大阪市淀川区の山陽新幹線の橋脚塗装工事の現場で4日午前3時ごろ、高さ約7メートルの足場が突然傾き、20〜40代の男性作業員8人が転落して負傷した。1人が頭の骨を折るなどの重傷だという。NHKなどが伝えた。
NHKによると、現場は淀川区加島の神崎川に架かる橋脚の工事現場。足場はパネル状で、複数のチェーンで吊られていたが、チェーンの一部が切れて、足場の上にいた作業員が滑り落ちるように転落したという。
産経新聞によると、足場の大きさは縦3.8メートル、幅7・2メートル。当時は、作業員9人が足場の上で工事の準備をしていたという。足場の上には、資材なども載っていたといい、警察はチェーンが足場の重みを支えきれずに切れた可能性もあるとみて調べている。