VIPプリズム「闇から光へ」の第18回講演会「受刑者を変える社会との交流~更生に不可欠な外部交通の意義と保障」が、7月25日(土)に東京都千代田区のカトリック聖イグナチオ教会で開催される。講師にNPO法人監獄人権センター理事の桑山亜也氏を招き、受刑者が更生していく環境に何が必要なのか、NPO法人マザーハウス代表の五十嵐弘志氏とのディスカッションを通して考えていく。
桑山氏は、同センター創立時から、受刑者と手紙を通した交流を行い、他にも刑務所内の状況や受刑者の人権を取り巻く環境を伝えるニュースの執筆から配信まで幅広く活動している。龍谷大学矯正・保護総合センターで、刑務所の処遇・社会復帰の方法の研究を6年間続け、現在は元受刑者と共生共存していくための情報配信や啓蒙活動を行っている。
受刑者と手紙などで交流する手段を「外部交通」と呼び、今回のディスカッションでは、このことが受刑者の更生のためにどのように必要なのかを語るとともに、現在日本では受刑者にとって大切な「外部交通」の権利が、どのように扱われているのかその実態を明らかにしていく。
入場無料。予約不要。問い合わせは、VIPプリズム(電話:080・3729・0067、メール:[email protected]、担当:五十嵐)まで。
日時:2015年7月25日(土)午後3時~5時(開場:午後2時半)
場所:カトリック麹町聖イグナチオ教会岐部ホール404号室
(住所:東京都千代田区麹町6−5−1)
定員:100人