わたしがいのちのパンです。わたしに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者はどんなときにも、決して渇くことがありません。・・・わたしが天から下って来たのは、自分のこころを行うためではなく、わたしを遣わした方のみこころを行うためです。わたしを遣わした方のみこころは、わたしに与えてくださったすべての者を、わたしがひとりも失うことなく、ひとりひとりを終わりの日によみがえらせることです。事実、わたしの父のみこころは、子を見て信じる者がみな永遠のいのちを持つことです。(ヨハネ6:35~40)
時の流れは早いもので、3月を迎えました。バタバタと忙しい日々を送っていたら気付けば時がたっていたと感じる方もいるかもしれません。今年のテーマである「信仰の新時代宣言!」をもう一度思い出しましょう。過去4年間、コロナによる世の中の閉塞感や束縛感を振りほどき、「新時代」と言えるような、神様の恵みによるのびのびと力強い歩みを目指しましょう。
洗礼を受けて生まれ変わる第1日目から、何十年たっても変わらない祝福の流れがあります。一生を貫き、色あせることなく、ますます深まっていく神の恵みを受け止めましょう。反対に、悪や罪の働きに丸め込まれないように注意しましょう。
忌々しい出来事がきっかけになって、誰かに対して恨みや怒りを一生抱えてしまうようなことがあります。しかし、それでは本当の幸せを手にすることはできません。今一度、イエス様によって神の子として生まれ変わらせていただいた恵みを思い起こし、そして、何年たってもイエス様の恵みは私たちの人生を貫くものであるということを覚えて感謝しましょう。
では、神様から祝福を頂くためには、どうすればよいのか、その原点に立ち返りましょう。救い主イエス様ご自身のお言葉から、4つのポイントを押さえて、祝福の秘訣を学びます。
1. いのちのパンであるイエスを知ること
「わたしがいのちのパンです」「わたしに来る者は決して飢えることがない」とイエス様は断言しました。ヨハネの福音書4章では、サマリヤのスカルの井戸で出会った女性に「わたしが与える水を飲む者はだれでも、決して渇くことがありません」と語られました。
イエス様からの恵みを頂くとき、何年たってもなくならない魂と霊を満たす特別ないのちの糧を頂くことができます。イエス様によって潤され続け、励まされ続けるのです。そのイエス様が、私たちの目の前におられることを知りたいと思います。
2. 救い主であるイエスを信じること
イエス様を知るとは、単にイエス様を知識や情報として「知る」のではなく、「信じる」ということです。信じ、受け入れ、体験的な知識にすることが重要です。うそや疑いがあふれ、信じることが難しい世の中だからこそ、信じることを選び、イエス様を心のど真ん中にお迎えしましょう。
3. 救い主を通して神の御心とつながること
イエス様を信じると、天地宇宙を創られた神様が、私たちの人生のために特別なご計画を備えてくださっていることを知ることになります。新時代を考えるときに、神様にもう一度自分の人生の目標や夢は何だったか祈り求めましょう。神様の御心があなたにも働いておられます。
4. 救い主から永遠のいのちを頂くこと
神様の御心によって私たちが頂く最高のものは、永遠のいのちであり、究極の救いです。生まれ変わったばかりの1日目の感動と、何年たっても色あせることのない神の恵みが与え続けられていることを喜びましょう。そのために、あなたの目の前におられる救い主イエス・キリストに、信仰の手を伸ばして祈ってまいりましょう。
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