史資料館(大分)で9日、滝廉太郎が竹田市で過ごした頃を特集した企画展「滝廉太郎と竹田」が始まった。滝廉太郎は、一説でクリスチャンだったと言われている。来場者は廉太郎の素顔を伝える資料に見入っていた。26日まで。同資料館や滝廉太郎記念館、竹田小学校、県立先哲資料館、個人らが所蔵する資料など約40点を展示。竹田市で過ごした約2年6カ月を中心に、足跡を紹介している。
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藤田嗣治 画伯の遺体、礼拝堂に改葬
エコール・ド・パリの画家として有名な藤田嗣治 画伯の遺体が今月6日、同氏が晩年にフレスコ壁画を描いた仏ランスの礼拝堂に移された。朝日新聞が報道した。妻・君代さん(93)は自宅で画伯の日記を発見、作品を収めたその礼拝堂で「眠るつもりだ」と書き残した画伯の遺言を実現させようとランス市などに働きかけた。遺体は当時、いったんノートルダム・ド・ラ・ペ礼拝堂に安置され.....
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キリスト教住民への襲撃相次ぐ
インドネシア・スラウェシ州ポモナ12日未明、数署lの武装集団が5つの村を次々と襲撃した。武装集団は住民に向かって発砲、8人が死亡し、10人が負傷した。現地のキリスト教会関係者によると、死傷者はいずれもキリスト教徒という。同州では10日未明にもポモゥら約300キロ離れた村が武装集団によって襲撃を受け、家屋が放火されるなどしてキリスト教住民2人が殺害された。
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国連ハビタット、カレンダー収益金で地域復興事業
アフガニスタンでは住民の飲み水の確保が大きな課題のひとつ。現地の紛争以前から都市部のわずか20%の住民しか水道を利用することができない状況の中、その水道施設も老朽化が進み、修復作業が急務とされている。最近5年間の記録的な干ばつのため、古い井戸は水が枯れ、ポンプで水を汲み上げることもできなくなっている。
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「障がい者」ふれあいキャンプ
日本聖公会東京教区の「障害者」関連活動連絡会は10月12日から翌日にかけて
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