【CJC】台湾の通信社「中央社」によると、台湾の陳建仁副総統は4日、バチカン(ローマ教皇庁)でマザー・テレサの列聖式に出席した。その際、教皇フランシスコとも言葉を交わし、訪台を呼び掛けた。
バチカンは欧州で唯一中華民国(台湾)と外交関係を持つ。陳副総統はカトリック信者とされ、過去には「大聖グレゴリウス勲章」を授与されている。今回は蔡英文総統の特使として訪問した。
中華民国駐バチカン大使館によると、陳副総統は教皇と言葉を交わした際、関連の書籍などを贈呈。また、教皇は「台湾の人民のために祈ります。あなた方も私のために祈ってください」と語ったという。