インドネシア・スラウェシ州ポモナ12日未明、数署lの武装集団が5つの村を次々と襲撃した。武装集団は住民に向かって発砲、8人が死亡し、10人が負傷した。現地のキリスト教会関係者によると、死傷者はいずれもキリスト教徒という。
同州では10日未明にもポモゥら約300キロ離れた村が武装集団によって襲撃を受け、家屋が放火されるなどしてキリスト教住民2人が殺害された。武装集団はいずれの事件も覆面をしていたという。
ポモヘ2001年から02年にかけ、イスラム教徒とキリスト教徒の宗教抗争が激化した地域。10日に襲われた村は、当時の抗争を避けて移ってきたキリスト教徒が多く住んでいたという。(共同)