【CJC=東京】十字架で処刑された直後のイエス・キリストを包んだと伝えられる亜麻の布「聖骸布」が、イタリア北部トリノの大聖堂で来年4月19日から6月24日まで一般公開される。教皇フランシスコも現地を訪れる。トリノ近郊出身で、修道会サレジオ会を設立したジョバンニ・ボスコ神父の生誕200周年を記念するもの。
チェーザレ・ノルシリア・トリノ大司教らが11月5日、バチカン(ローマ教皇庁)で記者会見し発表した。一般公開は5年ぶりで、2000年代に入って3度目。前回は40日間で300万人が訪れた。来年は同時期に、近くのミラノで万国博覧会が開かれる。