日韓の宣教協力を促進する目的で2014年に発足した日韓宣教協力会議はこのほど、21世紀を担うグローバルな視点を持ったクリスチャン指導者の育成を視野に入れた、韓国・延世大学校大学院Global Institute of Theology (仁川市松島新都市、Th.M.コース、Th.D.コース、公式ホームページはこちら)への給付型奨学金による留学支援制度を設けた。
神学研究を希望するクリスチャンを対象に募集を行い、留学開始日から2年間の学費・学生寮費(食事含む)の総費用全額を奨学金として支給するプログラムを開始する。
同会議は日本と韓国の未来志向の宣教の協力関係構築を目指して、発足以来毎年、両国で教会指導者が円卓会議を持ち、互いの宣教報告と具体的な協力プログラムを話し合いによって進めている。今回立ち上がった留学支援制度は、昨年10月にソウルで開催された会議で発案され、韓国側代表のイ・ヨンフン牧師(ヨイド純福音教会)の厚意によって実現することとなった。
募集人数は毎年1人。受洗したクリスチャンで教会員であること、学士以上の学位を有していることなどが条件となる。書類選考、面接で決定される。
申請書類の提出締切日は、①春学期入学(3月1日~6月20日)の場合、2016年10月28日(金)まで。②秋学期入学(9月1日~12月20日)の場合、2017年4月28日(木)まで。専用サイトにて、プログラムの詳細、申込書が公開されている。問い合わせは、同会議日本側世話人の日本聖書協会・広報募金部募金担当(電話:03・3567・1980、メール:[email protected])まで。