海外で救われ、栃木県に帰ってくる人々を支援しているスモールグループ「RIT(Returnees in Tochigi)」が主催するイベント、スペシャRIT「日本からアイルランドへ そして帰国」が7月18日(土)午後2時から、日本キリスト宣教団峰町キリスト教会(宇都宮市峰1−16−8)で開かれる。北アイルランド出身のOMF宣教師アリソン・オア氏をゲストスピーカーとして招き、アイルランドの首都ダブリンでの日本人伝道について話を聞く。
アリソン氏は、1993年に家族4人で来日。OMF宣教師として、夫グラハム氏と共に、千葉県市川市のザチャペルオブアドレーションで、海外で信仰を持って帰国して来た人達をサポートしてきた。2011年に北アイルランドに帰国。OMFディアスポラミニストリーで特に日本人の帰国支援に従事し、14年にはダブリンJCFを立ち上げた。
RITでは、帰国者や帰国者支援に関心のある人々に向けたセミナーやバイブルスタディーを定期的に開いており、今回は、帰国者自身が主催する帰国者向きの集会。日本での帰国者の教会定着率が低いといった問題が指摘される中、教会につながった帰国者が、他の帰国者を励ます集会が開かれることは、「希望にあふれた素晴らしいこと」だと主催者は話している。集会には、帰国者だけではなく、海外日本人宣教、帰国者支援に関心のある人であれば誰でも参加できる。