ローマ教皇フランシスコは26日、バチカン宮殿で、世界で4億人が利用する画像共有アプリ「インスタグラム(Instagram)」の共同創業者で最高経営責任者(CEO)のケビン・シストロム氏(32)と会談した。シストロム氏によると、2人は「イメージの力」について話し合ったという。
シストロム氏は26日、自身のインスタグラムに「今日、教皇フランシスコとお会いする栄誉にあずかりました。異なる文化、言語を超えて人々を団結させるイメージの力について話し合いました。私の人生において最も忘れられない経験の一つとなりました」とコメントし、教皇と一緒に写る写真を投稿した。
米ABCニュースによると、シストロム氏は教皇に、世界中の人々がインスタグラムに投稿した写真から選んだ10枚の写真をまとめた写真集をプレゼントしたという。写真は、ネパールで昨年発生した地震や北極における気候変動の影響、中東移民の苦境などをとらえたものだという。