君が代強制反対キリスト者の集い大阪2014「戦争国家と信仰・良心」(同実行委主催)が、11月7日(金)に大阪市の日本基督教団東梅田教会で開かれる。入場無料、席上献金あり。
講演は、日本基督教団松沢教会会員、東京都公立小学校音楽専科教員、国立市第二小学校元教員の佐藤美和子さん。佐藤さんは2000年3月、勤務していた国立市第二小学校の卒業式での「ピースリボン」着用を職務専念義務違反に問われ、国立市教委より文書訓告を受けた。その後毎年、音楽専科教員として「君が代」のピアノ伴奏を要請され、主にキリスト者としての信仰上の理由から断り続けた。その結果、何度も理不尽な異動を強いられた。
2004年、東京都と国立市を相手取り、「ピースリボン」着用を理由とする処分、「君が代」ピアノ伴奏強要と「君が代」を弾かないことに対する報復などを訴えて、東京地裁に提訴(通称「ピースリボン」裁判)。2006年東京地裁、2007年東京高裁から棄却判決。2007年8月最高裁へ上告したが、2008年11月に上告を棄却された。証言は芦屋福音教会会員、大阪府立学校教員の奥野泰孝さん。
集会について同実行委は、「奥野さんの大阪府人事委員会と法廷での闘いを支えると共に、キリスト者全体、ひいては日本社会全体の問題として『信仰の自由』『良心の自由』を問うものにしたいと思います」と述べている。また、今春東京で「君が代時の起立の姿勢が悪かった」という理由で処分されたクリスチャンで教員の井黒豊さんについても、奥野さんと同様にそのの闘いを支えたいとしている。問い合わせは、舟木([email protected])、星出([email protected])まで。
日時:2014年11月7日(金)午後6時半~8時45分
場所:日本基督教団東梅田教会(住所:大阪府大阪市北区野崎町9−6)