カリフォルニアの山火事によって家を失ったマイク・ポスコロスさんは、自宅の焼け跡から黒く焼け焦げた聖書を発見した。
驚くべきことに聖書は開かれたままの状態で発見され、他の部分は完全に黒く焦げてしまったが、一箇所だけ全く燃えずに残っている部分があった。
開かれたまま燃えずに残っていた聖書はエレミヤ書29章11−13節の聖句を示した。
『わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。そのとき、あなたたちがわたしを呼び、来てわたしに祈り求めるなら、わたしは聞く。わたしを尋ね求めるならば見いだし、心を尽くしてわたしを求めるなら、わたしに出会うであろう、と主は言われる。』
この聖書はポスコロスさんが初めてキリストを受け入れたときの友人からの贈り物で、彼はくすぶり続ける焼け跡の中でこの聖句を与えられ、多くの慰めを得た。
彼はこの奇跡のような出来事を神様の御心によるものと信じ、このことがきっかけとなって、すべての事に神様の計画があると信じられるようになったと証している。
10月31日(現地時間)には南部バプテスト教団のエマニュエル牧師がこの話を引用して、「思い煩うのはやめなさい」(ピリポ書4章6節)という題で説教したとのこと。