学校法人青山学院(堀田宣彌〔のぶみつ〕理事長)と学校法人横浜英和学院(山根誠之〔せいし〕理事長)は3日、横浜英和学院が設置する横浜英和小学校が、青山学院が設置する青山学院大学の「系属校」となる協定を締結した。両学院は2014年にも、横浜英和女学院中学・高校が同大の系属校となる協定を締結。16年から系属校化され青山学院横浜英和中学・高校と改称し、18年からは共学化している。
両学院は共に、米国から来たメソジスト派(プロテスタント)の宣教師によって設立され、キリスト教信仰に基づく教育方針を掲げている。青山学院の本部礼拝堂で同日行われた調印式では、両学院の理事長や院長らがあいさつをし、祈りをささげた。
系属校化は来年4月1日からで、名称は「青山学院横浜英和小学校」(仮称)に変更される。運営する学校法人は横浜英和学院のままで、校訓や校章、校歌も現状を維持する。系属校化することで、在籍児童が青山学院横浜英和中学・高校を卒業後、青山学院大への進学を希望した場合、同大が別に定める条件を満たせば、全員が同大へ進学可能となる。
青山学院はこの他、昨年には、学校法人浦和ルーテル学院が設置する浦和ルーテル学院小学校、中学校、高校について、青山学院大の系属校となる協定を同様に締結している。