保育の再発見
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保育の再発見(7)想像力が感情を生む
子どもと大人では目線が違います。前回も書いたように、当然、体の大きさによる目線の違いもありますが、物事の捉え方、想像力などの違いも顕著です。例えば、小さい子は、頭をぶつけたとか、ちょっとしたことで泣きます。
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保育の再発見(6)人生にはファンタジーが必要だ
結論からいえば、保育とは人生を連続させていくための働きだということです。それは、本人が人生を紡ぐ手伝いをすることであり、保育はまさに、その第一歩を支える働きなのです。また、本人が紡ぎ損なった人生をつないでいくために、福祉は存在するのです。
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保育の再発見(5)乳幼児の世界観を理解しよう
乳幼児の記憶とは、相当に未発達です。乳児であれば、目の前にあるものでも、目を離した瞬間に隠してしまうと、その存在すら忘れてしまいます。3歳くらいまでの子は、自分の周囲に感じ取れるものだけを認識しているのです。
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保育の再発見(4)保育の具体的なアドバイス 「死人テスト」「行動の積み木化」など
前回、保育において大切なことは、子どもたちの「自己肯定感を高める」ことであり、そのための方法として4つを紹介しました。今回は、保育における具体的なアドバイスを幾つかお伝えしつつ、「保育において求められること」についてまとめたいと思います。
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保育の再発見(3)「失ってはいけないもの」と「自己肯定感」から保育を考える
前回、戦後の75年余りの間に、日本の社会はさまざまなものを失ってきたと話しました。しかし、そうした中にあっても、失ってはいけないものがあると話しました。ここまで考えてみると、それが何なのか、既におぼろげながらに見えてきた人もいるかもしれません。
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保育の再発見(2)この75年間で社会が失ったもの
昨今、若者たちの突飛な行動がSNSなどで拡散し、問題視されています。そんな現状を見ていると、何となく悪霊の仕業か?なんて思ってしまいますが、果たしてそうなのでしょうか。そんな思いで聖書をめくっていると、こんな奇跡の場面に出会いました。
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保育の再発見(1)発達障害に対する接し方から考える「保育とは何か」
保育を語るときに、前提となる事柄があります。それは「保育とは養護と教育が一体となったものである」ということです。保育とは、子どもを一人の人として尊重して生かす働き(養護)と、その子が生きる力を紡ぎ出していくように導く働き(教育)なのです。
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